ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫)

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著者 : 舞城王太郎
  • 新潮社 (2011年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101186351

ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ふう。中巻まで読みました。空間図形とか立体思考がとことん苦手な身にはかなりつらい展開…。そして、この小説はたぶんとてつもないメタ推理小説なんだと思うので、もっと推理小説に詳しいほうが楽しめるのだろうと思ったり。とは言え、最後どう着地するのか見届けずにはいられないので、必ず下巻にも挑みます。

  • 様々な探偵による推理がおわり、ようやくディスコが事件解決。
    その直後、ディスコが時間や場所を一瞬で移動できるようになるまさかの展開!
    無敵になったように思ったけど、ラストで梢が…。
    下巻はなかなかエグいところから始まりそう。この話、どう終わるのか…!

  • 名探偵が次々現れては推理を繰り返す・・もう凄すぎてね... (^^;; 時空を飛び越え、奮闘するディスコ。只々眼を丸くするばかりです。こんなこと考えるなんて舞城凄いジョウwww 下巻はどうなる事やら。

  • 推理合戦の応酬、しかも全てがぶっとんでる。永遠の終わりなきループに彷徨いこんだか?と、先の見えない冗長さに辟易、もう私の脳はキャパオーバー、限界か。ところがこの混沌の中に突如として浮かび上がる一筋の天国への階段。もちろんのこと私の脳内にはツェッペリンが流れ始める。なんだかよくわからないホロスコープよりずっと明晰で壮大で神々しい。真っ直ぐ光ある場所へ導かれる、こういう展開大好きだ。そしてようやくディスコ動き出す。意志の力で踊り出す。もうこうなったらとことん付き合いますぜ。共に踊り狂おう。さあ下巻へ!

  • 「例えば極端な話、昔、人が世界は大きなテーブルだと信じていた頃、その世界はテーブルだったんじゃないですかね。でもそれを疑い始めた人がいて、初めて地球は球形に丸まり始めた。
    人の意識は世界の形を変えられるのだ。
    自分一人の世界だったらそれこそ何でもありかもしれませんね。でも他人はいる。だからこそ《共通理解》とか《常識》ってものができるし、それが世界を縛るんです。」

    中巻終了。まだよく分からない。

  • 『どう信じればいい?・・・ってどういう自意識悲劇の主人公だよ。』
    『信じるにやり方はない。信じるということはそのまま飲み込むことなのだ。』
    『世界は相変わらずなのだ。』

    『犯人はここで一網打尽にします』

    『パインハウスの事件の真相なんか知るか!』

    『うふふ、判りましたよ判りましたよ。そういうことだったのか』

    『梢のためと言われたら俺に躊躇はない。エニシングフォーハーだぜマザーファッカー。』
    『梢のためなら何でもする。何でもだ。』

    『お前だけが世界を正しく救えるんだ!梢のことだけを考えろ!』

    『影響?お前みたいな奴が何をベラベラ喋ってようが俺の世界はびくともしねえよ』
    『しますよ。他人の存在って大きいんです。そして世界は絶えず揺らいでる』

    『でも人の意識が世界を作るなら、誰もそれを証明できない』
    『意識が世界を作るなら、いろんな《発見》が《発明》なのかもしれませんね』

    『いつも俺が仕事に向かうときに言ってくれてる台詞だ。いつも寂しいのを我慢して言ってくれる《いってらっしゃい》』

    『待たせたな。よし、じゃあみんなでここの謎、解いてくぞ』

    『全てに意味がある。』
    『さすがは名探偵だ。結局のところ、誰も完全に間違えてはいなかった。』

    『ここで始まるのか。俺の目の前で。』
    『やめろ!頼むからやめてくれ!』


    『楽しいふりはできるよ?私だって十七歳で、まだ大人ってわけじゃないけど、他の人に気ぃ遣うくらいはするもん、普通に。でも寂しいの。すっごく寂しいの。』
    『私ちっちゃかったけど、本気でディスコのことが好きだったの。』

