ローマ人の物語〈15〉パクス・ロマーナ(中) (新潮文庫)

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著者 : 塩野七生
  • 新潮社 (2004年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101181653

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ローマ人の物語〈15〉パクス・ロマーナ(中) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • アウグストゥスの統治下でのパクス・ロマーナ。著者も書いていたが、実績としてはものすごいが、読み物としてはちょっと退屈かな

    P32
    ローマ人は法の創始者でありながら、次のような格言さえ遺しているのである。「公正を期してつくられるのが法律だが、そのあまりにも厳格な施行は不公正につながる」

  • アウグストゥスの改革
    ゲルマニア制圧
    アグリッパ、マエケナス、ドゥルーススの死

    平和の祭壇は見てみたい。

  • 広大なローマ帝国に平和で安定した状態をもたらそうとしたアウグストゥス。実行したことはローマ市民権所有者全体の強化。1.少子化対策。子を沢山持つ親への税制上の優遇。2.軍事再編成。侵略から防衛への転換。退職金制度の整備など兵士の労働条件の向上と確立。3.税制改革。財源確保のため当時としては全く新しい概念だった相続税の導入。驚くべきは表立った反対もなく、これらが施行されていったこと。カエサルと比べて保守的と評されるアウグストゥスだが、リーダーは強かだ。

  • 紀元前1世紀末のローマで少子化対策が必要だった。
    マキャベリの言葉が紹介されている。「いかなる事業も、それに参加する全員が、内容はそれぞれちがったとしても、いずれも自分にとって利益になると納得しないかぎり成功できないし、その成功を永続させることもできない」なるほど。民主主義、権利主義の高まりに伴い、スピーディに決めることは難しくなる。

  • 「ー」

    アウグストゥスの改革途上。

  • 4-10-118165-9 210p 2004・11・1 ?

  • 制度の話が続くので退屈といえば退屈。ただ続けて読み進めていきたい。

  • 「帝政」の名を口にせず、しかし着実に帝政を ローマに浸透させていくアウグストゥス。彼の頭 にあったのは、広大な版図に平和をもたらすため のリーダーシップの確立だった。市民や元老院か らの支持を背景に、アウグストゥスは綱紀粛正や 軍事力の再編成などに次々と取り組む。アグリッ パ、マエケナスという腹心にも恵まれ、以後約 200年もの間続く「パクス・ロマーナ」の枠組み が形作られていくのであった。

  • 「帝政」の名を口にせず、しかし着実に帝政をローマに浸透させていくアウグストゥス。彼の頭にあったのは、広大な版図に平和をもたらすためのリーダーシップの確立だった。市民や元老院からの支持を背景に、アウグストゥスは綱紀粛正や軍事力の再編成などに次々と取り組む。アグリッパ、マエケナスという腹心にも恵まれ、以後約200年もの間続く「パクス・ロマーナ」の枠組みが形作られていくのであった。

  • 塩野さんも書いていたけど、カエサルが革命を成し遂げた後に、ローマの世界を安定させるにはアウグストゥスは適任だったと。

    ちょっとアウグストゥスが可哀想なのは、アウグストゥスの前任者がカエサルってこと。後継者選びで失敗したり変な失敗してるしね。

    でも、それを差し引いても、体が弱いのに辛抱強く平和のローマを作ったのは、常人では無理だよね。。何千万にもの人の上に立って、成功させるのはかなり難しいことだと思うしね。

  • 確かに盛り上がりに欠ける。でもそれこそがパクスロマーナの基礎を築いたアウグストゥスの生き様なんだろう。

  •  皇帝としての足元を固めたアウグストゥスが,地中海を「内海」にしたローマの版図に適合するとともに,その政体を長期にわたって維持するために創作した,「帝政」の基礎を確立した統治中期の物語です。着実に目標点を見定め,新生ローマにふさわしい「平和(パクス)」を実現したアウグストゥス帝が構築した体制は,ローマの進むべき方向性を示したユリウス・カエサルの後継者として,そして初代ローマ皇帝として十分なものであったと思います。

