- Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101186351
感想・レビュー・書評
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下巻にまとめます。
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名探偵が次々現れては推理を繰り返す・・もう凄すぎてね... (^^;; 時空を飛び越え、奮闘するディスコ。只々眼を丸くするばかりです。こんなこと考えるなんて舞城凄いジョウwww 下巻はどうなる事やら。
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推理合戦の応酬、しかも全てがぶっとんでる。永遠の終わりなきループに彷徨いこんだか?と、先の見えない冗長さに辟易、もう私の脳はキャパオーバー、限界か。ところがこの混沌の中に突如として浮かび上がる一筋の天国への階段。もちろんのこと私の脳内にはツェッペリンが流れ始める。なんだかよくわからないホロスコープよりずっと明晰で壮大で神々しい。真っ直ぐ光ある場所へ導かれる、こういう展開大好きだ。そしてようやくディスコ動き出す。意志の力で踊り出す。もうこうなったらとことん付き合いますぜ。共に踊り狂おう。さあ下巻へ!
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「例えば極端な話、昔、人が世界は大きなテーブルだと信じていた頃、その世界はテーブルだったんじゃないですかね。でもそれを疑い始めた人がいて、初めて地球は球形に丸まり始めた。
人の意識は世界の形を変えられるのだ。
自分一人の世界だったらそれこそ何でもありかもしれませんね。でも他人はいる。だからこそ《共通理解》とか《常識》ってものができるし、それが世界を縛るんです。」
中巻終了。まだよく分からない。 -
超展開!早く下巻を読まなければ。。。
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中巻以降の展開が「世界の在りかた」講座になるとは思わなかった。でもこの舞城氏の超自慰的次元論が私には非常に面白かった。意識が空間を決定する、という考えは哲学的には古くからあるが、それを小説の中で物理学的に真理としたのはまさにエポックメイキングな発明で、そうなりゃ当然「なんでもアリ」になるのだけれども、その「なんでもアリ」の中で大風呂敷をとんでもない大きさに広げきったあげくラストまでの綱渡りを渡りきる、という離れ業に成功している。80点(100点満点)。
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面白かった。推理モノという擬態をしていた上巻から、いよいよ奇天烈なプチ「セカイ系」スメルが香りはじめ、おお。そういえば舞城ってこんなだったかも。とノスタルジックな感傷を起こさせる中巻。でもところどころ「んん?」ってなり始めたところだったかな。
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全体のレビューは下巻で。
えええここで終わるの?
すべて解決したような気でいたけれど終わったのは推理合戦と伏線回収「だけ」だったという。
根本的解決はなにもしていなかったとかもうね…。
にわかに終盤は時間モノ・SFチックになってきて予想を裏切られた。
さて今後の展開のカギを握るのは水星Cだと思うんだがどうだろう。
エンジェルバニーズの連中は本当にウザい。なにか意味があるんだろうか。それともただの大道具係なのか。 -
次々に披露される名探偵たちの超絶推理。普通ならそれだけで1冊本が書けちゃうよてくらいのものが浪費されていくわけだがそれは実は浪費なんかではなくて一人の男を覚醒させる為に必要だったもの。パッと見はとんでもなくアクの強い作品だけどやっぱり伝えたいのは愛そして強く信じれば不可能はないという大声で言うにはちょっと恥ずかしい青春論的なこと。これだから彼の作品は面白い。