  • 資料ID: C0032178
    配架場所: 本館2F文庫書架

  • 超展開!早く下巻を読まなければ。。。

  • 中巻以降の展開が「世界の在りかた」講座になるとは思わなかった。でもこの舞城氏の超自慰的次元論が私には非常に面白かった。意識が空間を決定する、という考えは哲学的には古くからあるが、それを小説の中で物理学的に真理としたのはまさにエポックメイキングな発明で、そうなりゃ当然「なんでもアリ」になるのだけれども、その「なんでもアリ」の中で大風呂敷をとんでもない大きさに広げきったあげくラストまでの綱渡りを渡りきる、という離れ業に成功している。80点(100点満点)。

  • 2012/8/28購入
    2013/5/11読了

  • 《あらすじ》
    蝶空寺嬉遊、桜月淡雪、美神二瑠主、名探偵たちは華麗な推理を披露してゆく。
    果たして、ミステリー作家・暗病院終了の怪死とパインハウスが秘めた謎は解明できるのか。
    そして、二〇〇六年七月十五日二十三時二十六分にいったい何が起こるのか?
    真実は逃げ水の如く近づけば遠ざかる。
    「無駄ですよ。この事件絶対終わりませんよ。」
    行け、ディスコ、世界がお前を待っている。
                     (BOOKデータベースより)
    《レビュー・感想》
    パインハウス解決編。なんか凄い。とにかく凄い!
    舞城王太郎の頭の中は一体どうなっているんだろう…
    上巻に比べて読みやすかったです。
    改行もあったし自分が舞城ワールドに浸透し始めたからなのか…
    探偵たちの推理は外れてるんじゃなくて、ディスコの出す結果のためのもの。というか全部が伏線?
    途中で私も脳がツルツルになりかけたけど、少しだけ理解出来たはず。理解出来なくても途中で止めようとは思えなかったです。
    パインハウス解決したと思ったら梢に関しては最初に逆戻り。
    というか何も解決してなかったみたいで…。
    下巻もどう話が展開していくのか全く予測不可能で楽しみです!!
    中巻の終わり方はズルいと思う。

  • 『そんなのちゃんと説明してあげれば大した罪にはなるはずないよ。女の子の恋心を誰が責められるの?』

    『梢のためと言われたら俺に躊躇はない。何でもする。何でもだ。』

    『影響? お前みたいな奴が何をベラベラ喋ってようが俺の世界はびくともしねえよ』
    『しますよ。他人の存在って大きいんです。そして世界は絶えず揺らいでいる』

    『怯えるんじゃねーよ探偵 ー 怯えてるうちは十分戦えねーよ』

    『信じるも良し、信じないのも良しだ。大事なのはどっちかに決めることなんだよ。いつまでもどっちにしようか迷ってるからいちいち動揺したり考え込むんだ。ビシッとしろ!』

    『いつも俺が仕事に向かうときに言ってくれる台詞だ。いつも寂しいのを我慢して言ってくれる《いってらっしゃい》。』

    『強い意志が運命を引き寄せるなら、ある出来事は、その鉄の意志だけの力で起こすことができるのだ。』

    『慣れてることだけで生きてっと鈍るし腐るな。壊して新しいもん作ってる奴だけが本物だ。お前に和菓子作りは無理だぜ? あれは本物だけが就ける仕事だからな』

    『どっちにしろ行くのだ。運命も意志も揃ってしまっている。』

    『意志と運命が俺をそこに連れて行ってくれる。鉄の意志。それが肝要だ。』

    『人には、時空を超える方法を教えることはできても、何かを愛する方法を教えることはできないんです』

    『私にとって、本当のことはディスコなの。私ちっちゃかったけど、本気でディスコのことが好きだったの。愛してたの。本気だよ? お願いだから馬鹿にしないでね。これしか私、ないんだから』

  • 面白かった。推理モノという擬態をしていた上巻から、いよいよ奇天烈なプチ「セカイ系」スメルが香りはじめ、おお。そういえば舞城ってこんなだったかも。とノスタルジックな感傷を起こさせる中巻。でもところどころ「んん?」ってなり始めたところだったかな。

  • ミステリー作家・暗病院終了こと三田村三郎の死の謎を名探偵が次々に推理していくが、その後に自ら目を潰していく名探偵たち……いよいよ皆に煽られたディスコがとうとう推理を始めた♪ てことで、福井県西暁町パインハウス事件解決☆ くわぁ〜まじイカれ過ぎ!! 伏線の散らばりようがハンパない(≧ω≦)b さぁー頑張れー迷子探偵ディスコ・ウェンズディ(p^-^)p いざ!! 完結編【下】へ進めε=ヾ(*~▽~)ノ

