リラ冷えの街 (新潮文庫)

  • 71人登録
  • 3.23評価
    • (2)
    • (6)
    • (15)
    • (2)
    • (1)
  • 10レビュー
著者 : 渡辺淳一
  • 新潮社 (1978年8月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101176031

リラ冷えの街 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • なんとか読み切ったという感じ。
    古いから?
    渡辺淳一だからと期待しすぎていたのかもしれない。
    有津もただの普通の男だったので、消化不良。
    人には薦められない。
    ---
    人工授精という、運命的で冷酷なめぐり合せを経て、十年近い歳月の後に、偶然のことから出会い、結ばれた有津と佐依子の愛。有津の面影を感じさせる佐依子の子供、紀彦を仲立ちとして、二人は、許されない愛を、激しく確かめあうのだが……。リラの花の咲く北国の街、札幌の四季の移ろいの中に、燃えようとして燃えつきぬ現代人の愛の虚しさを、流麗な筆に描く長編小説。

  • しばらくぶりの再読

    北海道を舞台に
    ものがたりが進行します。

    まあ、ちょっと昭和の香りがして、
    今風ではないかな・・・。

  • 湿地の大家・辻井達一先生がモデルとなったらしい
    プロフィール部分だけね

  • 一年に一回くらい渡辺淳一の本が読みたくなるよね~。
    これももちろん定番の不倫小説。
    でも新聞に掲載されたからか、いつもの艶かしいエロい表現がなくすいすい読めました。

    主人公の有津が学生時代に精子を提供した女性と、10年後に偶然会ってしまい、それから愛に溺れるという話です。

    読み終わって、なんかさっぱりしない自分の気持ちがあったわ。
    この有津。結構いい加減な男だよね~。
    勝手に女との愛に溺れて、妊娠までさせ、結局、自分の家庭の方が大事で、相手の女に「おろせ」と言う。自分はそんなんじゃないと言い訳してるけど、結局はそうなのよ。
    こういう男は一番許せない。
    女・佐衣子の方がまだ常識や理性があって、格好いい。
    お互い愛し合ってるのに、最後は愛してない人との生活を選択せざるをえなかった。と書いてあるけど、それはお互いに本当に愛してはいなかったんじゃないか。ただ、愛に溺れてただけじゃないか?って私は思うのよ。
    なんかさっぱりしない読後感。
    有津もさ~、「自分が精子を提供した」って言おうよ~。
    ほんとはっきりしない男だわ。

  • 母の本棚から拝借。大人の世界で・・・;

  • 借りた本。
    女性作家に男性の心情は著せないとよく言われるが、逆もまた然りかな。

  • 札幌の木に指定されているライラック。ちょうどこの季節、5月末から6月上旬にかけて咲き乱れているようだ。フランス語では、リラというらしい。

    「花埋み」を読んでから、渡辺淳一さんの初期の作品が好きになった。医療をテーマにした作品が多く、外科医としての豊富な専門知識と、男女の繊細なやりとりが相まった、深い内容の小説が多いように思う。

    この「リラ冷えの街」も、人工授精が一つのテーマだ。けれども、読み進めるうちに、人工授精はきっかけになっただけで、純粋な恋愛小説になっていると感じる。「どうでもいい時は許されて、本当に愛している時には産むことが許されない」切ないですね。。。

    やっぱり、いつの時代も男の人は勝手な生き物で、でもそれを受け止めることができるのが女の人なのかな、と思った。おそらく、女の人の勝手を男の人は受け入れられないのじゃないかな。

  • 2010/05/15-05/15

  • ムネミヤサイコ。例え他の女性を抱こうとも、私はその名前を思い浮かべる。
    一度も、彼女と話したことも、ましてや顔も知らないというのに。
    十四年という年月を経て、運命は偶然を交えて交錯する。
    何でもないときは許されて、本当に愛したときは許されない。
    後半部分が、もう、大人の恋だなって感じで。

全10件中 1 - 10件を表示

渡辺淳一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

リラ冷えの街 (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

リラ冷えの街 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

リラ冷えの街 (新潮文庫)はこんな本です

リラ冷えの街 (新潮文庫)の単行本

リラ冷えの街 (新潮文庫)の単行本

ツイートする