マリモ―酒漬けOL物語 (新潮文庫)

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著者 : 山崎マキコ
  • 新潮社 (2005年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101179414

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マリモ―酒漬けOL物語 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 酔いどれOL大山田マリモ。しょっちゅう泥酔して記憶は無くす、部屋は汚部屋、口は悪いし、すぐいじけるし…。可愛いところもあるけど、退職の仕方や何よりお酒の飲み方が無茶です。そりゃ坂上君も怒るわ。

    坂上君、顔はオタク面の犯罪者の卵だの散々な言われようですが、弱ってるの見抜いて様子見に来てくれたり、フォローしてくれたり、余りにもアホな言動には叱ってくれたり、なかなかに良く出来た青年じゃあないの。

    お酒に逃げてどうする。ダメすぎる元彼に逃げてどうする。もっとちゃんと色んなことに向き合って変わるマリモを見たい。まだ若いんだから。

  • 山崎マキコさんの「盆栽マイフェアレディ」(2008.6)に続いて「マリモ 酒漬けOL物語」(2002.4刊行、2005.3文庫化)を読みました。この作品が山崎マキコさんの処女小説だそうです。食品会社OL大山マリモ24歳は、高校の国語の先生の言葉を反芻しながら立派な人間になるため頑張りますが、酒飲んで酔っ払ってときどき記憶を失うていたらく・・・。人間のかなしみ、そして本当のプライドとは何かを説いた作品だと思います。読みやすかったです。読みやすい、これは私にとって大事なことです(^-^)

  • 小説としては未熟かも知れませんが、言葉が素直に心に届きます。

  • マリモは先生に出会えて、いいなあと思う。
    フキちゃんのような元カレがいて、
    危ない体験だったけど、私もしてみたいなって思う。
    でも、私は私を守ることが大事だから、
    マリモみたいに二日酔いになるまで飲んだりしないし、
    危ないことにはブレーキをかける。
    守るほどの価値があるとは到底思えないけど、
    結局自分のことが可愛いんだろうな、一所懸命なマリモが羨ましい。
    一時でも、困ってるんだよね、いいよって誰かに許されたいなって思うけど、みんな忙しいから、自分でやらないといけないんだ。
    自分でやれれば簡単なのに、人にして欲しいのは、どうしてだろう。
    そういうの、ずっと、欲しがってる気がする。

  • タイトルと表紙に騙されました。重い。
    OLというか社会人の苦悩ですね。
    先生がいるだけ幸せな人かと思います。
    先生を思うときや会話で泣きました。
    坂上君も素敵なキャラです。
    だからこそ、ラストが弱い気がしました。もう一歩欲しかったです。
    あと、個人的に漱石の「こころ」を思い出しました。

  • なくして初めて大事だと気づくことは、
    残念だけど本当に多い。

    もっと早く気づけたらいいのに。

    「わたしはいつでも一人だと思っていたけど、
    そうでもなかったらしい。」

  • 一冊の中でドンドン文体が変わっていくスタイルってのもアリなんだなぁ

  • 共感できるかと思ったけど、なんだったんだろう

  • お風呂サク読み用に100円で購入。
    酒に飲まれる描写がやけにリアルで、
    ふむふむわかるぞと思うことだらけ。 

    これを読んで共感してしまう人は間違いなく酒飲み。 
    読みながら酒が呑みたくなった、あなた、重症です。
    これを肴に呑みましょう。

  • 精神的に普通の社会生活が送れない
    OLの話。

    トラウマは人それぞれあるけど、強すぎたり、特殊すぎると
    社会生活が苦しくなるなぁと改めて思う。

    自分もOLだけど、ここまで特殊でないにしても
    、何かしら共感できる。

  • 軽そうなタッチだと思ったけど、途中から段々ディープな方向に。
    人間の葛藤が描かれているのはいいけど、もう少し読ませる工夫が欲しかった。
    デビュー作だからしゃあないか。

