りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方 (新潮文庫)

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著者 : 山本美芽
  • 新潮社 (2005年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101188416

りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 【内容】
    子育てに追われ、気が付いた時には離婚していた主婦が、自立のために勉強し直し、中学の美術教師になった。

    先入観を捨てさせる独特な指導法のもとに、教え子たちは中学生とは思えない作品を作り上げ、同時に自信とプライドも育んでいく。

    「どんな子でも、一生懸命磨いてあげるとダイヤのように光り始める」がモットーのカリスマ教師、太田恵美子の「心を育てる」授業、その感動の記録。

    [ 目次 ]


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    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • プロとは何か、人を育てるとはどういうことか、どんな人間にも可能性がある、etc...色んな事を教えられる。
    少しずつでも子育てや仕事で実践しようと思う。

  • 子どもたちを導くすばらしい教育実践の克明な記録。
    教師の必読書として広く多くの人に薦めたい。

  • 優秀な元中学美術教師、太田恵美子先生の授業の風景を追ったノンフィクション。この本を読んだ限りだと、太田先生は勝間和代的マッチョの匂いがするので、全ての教師がマネできるとは到底思えないけれど、このように情熱的な教師が増えるといいな、とは思う。少し前の話題でいうと大阪の教員の評価方法の問題であったり、今でいうといじめ問題であったり、教育とは何かを考えるきっかけを与えてくれる本である。また、プロとしての職業意識を学ぶこともできるので、現在教職についている、もしくは教職を目指しているといった人以外にも読んでほしいと感じた。少し古いので手に入れにくいのが残念である。

  • 美術教師の現役時代のお話。
    私とその教師は別人なので100%やり方を認めるのはできないけれど
    8割は共感。こういう先生に出会ってみたかったなー。

  • 私は、著者は素晴らしい教育者であると思った。

    もし、自分が中学生なら先生を慕っていただろう。

    というのは、当時の自分は、自分を認めてくれて、小さな自由を与えてくれる教師を求めていたからである。

  • 確かに公立中学で生徒に自由に調べさせ、考えさせる授業をしたことはすごいと思う。とても素晴らしい先生だと思う。
    ただ、自由学園の教育のすごさを聞いているわたしには当たり前と思っちゃってね。

    すごいなぁと思ったのは前向きな考え方。家庭に問題があってある男子生徒がどうしても心を開いてくれなかった経験から、家庭教育には叶わないと悟り、だからこそ一人一人に精一杯愛情を注ごうと思ったというくだり。
    わたしなら「あぁやっぱり一教師には限界がある」と絶望しちゃうところ。悲観的だ自分は、と思い知った。

    「いい子ね」と声をかけるところはトットちゃんのトモエ学園園長を思い出してしまった。大事なことですね。

  • 山本(美)さん所有
    →11/08/20 山口さんレンタル
    →12/03/20 竹谷預かり

  • 中学美術教師のお話。素晴らしい教育方針だと思う。美術の授業を通して先入観を取っ払ったりプライドを育てたり、なるほどと思うことがたくさんあった。

  • 高校時代の美術の先生は、1つのモノから、どれだけ沢山の色を見出せるかが鍵と仰ってました。
    教師と先生。親と子もそうだけど、上下の関係じゃく、
    どれだけ相手を尊重できるか。
    尊重する気持ちをどうやって現わすのか。
    すごく考えさせられた。
    しつらえて待つこと。

  • ・人は尊敬する人から認められたい(尊敬していない人からは認められなくても気にしない)ので、教師は生徒から認められる存在でなくてはならない。
    ・生徒が問題を起こしたとき、その生徒を叱るのではなくて「そういうことをすると先生はとても悲しい。」と自分の感情を伝える。
    この2点に気づいただけでも呼んだ価値がありました。
    理論ではなく実践されてきた説得力があります。
    教育関係者だけでなく、すべての組織のリーダーにおすすめです。