  • 全体のレビューは下巻で。

    えええここで終わるの?
    すべて解決したような気でいたけれど終わったのは推理合戦と伏線回収「だけ」だったという。
    根本的解決はなにもしていなかったとかもうね…。
    にわかに終盤は時間モノ・SFチックになってきて予想を裏切られた。

    さて今後の展開のカギを握るのは水星Cだと思うんだがどうだろう。
    エンジェルバニーズの連中は本当にウザい。なにか意味があるんだろうか。それともただの大道具係なのか。

  • 次々に披露される名探偵たちの超絶推理。普通ならそれだけで1冊本が書けちゃうよてくらいのものが浪費されていくわけだがそれは実は浪費なんかではなくて一人の男を覚醒させる為に必要だったもの。パッと見はとんでもなくアクの強い作品だけどやっぱり伝えたいのは愛そして強く信じれば不可能はないという大声で言うにはちょっと恥ずかしい青春論的なこと。これだから彼の作品は面白い。

  • 事件の裏には、超常的な何らかのルールが働いているようだ
    名探偵という名のパラノイア共がぞろぞろ顔を出すものの
    新事実も後出しジャンケンのようにぼろぼろこぼれ出てくるもので
    ことごとく推理は否定されていく
    推理を外した奴は死ぬ、なぜか

  • 上中下巻の「中巻」

    ≪あらすじ≫
    『パインハウス殺人事件』を解決すべく
    集結した名探偵がそれぞれ解答を導き出すもすべてがハズレ。

    更には過去名探偵が係わった事件とも繋がりをみせ
    名探偵の「九十九十九」(←JDCシリーズより)と
    「ルンババ12」(←世界は密室でできている。より)
    が登場!

    ≪占星術≫≪旧約聖書≫≪オーディーン≫≪ロボトミー≫・・・すべてが”水曜日”に通じ
    ディスコは事件の謎を解決する。

    すべては「空間の歪み」「意識の力」によるものであり
    17歳の梢も≪17歳の梢の気持ち≫により生まれたものであり
    『パンダラヴァー』事件の被害者の魂も梢のものであった。

    そして「時空を曲げる」能力を身につけたディスコは
    梢を護るため『パンダラヴァー』事件に足跡を残し
    新たなる目的『パンダの双子誘拐事件』を捜査することになるのだが

    そこに【黒い鳥の男】がディスコの前に現れる。

  • 「九十九十九」と「ルンババ12」と「愛媛川十三」。なんなんだっ?今までの舞城作品はこの作品のタメにあったんじゃないのかよオイっ!というくらい集大成的な作品だろコレ。結局何をしにパインハウスにきたんだ?ってなるくらい探偵達による推理合戦で読んでるコッチもディスコも忘れかけてしまうけど結局梢のためなんだよね。最後の方の怒濤の伏線回収は流石だなぁ。一見意味がないように見える推理の応酬は梢を助けるという目的を撹乱させるためのミスリード?なんだろう。いやしかしいいとこでおわったなー。いやまだこれからが本番か。

  • 結局、最初の方に戻ったのか、それとも止揚されたのか、?の中。
    ちょっと長かった気もする、なんだかヘーゲルな話だった。

  • 加速してきた。
    これ、どっちかって言うとSFじゃないか?

  • 探偵連続殺人事件解決編。この館はホロスコープであり、ウロボロスであり、何にでもなる。12人目の探偵が現れた時、ディスコは時空を超えて全ての事件の解決に向かう。

    これ、探偵物じゃないです。絶対作者のノリです。なげー、ひたすらなげー。ここまで読むのに6日。上巻600頁読み終わるか?
    ここまでよんだからまだ付き合うけど、面白くなるのか?

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ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫)の作品紹介

蝶空寺嬉遊、桜月淡雪、美神二瑠主、名探偵たちは華麗な推理を披露してゆく。果たして、ミステリー作家・暗病院終了の怪死とパインハウスが秘めた謎は解明できるのか。そして、二〇〇六年七月十五日二十三時二十六分にいったい何が起こるのか?真実は逃げ水の如く近づけば遠ざかる。「無駄ですよ。この事件絶対終わりませんよ」。行け、ディスコ、世界がお前を待っている。

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