残るは食欲 (新潮文庫)

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著者 : 阿川佐和子
  • 新潮社 (2013年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101184555

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残るは食欲 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 新潮文庫の100冊の一冊。表紙がおいしそうでつい購入してしまいましたが、考えてみると阿川さんの本は初めてでした。立ち読みの時点で読みやすかったのですが、毎日少しずつ読むのが楽しくっていい気分転換になりました。

    スランプになったり天才か!って思ったり、失敗したり一回作ると同じものは二度と作れない…とか、共感する部分が多くて、ひとりで笑う(不気味…)ことがしょっちゅうでした。

    様々な食関係の由来がサラッと書かれていて、「オー、御御御付け」なんかは、郷里の祖母を思い出して懐かしい気分になりました。根が食いしん坊なので読んでいるとお腹が減ってきて、私もゆでたジャガイモでギュイーーン料理作ろう!と思ったのでした。面白かった。


    2017年積本消化27冊目。本棚保存。

  • 久々に佐和子さんの本を読む。いいですねぇ。文章のゴロというか、語感、表現から単語まで、自分がこう書きたいという思いとまさに同じなのである。

    食べ物への愛着や、料理展開も私好み。エッセイで読む限り、とても多くの共通点を共有していると思うのですが… 世が世なら、是非とも三顧の礼をもって奥さんとしてお招きして、面白い夫婦生活を送れていたのでは?とも思うのですが… ただ、当方、ノッポの女優さんの年季の入ったファンなので、途中で浮気なんかして修羅場となっていた恐れもあります (フムフム)。

    この手の空想は昨日今日始まった訳ではないのと、空想である事理解してますから大丈夫です (何が大丈夫なのか分かりませんが) 。何れにせよ、是非お一人様のお食事から解放してあげるお手伝い位はさせて頂きたいと切に願っております。ご馳走しますので如何ですか?佐和子さん?

  • 語り口が滑らかでとても読みやすいエッセイ。これくらい肩の力を抜いていいんじゃないかなと思わせてくれる。
    残るは食欲といいながら、執着しすぎないのもいい感じ。
    新しいことを取り入れたり、アレンジしたりする姿勢もすてきだなと思う。

  • 読んでみると、「作ってみようかな?」へぇーなるほど。となることが多い。するするーと読めました。阿川さんの他の食の話も読んでみたい。悪友と呼ぶ檀ふみさんとの本も読みたくなった。

  • 読むとお腹が減る本。阿川佐和子のエッセイは軽〜い気持ちで読めるので好き。また檀ふみとリレーエッセイしてくれないかなー

  • 阿川さんがクロワッサンに連載していたエッセイの文庫化。一つ一つのエッセイが軽妙で力を抜いて楽しむことができた。人間誰しも食欲はあるけど、食いしん坊の方が人生は楽しいんだろう。かくありたい。
    こども電話相談室のようなtipsもいい。

  • 星3つだけど、それは感動!とか読後に考えさせられる、とかがないからであってこの本は大好きです!!!
    エッセイって軽く読める分、作者の書き方とか考え方が面白くないとあんまりハマらないんだけど、阿川さんの遣う言葉が上品で可愛らしくて、楽しく読めちゃう。「どうじゃ?」とか笑

    テーマも食べ物だから、共感できることが多いし。

    何が心に残った、とかはあんまりないんですが、料理の失敗も成功もつまっていて、癒される本でした!阿川さんの本、また読みたいな。

  • 常に次のごはんのことを考えている私にとってぴったりの本。容易に料理が想像できて唾液が止まらない!雑誌での阿川さんのエッセイを読んだことはあるけど、本を読んだのは初めてで。(これもクロワッサンのエッセイのまとめではあるが)さくさく読めて、息抜きに最適。疲れたときに読んで食の世界に入っていきたい、、、。

  • 1遍5頁ほどの食欲増進エッセイ。どの話を読んでも食べたくなる。
    なんでもたくさん食べる阿川佐和子からは、健康的で素敵な人柄が滲み出ている。
    お気に入りは「一丁の至福」「未練ケーキ」「情熱果物」「かしわいずこ」。

  • 阿川さんの食べる系エッセイはすごく好きです。グイーン料理。わかります。すごく凝ってなくていい。普通の中に食べる幸せが感じられて、ああ、わかるわかる。って読める。湯豆腐だけの夕ご飯、今度やろう。

  • バリバリ働き、自由に料理して、シアワセに頂く、何とうらやましい!

    レーズンバター、サラダ・ニソワーズ、一時ハマったなあ~
    「鴨南」と聞けば、口が勝手に「蕎麦」と発音してしまう「パブロフの蕎麦」面白い。
    美味しく楽しいエッセイでした!