  • アウグストスは77歳まで生きた。その中盤の最も脂の乗った治世をジャーナルしているのが本巻。ユリウス姦通罪・婚外交渉罪法、ユリウス正式婚姻法、世紀祝祭、平和の祭壇建設、軍制改革、近衛兵団創設、税制改革と相続税創設、アグリッパの死、マエケナスの死、ゲルマニア侵攻、ドゥルーススの死とティベリウスの引退が大きな柱。事績が列記されているだけなのがアウグストスなのだ。もちろん著者の記述はそう感じさせないが。天才と言われるカエサルさえも成し得ぬまま道半ばで倒れた。アウグストスだからこそ引継ぎ成しえたのは、カエサルのようなドラマではなく、淡々と事実を積み重ねたから。それが共和制を骨抜きにして、結果として帝政に以降せしめた秘訣なのだ。

  • 統治中期(紀元前18年~前6年)
    アウグストゥス、45歳~57歳

  • パクスロマーナ、だんだん平和で退屈な時代になってきた。ただでさえ文章が下手で読みにくいのに、時代背景も退屈と来ては、なかなか読み進めるのがつらい。途中断念。

  • 地味だ・・・でも、最後の方は面白くなりつつある。ティベリウスの反乱。分かる、分かる。やっぱりアウグストゥスは分からないんだろうな。アウグストゥスは、アグリッパとマエケナスという人材に恵まれたこそであって、カエサルのようなカリスマ的天才ではないんだろうな。まあそれも一つの才能ではあるのだけど。しかし、無理やり愛する妻と離婚させられて、アウグストゥスの娘のユリアと結婚させられてまで尽くしたティベリウスはやるせないだろうな。とか思ってしまう。

  • アウグストゥスの話はすごく面白いわけでは無いがたんたんとどうやって帝政化がなされて行くのかが気になって読み進めている感じである。

  • アウグストゥスの統治がはじまり、徐々にその次の世代への移り変わりが見え始める巻。側近であり親友であった者の死や、後継者たちの思惑が出始め、完璧に思えたアウグストゥスの統治にも歪みが出始める。その歪みの中で次の世代がどのように育ち、ローマを動かしていくのか、次巻に期待。

  • 読書日:2012年10月9日-13日
    title in Italiana:PAX ROMANA.
    Augustusに対する評価が愛妻の長男ではなく、孫を後継者候補にした事で少し下がりました。
    でも「Pax Romana」を掲げて国の為にと精力を尽くす様は変わらず尊敬します。
    中でも驚いたのが現代Italiaのregioとほほ同じである事です。
    2千年経っても然程変わらない地方分割は本当に凄いです。
    また、親友の死、候補にしていた孫2人の死と、死が目立つ巻でもありました。

  • オクタヴィアヌス改め、アウグストゥスの治世中期ですね。この辺になってくると、そこまでダイナミックな動きはないように感じました。後の巻をすでに読んでいるので、特にそう思いますが、アウグストゥスにとって幸運だったのは、よき友人・仲間に恵まれたことだと思いました。彼にアグリッパがいなければ、勝ち残ることもできず、アントニウスに負けていたでしょう。それに、マエケナスがいなければ外交上の成功だけじゃなく、精神的にかなり辛いものがあったのじゃないかと思いました。

  • ・平和の祭壇(ヤラ・パチス)
    ・軍事再編成と防御線の移動(ライン川→エルベ川)
    ・ドゥルーススの死とティベリウス

  • アウグストゥスの両腕、アグリッパとマエケナス。
    ドゥルーススとティベリウス。

    内政改革とゲルマニアに進行するお話の前半戦。

    やっぱりカエサルが面白い。

  • アウグストゥスは血にこだわりすぎたんだ…

  • アウグストゥスの統治中期。天才故の孤独。

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