ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

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著者 : 塩野七生
  • 新潮社 (2002年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101181516

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ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 歴史に疎いので知識を得ようと思い,手を取った。

    ローマでの歴史を基にかかれたお話で,
    何冊も続いているシリーズものの1冊目。
    最後まで読み切れるか若干不安ですが,
    読みやすかったです。

  • ローマの成り立ち、7代続いた王政、共和制への移行が綴られている。
    最後に少しだけギリシャの歴史についても触れられている。
    ローマの王1人1人に特徴があって読んでて面白かったです。
    7代続いた王政が世襲制じゃなかったのには驚き。

    ローマ人達は身の回りの色々なものを神にしてしまう多神教だったそうです。
    キリスト教とは正反対ですね。
    個人的には多神教的な考えの方が好きかもしれない。
    夫婦喧嘩の神のエピソードはなるほどな、と思った。

    ギリシアのポリスについては、世界史でちらっとやったけど、こんな経緯があるのは初めて知ったなぁ。
    ギリシア史についてもう少し詳しく知りたくなりました。

    個人的にはスパルタには絶対に住みたくないです。

  • ギリシャから始まりローマに移っていく歴史が語られていく。 最初の1巻だけでは国家の作りはわからないが、ローマはギリシャをモデルにして作られており、ローマは一日にしてならずの通り、数百年の歳月がかかっている。

  • ローマ人をめぐる壮大な物語のスタート。高校生のころに途中まで読んで挫折した。が、相変わらず歴史作品としてはおもしろい。今巻は建国初期のローマや、ローマに影響を与えたギリシャの歴史を扱っている。昔世界史でやったなあと思い出しながら、引き込まれて読んだ。

  • 一巻のみでなくこの「ローマ人の物語」全巻を読み終わっての感想でありますが、ヨーロッパがどのようにして出来上がってきたのかがこのように面白く読ませてくれるものは無いと思います。
    特に何がスバラシイかと言いますと、実に地図の使い方が上手い!
    若干クドイくらいに地図が、文章とともに出てくるのでどこで何が起こったか、常に確認出来ます。

    もちろん教科書のような無機質なものではなく、
    個人的に塩野オバサマから「イイ男ってのはね、、」とサロンで語りかけられるような部分もあり、その時代を生きた生の人間への評価を通して人として学ぶもの、もしくは反面教師とするものを教えていただいた気もします。

  • 軽い気持ちで手に取ってしまったがために、
    その後何十冊も買うはめになってしまったきっかけの本。
    とかくドラマチックにしたがる国の興りを、
    至極冷静にとらえている点がとてもいい。

  • 紀元前753年のローマ建国からイタリア半島統一の約500年間が上下巻で描かれる。

  • P75
    宗教は、それを共有しない人との間では効力を発揮しない。

  • 終盤が結構な駆け足だったのはさっさとペリクレス時代に辿り着きたくてたまらなかったからなんでしょうね。

  • この巻の内容はどこまでが伝説でどこからが史実なのかよくわからない。ローマの初期の王は優秀な人物ばかりで、本当にそんなことがあり得たのかと疑問に思うほどだ。七代の王のあと、ローマは共和制に移行する。

  • 一地域の弱小民族にすぎなかったローマ人が、どのようにして強大になっていったかの黎明期について書かれている。
    横文字の固有名詞がたくさん出てきて全く覚えられないが、面白いのでどんどん読めた。
    いまのイタリア人からは想像できないけど、昔のローマ人は義理堅い・質実剛健な民族だったのだな…不思議。。

  • 長い長い大河ドラマ。でも最高に面白い。私はハンニバルのポエニ戦争のくだりがお気に入り。紀元前にすでに共和制が整ったローマはさすがだな。

  • ローマの起こりから共和政ローマまで、周辺の国の様子も含めていきいきと描かれている。教科書ではたった数行数ページで終わってしまうところでも、これほどドラマがあってたくさんの人の活躍していたのかと驚かされた。
    学生時代は歴史が嫌いでほとんど勉強していなかったが、歴史に興味を持つきっかけとなった。

  • 塩野七生さんのシリーズ『ローマ人の物語』の43巻の中の1巻目を読了です。本書は、ローマの建国時代から、王政、共和制まで。さらに、ローマ法を編纂するために調査団がギリシアに派遣されたということで、ギリシアの歴史をペルシア戦争まで振り返ります。

  • 西洋版の司馬遼太郎と思って買ったけど、小説というよりは新書に近い体裁だった。それでも歴史を学ぶには十分興味をかき立てられる内容なので、続きも買って読もうと思う。

    P67 多神教では、人間の行いや倫理道徳を正す役割を神に求めない。一方、一神教では、それこそが神の専売特許なのである。

  • 分かりやすく書かれていて、ローマやギリシアの歴史がすいすい頭に入ってくるが、筆者の説教や思想が文章中に紛れ込んでいるのが玉に瑕。

  • ローマ建国後間もない時期の話。
    小さな国が、どうやって少しずつ大きくなるのかを知ることができる。
    いきなり大敵と対峙してはならない。
    少しずつ、しかし着実に、力を蓄えるように舵を切らなければならない。
    たとえば、征服地の住民のローマ移住・市民権付与の施策などがそう。

  • ローマの始まりから、共和制への移行までの流れが分かりました。
    非常に分かりやすく、読みやすく書かれています。
    古代ギリシャとの関係も興味があります。
    展開が楽しみです。