  • TVで拝見しているキャラそのものの軽妙な語り口で、すらすらと読めました。
    自分でも作ったことのある料理が出ると本を読みながら「あれ、美味しいよね」と同意したり、自分でも作ってみようかなと思う料理もあり、幼い頃の食べ物の記憶もあり、とにか食欲出ること間違いなしなので、空腹時は注意です。

  • なぜか嫁になれない阿川佐和子の食エッセイ集。つまらない外食レポートではなく、自分で大小さまざまな料理をしたり、阿川家の食文化を語る内容で、(性格そのままの)自虐的で諧謔に満ちた文章は読んでいてとても清々しい気分になる。

    なんと云っても料理が上手。冷蔵庫にある残り物の食材で一品二品と作る手際の良さは素晴らしい。この本を読んで嫁にもらいたくなる男性が数多く生まれるに違いない。しかし嫁に行った気配がないのは、どういう世界の道理なのだろうか。

    「出会いがいかに遅くとも、出会ったことに意義がある」(「カヌレ君の功名」より)

  • アガワさんの作るローストチキンいいなぁ。何かご飯、というより、アガワさんの手料理が食べたくなる本。

  • 食エッセイ

    阿川さんは小説もエッセイも面白い。
    タイトルからして秀逸!残るは食欲。
    阿川さんらしいと言うと怒られそうだけど、あとがきにも書いてあったから良しとする。背が高いお友達の女優さんの言葉と知り、そちらも納得。
    パブロフの蕎麦て…
    それだけでもうクスッとね。
    なかでも気になったのがリーチ玉子。
    ナニコレ。知らない。
    蓋付き取っ手付きソーサー付きの陶器の中にバターを入れ、火にかけ卵を割り入れる。カップを直火にかけてもいいらしい…なんだろう。知らない。軽くショック。器にひっつかないのか…?
    食エッセイ好きで色々読んで来たのに…知らない…料理も食器も知らない。
    俄然興味津々。
    ん⁇んんん‼︎‼︎⁇
    そう言えば、昨日届いた井上荒野さんの食エッセイ「荒野の胃袋」の表紙のイラストがマグカップの中に玉子が入ってるやつじゃなかった?可愛いな〜って思ってたの。あれじゃない?あれじゃない?なになに?有名な料理なの?何この繋がり!ちょっと嬉しいじゃん!
    謎は全て解けるはず!

    待ちきれなくて、荒野さんのエッセイ読んで来た。タイトルを見てその部分だけ。唖然。荒野さんも解って無かった。料理名どころか器の名前も。絶滅危惧種とか言ってるし…

    はいはい、自分で調べます。

    いろいろ含めて面白かったです。満腹。

  • さすが佐和子。

    エッセイのESSE感が満点。

  • そこはかとなく漂う「お嬢様」感。食いしん坊。で、嫌味も育ちの良さも隠しているような印象を受ける(悪い意味ではなく。)食欲が刺激されるか。というと、うーん。嗜好の問題なので、あれだけど。全体的によいものを口にされているので、一般庶民の私には…というのが、素直な感想ではある。独身で、働く女性。アクの強いおっちゃんらと仕事ができるスマートさと頭の回転の速さと愛嬌は文章の隙間からにじみ出ていて、なんというか「かわいいおばちゃん」で憎めなかった。

  • 本のタイトルは、檀ふみが呟いた「愛欲と物欲を捨てた今、自分と俗世を結ぶ唯一の絆は食欲のみ」との言葉に由来しているそうな。

    サバサバとした語り口は読みやすく、並行して読んでる重たい本の箸休めとしては、丁度よかった

  • ベストセラー「聞く力」の阿川佐和子女史の、軽妙洒脱な食べ物エッセイ集。
    読んでいるだけで、食べたかのような幸福感を味わえる奇矯な本。

  • 美味しそうな食べ物が次々出てきてお腹がすくエッセイ。特に「薄やき煎餅のバターサンド」夜中に食べたくなってホントに困った。
    読みやすいのであっという間でした。ハズレがないなあ。

  • 題名がまず良い。
    こういう食に関するエッセイを読むたびに、死ぬまでに後何食しか食べれないんだから、ちゃんとして物を食べようという気持ちになる。
    また、作って食べたくなる。
    万国共通で盛り上がれる話題はやはり食に勝る物はない。

  • 女性誌「クロワッサン」に掲載されていたエッセイをまとめたものだが、これはいかん、朝夕通勤の空腹時にこんなものを読んでは…
    腹が…
    唾が…

  • 創作歴 高い評価を受けた一点 お目もじ レモンライス リバイバル ワイン定点観測 ワインは悪酔いする 清貧な選び方 私は変節した  おみおつけ
    ご飯にともするもの 付け 丁寧語はお付け  同義の音 おみをつけ 
    おつけ→おみつけ→おおおつけ→言いにくいため、同義の音をいれた。 ふるさとの味は遠くにありて想うもの。  吝嗇の虫  い並ぶ 不具合と不便を包み込みながらさりに盛り上っていった 幼少のみぎりより ひとえに……に帰する 
    幸せは案外たわいもないところに潜んでいるからしてね。

  • 阿川佐和子 エッセイ。「残るは食欲」とは「愛欲と物欲を捨てた自分に残るのは食欲のみ」という意味。タイトルからして センスがある

    本を読んでるというより 料理を前に 著者の雑談を 聞いてる感じ。料理を作らない男性作家の食エッセイとは 異なる 近接感がある

    鴨南蛮そば を食べたくなる。カヌレとサバラン というお菓子をチェックしてみる

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残るは食欲 (新潮文庫)の作品紹介

幼い頃から食べることが好きだった。母手作りの素朴な家庭料理を、家族で囲んだ温かな食卓――。大人になった今は一人で作って一人で食べて「私は天才かっ」と一人で叫ぶ。季節外れのローストチキン。深夜に食したホヤ。カビの生えたパンだってちょいちょいっと削れば、あら美味しい。少し孤独。けれど食欲全開、今日も幸せ。雑誌「クロワッサン」の連載をまとめた極上の食エッセイ。

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