源氏がたり〈1〉桐壷から松風まで (新潮文庫)

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著者 : 田辺聖子
  • 新潮社 (2002年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101175256

源氏がたり〈1〉桐壷から松風まで (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 田辺聖子さんが大阪リーガロイヤルホテルで行なった講座を
    書籍にまとめたものとのこと。
    いいなぁ。その講座、聴講したかったなぁ。
    返す返すも残念ではあるけど、この本も語り口調でとても
    面白く読めます。お話が源氏物語をはなれるところもいい。
    聖子さんって心がふくよかな方なのだなぁと思う。
    教養とか知識、見識の度量だけでなく。
    そんなステキな作家の著作を読めることを幸せに思います。

  • 与謝野晶子、円地文子、瀬戸内寂聴…色んな人の訳で源氏物語読破に挑戦してきたけど、たいがい脱落。

    でも田辺聖子さんのなら読みきれるかもしれない。

    これは物語を読んでいるというより、聖子さんに講義受けてる気分。

    新・源氏物語の方が読み物としては面白い。

    個人的には夕顔と朧月夜、紫の上が好きかな~。

  • 田辺先生が実際に行われた講演の内容を文章化したものです。とてもわかりやすく面白い講演だったろうと想像できます。

  • 長編の源氏物語を3冊に集約しているシリーズ本です。
    この本って、田辺聖子さんに源氏物語のあらすじを
    語ってもらってるような本なので、とても読みやすかったです。

    全体的な感想。
    ひとことで言うと、非常に面白かったです。
    1000年前のお話しなので、習慣的なものは現代と違うけど、
    恋愛における人の心の動きは、昔も今もちっとも変わらないのね。
    ちょっとした事で幸せを感じたり、愛しいと思ったり、
    悩んだり、落ち込んだり、嫉妬したり、恨んだり。

    登場人物の関係も、随所にきめ細かい仕掛けがしてあって、
    この壮大なストーリーを、より面白くしてますね。
    みんな個性的だし、したがって恋愛の仕方も様々です。
    よくまぁこれだけのストーリーを紫式部は考えたもんだ、と感心しちゃいます。

    光源氏以後の”宇治十帖”のお話しは、言葉で説明しにくいけど、
    本編と比べて、かなり異質なものを感じました。
    この”宇治十帖”も紫式部が書いたんだろうか?
    別の人が後から書き加えたんじゃないのかなぁ、な〜んて思いました。

  • 源氏物語講座を文庫化したもの。
    耳触りのいい言葉で語られる物語は上品で、どんどん読み進めたくなる。
    姫君は贅を尽くした絵巻を眺めつつ朗読の上手な女房の語りに耳を傾け陶然となってたんだろう光景を夢想して
    物語とは「もの語り」なんだなぁと実感しました。

    日本史専攻の割りに古文は斜め読みしかしなかったのでこういう判りやすい本でお茶を濁してますが、いつか読んでみたいですねー

  • 「新源氏物語」についての、訳者の講演録。惜しくも絶版になってしまったようですが、田辺女史の柔らかな語りそのままに、源氏やそれにまつわる人々のあれこれが分かりやすく説明されています。「源氏はとっつきにくい」と思っている方は、まずここから始めてみてはいかがでしょう。

  • 源氏の世界がつかめたら、これを読みましょう。田辺聖子さんが、わかりやすーく源氏の講義をしてくれます。これであなたも源氏通。

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