  • 大酒飲みのOLマリモ。
    起用なんだか不器用なんだか。

    飲みすぎもホドホドに。

  • 食品会社のOL大山田マリモは時々記憶を失う。つい酒でウサを晴らし、飲み過ぎてしまうからだ。立派な人になろうと思って、商品企画もがんばっているのに。気がつけば上司に見てられダメOLの仲間入り。ああ先生、私の居場所はどこにあるんでしょう…。高校時代の恩師、奈良原先生の言葉だけが心の支えである。いつも一所懸命だけどへこみやすく純情な、酒漬けOLマリモの「魂の物語」。

  • どーせくだらねぇだろってタカくくってたけど、
    けっこうおもしろい。
    先生の話が深いし、
    独特のギャグもテンポがいい。
    こういう文章が書けるようになりたい。

  • あんたの幸せは、そこなんじゃなかろうか。
    と、何度行ったか知れない。
    人にはありありと見えてるシナリオが、自分じゃ全然見えない不思議。

  • この表紙と題名に騙されました。
    っ絶対、ダメOLの生活が面白おかしく書かれてる娯楽本だろうと思ったのに!

    ヤラレタ〜

    心にずっしり来ます。
    電車で読んでいて、涙をこらえるのが大変でした。
    しかし勘違いしないでほしいのは、この本は
    「泣かせたるで〜いいはなしやろ?ホラ泣けっ」って本が主張してくるような本では全くありません!!
    これは、私の力量では表現できないくらい、いい本です。
    とくに、最近自分自身が倦んでたので、シンクロしたせいかもしれませんが。


  • 山崎マキコさんの本で一番初めに読んだ作品です。
    ただの酒漬けOLの物語?と思いきや、奥が深くなんだか勇気づけられる物語です。

  • 表紙がおおたうにさんだったし、酒漬けOLっていうフレーズに惹かれて購入。
    でも酒漬けのお酒が楽しいお酒じゃなくって、辛くて飲むお酒だったものだから、読んでて辛くなった。
    人生に生きづらさを感じてしまうことについて考えた。

  • マリモって自分の名前ってところでいちころでした。

  • 私これ、コミックエッセイの『よっぱらい研究所』みたいな感じかと思って借りてきたのですが。
    ……痛すぎる……マイナススパイラルにうっかり乗りそうで苦しくなってしまった。いや、乗っているから苦しいのか?
    もちろん、そこここに浮上の手がかりはある。
    主人公もつかみかけている。何度もつかみ損なってるが。
    ああ、でも私は?
    ……どうもうっかり地雷を踏みそうなので、やっぱり現代お仕事ものはそろそろ手を引こうかなぁ……

    解説 / 藤田 香織
    カバー装画 / おおた うに
    デザイン / 新潮社装幀室

  • 3回くらい読んだかな。
    なんとなく自分に近いんじゃないかとタイトルだけ見て買った本。

    『自分が決めた基準を相手が満たしてくれないからといって、傷つくのは間違っている』

    すごく納得して、心に残っている一文です。ぐだぐだしてそうでたまにこういう響くところが出てきます。

  • 号泣…本の表紙とタイトルに、うまい具合に裏切られた一冊。

  • 仕事は上手く行かない、憧れの上司には見捨てられる。気付くといつも、ひとり。周りの人との距離が上手く測れなくて、孤独を感じ、淋しさに呑まれそうになるからお酒をあおる。そして、記憶も失う。<br>
    ぐるぐるとループするマリモの生き方。ちょっと共感するような、しないような。仕事始めたらこういう孤独を感じるようになるのかなぁ……。

  • 購入ポイント:「かばんの中にキウイ」<br>
    コメント:予想を反して重めの内容。ちょっとしたところが面白くていい!

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マリモ―酒漬けOL物語 (新潮文庫)の作品紹介

食品会社のOL大山田マリモは時々記憶を失う。つい酒でウサを晴らし、飲み過ぎてしまうからだ。立派な人になろうと思って、商品企画もがんばっているのに。気がつけば上司に見てられダメOLの仲間入り。ああ先生、私の居場所はどこにあるんでしょう…。高校時代の恩師、奈良原先生の言葉だけが心の支えである。いつも一所懸命だけどへこみやすく純情な、酒漬けOLマリモの「魂の物語」。

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