  • ●太田恵美子先生というとある公立中学校で美術の担任をされている方のお話。36歳にして美術教師の職に就き、絵を描くことの素晴らしさを通して、子供たちに自分らしさであったり、一生懸命に何かに打ち込むことの大切さを教える。教えるといっても、無理くり押し付けるといった感じではなく、そっと気づかせるといった印象を受けました。

    中学教育の厳しい現実に打ちのめされそうになりながらも、高い志を持って子供たちと向き合う姿に感銘を受ける。それは、自身の専業主婦時代の苦しい経験などからにじみ出るような信念。

    人は、苦しい環境などに遭遇したときに、本当に大切にしたいものが見えてくるときがあるんだな~、と太田先生の生き方を通して感じました。

    また、教育者の方の本ですが、人を育む先生の姿は、社会のあらゆる組織にて勤める人の参考になるものだと思いました。

  • 先生の感性が子供に与える影響は大きい。
    「先生が主役」になるのではなく「生徒が主役」になるべきところが学校。でもそれは意外と実現されていない気がする。あんな美術教室で授業受けたかったな。

  • 図書館でたまたま目に留まって読んだ本。
    「こんな先生に出会ってたらなぁ…」と思った。太田先生の授業を受けてみたかった。
    先生をしている友だちに読んでほしいなと思った。
    今後自分が指導する立場になるときがきたら、こうしたいなって思った。
    太田先生がしている教育は理想で、でも自分にはできないと決め付けてしまうのは簡単だけれど、そうではなくて自分にもできる可能性はあるのだと思っていたい。
    勉強になる本。
    (07/10/08)

  • そう、りんごは赤ではなかったんです。

    私の友人はレモンを見て、「よ〜くみてごらん、いろんな色が見えてくるから。このレモンは初めっから黄色じゃなかったのよ」っていいます。

  • GDVI (グローバル ドリーム ビジョン インターアクション)

    太田恵美子先生の強い信念=「人に認められる喜びを、すべての子どもに経験させたい」

    "子どもを「自分でものごとを判断できる人間」と見なし、接していこうという心"

    "「いい結果を残したから、素晴らしい」のではなく、「いい結果につながる行動を起こした」だけでいい"

    "小さな一歩を見逃さない観察力と、それを認める心を持つ"
    "相手の中に眠っているほめる材料を、自分で引き出す"
    "一人だけでなく、全員をほめる"

    "ものの本質を自分の目で見て、感じて、考える力は、自尊心を育て、正しいプライドを獲得するために欠かせない羅針盤"

    「自分の好きなことができるから楽しい」
    「何をやれって決められていないから、すごくうれしい」

    "自分の決断で、まず一歩を踏み出す。それができたら、三歩、十歩。"
    "その段階を踏んでこそ、子どもはひとりですべてを決断して自由な人生を力強く歩いていける力を身につけることができる"

    "小さな自由を経験することで、子どもの判断力と探究心が育っていく"

    "「あなたは大切な人間」というメッセージを九州していくうちに、生徒の心の中には、自尊心が育っていく"

    "「自尊心」は他者から丁寧に扱われる事で生まれやすいが、「プライド」は、子ども自身が何かをやりとげたことによってしか生まれない"

    「子どもって、初めは全然光っていなかったのに、一生懸命磨き続けると、ピカッ!ってダイヤみたいにものすごく光りはじめるの。磨くのはとっても大変なんだけど、それがあるからやめられないのよね!」

    "正しいプライドとは、「自分のあるべき姿」に向かって全力で挑みつづけようとする信念・・・それこそが、人をダイヤのように輝かせる"

  • ためになる本。

  • 勧められて読んでみて感動。
    ぜひ一読下さい。

  • 子どもを大切なお客様のように扱う―独自の指導スタイルを築きあげた中学教師のルポ。良い先生、悪い先生なんて相対的なものだ。しかし、彼女の36歳からの行動力は圧巻。

  • こんな先生がいてくれたら。

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