  • 世界史を知るの延長上で、この壮大な物語に取り掛かることに。43巻もあるので気長に読もうと思います。
    「文庫刊行に際しての著者から読書にあてた長い手紙」の中で、各巻を分冊にしてハンドバッグに入れても持ち運びが容易というような内容が書いてあったのが気に入りました。このような文庫は16世紀初頭にヴェネツイアで誕生したということも驚きです。
    ローマの建国から始まる物語は、紀元前に遡り、この年代であるならどこの国でもそうであるように、伝承の神々の世界が登場するのでワクワクします。30万もの神々がいたという古代ローマにもびっくりします。

  • 前から読みたかった。専門書、小説、エッセイ的要素。ところどころに筆者のピリッとした見方が書いてあるところがいい。Rome was not built in a day. 中学生の時、先輩からもらった言葉。

  • 初出のハードカバーで全15巻、この文庫版で全43巻の長編歴史小説、『ローマ人の物語』に手を出した。
    著者のファーストネームは七生、七夕生まれだかららしい。何となくそれに合わせて七夕に開き始めた。

    よくある誤りとして、この本を「歴史」として扱うというものがある。
    いかにもそれっぽく書いてあるが、これは歴史を元にした小説である。
    まぁノンフィクションとしてしまっても良いのかもしれないが、歴史を知ろう!という目的の場合は話半分の方が良さそうだ。
    如何せん私は通史すら頭に入っていないので、何処に騙されるか分からない。一応「面白い読み物」として読むつもりでいる。

    この1巻は2巻とセットで元の第1冊目「ローマは一日にして成らず」となる。
    タイトルの通り、一日にして成らないところを、何日掛けてどういった紆余曲折で成ったのかを綴っているのが第1作目。
    つまりローマが所謂ローマになるまでの道程である。
    某所では「何処から読んでも大丈夫だし、面白さにムラがある。2冊目の『ハンニバル戦記』は面白いからそこをまず読むと良い」と、「1冊目は面白くないですよ」とも解釈できる表現をしているが、そんなことは無かった。

    上巻では最初に王政として成長していく姿を描き、ちょうど真ん中くらいで共和制に移行する。
    なお共和制の章のまま下巻が終わるところまで行く。

    ローマ人は同化の民族。
    征服しても滅ぼしたり奴隷にしたりといったことはせず、基本そのままにしておいて直接税(兵士の提供)だけを要求する。
    これは王政時代からの伝統で、支配したばかりの民族からローマの国王すら出している。
    これが可能となるのは宗教観が多神教であるところが一因。
    日本も多神教では有名だが、ローマでは夫婦喧嘩の神様までいるというのが面白い。しかも実用的。是非読んでみて欲しい。

  • 体力、知力、技術力、経済力という面で周辺民族よりも劣っていたローマ人。しかし、なぜそのローマ人だけがこのような大を成すことができたのかーー
    この「ローマは一日にして成らず」は古代ローマの建国から500年間を扱った本です。
    何より素敵なのは著者の宝石のように散りばめられた、はっとする文章の数々。

    「……のちにローマが大をなす要因のほとんどは、この五百年の間に芽生え育まれたのである。
    青少年期になされた蓄積が、三十にして起ったときにはじめて真価を問われるのに似て」

  • 読書録「ローマ人の物語1(文庫版)」4

    著者 塩野七生
    出版 新潮社

    p28より引用
    “好調の時期ですら一歩前進半歩後退と評し
    てもよいくらいで、悪くすると十歩も二十歩
    も後退してしまい、もとにもどるまでに数十
    年を要するという、苦労の絶えない長い歳月
    の物語になる。”

    目次から抜粋引用
    “落人伝説
     建国の王ロムルス
     ローマ、共和国に
     ギリシア文明
     ペルシア戦役”

     歴史作家である著者による、人類史上に大
    きな足跡を残した古代ローマについて記した
    一冊。シリーズ第一弾。
     ローマの誕生からペルシアとギリシアの戦
    いまで、史実に著者の主観を上手く合わせて
    書かれています。

     上記の引用は、序章での一節。
    どれ程歴史に名を残す国や人々であっても、
    いまいち上手くいかない時はあったのですね。
    今現在上手くいっていなくても、いつか上向
    きに事が運ぶように、日々を過ごしたいもの
    です。
     単行本一冊分を、上下に分冊されているの
    で、少しずつ読むのに具合が良くなっていま
    す。上巻を読んで、イマイチ合わないと思っ
    た時は、半分で読むのをやめることも出来ま
    すし。
     紀元前の人達の話ではありますが、現代に
    も同じような困り事が当てはまり、人間は生
    きている限り同じようなことで悩むのだなと
    思ってしまいました。

    ーーーーー

  • 【資料ID】162883
    【分類】232.4/Sh75 /1
    地理・歴史のコーナーに並んでいます。

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前753年、一人の若者ロムルスと彼に従う3千人のラテン人によりローマは建国された。7代続く王政の下で国家としての形態をローマは整えてゆくが、前509年、共和政へ移行。その後、成文法制定のために先進国ギリシアへ視察団を派遣する。ローマ人は絶頂期のギリシアに何を見たのか-。比類なき大帝国を築きあげた古代ローマ。その一千年にわたる興亡の物語がいま幕を開ける。

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