スズキさんの休息と遍歴―またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行 (新潮文庫)

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著者 : 矢作俊彦
  • 新潮社 (1994年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101180151

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スズキさんの休息と遍歴―またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ほのぼの系の休日の話かと思ったら、
    かつての学生運動戦士の、
    ちょっと笑える、いまだに戦う休日のお話だった。。。

  • 裏表紙に「超ど級の話題作」とありますが面白い話題作ではあると思います。スズキさんと、その一人息子ケンタとがシトロエン2CVで東京から北海道まで、旅をします。そのチン道中の中、スズキさんの断片的な回想により、過去を取り戻してゆくプロセスです。一冊の古本「ドン・キホーテ」の送り主でかつての同志の名前は、実は。。。。というオチもあり、楽しめる力作です。

  • スズキさん、年齢、40歳を過ぎたくらい。広告代理店の副社長。社会的な地位もある彼は、怒っていた。妻が妹と海外旅行にでかけることをきっかけに息子を母に預け、初めて有給休暇をとるはずだった。妻を見送る朝、郵便ポストに入っていた「ドンキホーテ」。
     スズキさんは駆り立てられるように息子を連れ、シトロエン2CVで会津若松へ向かう。本の送り主であるかつて学生運動時代の仲間に会うために。時代は変わり、かつて共に闘った仲間も「それなり」の生活を営んでいた。そして旅は会津から八戸、最後は北海道まで続く。スズキさんの行動はどこかおかしく思えるのだけど、自分の信じることを貫き通すという、だんだんと失われていくものを持ち続ける彼は、読みながらとても眩しい存在になる。彼をこの旅へと動かした「ドンキホーテ」とスズキさんを重ねることもできるが、人はいつまでもドンキホーテのままではいられない。問題は、その夢のあと自分に何が残るか、何を思うか、だ。この作品を読んだあなたにも明日への何かが伝わるといい。

  • -30過ぎの言うことなんて信じるな-

    けだし名言!が各所に散らばっており、しかも、名言はたいてい、矢作俊彦自筆のイラストや文字で大きくハイライトされているのがいい。パラパラっと流しても目に留まるからね(すみません)。主人公のスズキさんは今は普通に社会適応してますが、実は学生闘争時代の闘士でしてね、ふと「ドン・キ・ホーテ」好きだった過激な同士を探す旅に出る。2CVに乗ってね。どちらに曲がるかわからなかったら必ず「左」に曲がるのよ!笑あり涙あり、読み終わったら元気がでる!この時代の人ってハードボイルド感あり魅力的。

  • 久しぶりに再読。スズキさんの造形が最高にいい。それと、文体がステキ。ガンバレ、ダンカイ!

  • コドモな過去があるからオトナたりうるのだろうか・・・オトナがオトナであろうとすることは、かくもカッコよくてカッコわるい。

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