- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101181547
感想・レビュー・書評
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ハンニバル、ついにイタリアへ。
緊張感あり、ローマがどうなっていくのか
ワクワクしながら読めた。
後世に生きる私たちは結果を知っているけど、
それでも面白い。
歴史の教科書だけでは面白みも感じられないけど、
こうやって読んでいくと古代ローマへタイムスリップしたような感じがする。
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登場人物たちのセリフはひとつもない。
だけど彼らの心境が素直に伝わってくる。
ポエニ戦役の予備知識を、今まで持ってなかった自分に感謝したくなるくらいに、
ハンニバルの知略と戦術は読み応え充分! -
ローマ人の記憶に
刷り込まれた悪夢
現代まで残るトラウマ
ハンニバルが来る
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ハンニバルとローマの攻防。面白い!象は戦車扱い、ローマ人の指輪は印鑑などへぇと思うことも多数。戦いには情報が大事だとかは今にも通じる。「天才とは、その人だけに見える新事実を、見ることができる人ではない。誰もが見ていながらも重要性に気づかなかった旧事実に、気づく人のことである。」
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素朴に世界が違うというか、広さが違う。これは中国にも言えることですが。
その意味で、地理という条件が与える影響というのは、想像以上に大きいんでしょう。
2000年以上も前でこれだけの「面」で歴史が展開するのですから。 -
今巻は第二次ポエニ戦役の物語。カルタゴの名将ハンニバルがアルプスを越えてイタリアに侵攻。稀代の名将相手に、ローマ大ピンチ!
ローマ側は「イタリアの盾」ファビウス、「イタリアの剣」マルケルスなどが活躍、そして若き知将スキピオが登場。歴史上のことなので結果は分かっているんだけど、ハンニバルが強くてハラハラした。あと、数学で有名なアルキメデスも出てきた。この時代の人だったのか。 -
この中巻では、ハンニバル戦記の内「第二次ポエニ戦役」の前期~後期まで書かれています。
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10年ぶりに再続