新源氏物語 (下) (新潮文庫)

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著者 : 田辺聖子
  • 新潮社 (1984年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101175164

新源氏物語 (下) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 癖がなく読みやすい源氏物語。与謝野版とか谷崎版とかいうくらいなら田辺版がおすすめ。「あさきゆめみし」はかなりこの作品を忠実に再現しているのが分かる。

    源氏と紫の上視点の作品だけど、紫の上は幸せだったのか?
    源氏の最愛になるよりも出家できた女性の方が結局は幸せを感じられる世界観のような気がした。朧月夜の生き方は自分の気持ちに忠実で現代に生きる自分が読んでも清々しくて共感できる。

  • 2015.10.09

  • レビューは上巻に。

  • 下巻は、「梅枝」から源氏の死までの巻が収められています。

    源氏が女三の宮を引き取る頃から、紫の上がしだいに仏道への思いを強くしていく心境の変化がやや辿りづらいようにも感じましたが、これは現代的な文章にそぐわないテーマであるせいかもしれません。

  • あー楽しかったー。きっと昔の女人たちもこんな感想だったかなと。

  • 因果応報ってやつですね。源氏の勢いとかを考えるとブチ切れてもいい事態ですが、昔の自分と同じことしてると思ったら責めれないですよねぇ。
    源氏が落ち着いて大して面白みがない分、夕霧がやらかしてくれました。何かあると花散里のもとへと行く夕霧が可愛いです。花散里は癒し系女子ですね。あたしも好きな女キャラです。
    紫の上に対しても散々後悔をぐちぐち言っているにもかかわらず、どこかラストは切なくホロリとさせられました。後悔するまでもなく紫の上を傷つけるって分かるじゃないの。これだけ女と接してて何言ってるんだと思いました。でも源氏の人生が終わったというわけではないのですが、一時代が終わったんだなぁという感じの最後でした。
    さらさらと読みやすい物語です。

  • 光源氏、晩年の日々。晩年なのにまだまだすったもんだが続きます。紫の上がかわいそうでたまらなかった小学生の私でした。

  • 「梅枝(うめがえ)」から「幻」まで。独自のタイトルがついていて印象的です。文章が解りやすい分、「読み飛ばす」ようではなくじっくり味わって読んでいます。夕霧と雲居の雁は本当かわいい夫婦ですね。あと朱雀院が本当にいい人です。ここまで裏表なくいいい人でいいのか?と「窯変」読者としては勘繰ってしまうほどです。とちらの朱雀院も好きですが。ここら辺は本当、訳者さんの味ですね。長い「若菜 上下」も収録されていて、柏木の悲劇が胸に痛いです。

  • 紫の上が亡くなった。嘆き悲しむ源氏。
    そして、柏木と女三の宮との関係。
    かつての源氏の行為そのままに罪を犯した柏木。
    改めて、父の思いを知る源氏。
    いつの時代も男と女の話には尽きぬものがある。
    登場人物の心もようが細かく鋭く描かれていると本当に感心する。
    読み応えのある小説である。

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