誰そ彼れ心中 (新潮文庫)

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著者 : 諸田玲子
  • 新潮社 (2003年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101194219

誰そ彼れ心中 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 時代物ミステリー。嫁ぎ先の夫の様子がなんだかおかしい。不審に思い始める妻に、従者の若者が、主の変化を問いかける。夫の謎を探るうちに、若い妻は思いもかけず本物の恋を知る……。スラスラと読み易く謎ときが読み進めるうちに解けていくのだが、タイトルの「誰そ彼れ心中」で結末がネタばれしてみえていて、終盤はそこに一気に突き進み、あぁ~、やっぱりと意外性がなく残念な読後。揺れ動く若妻の心情は見事に描かれているなので、タイトルをもっと捻って欲しかった。

  • 旗本の家に嫁いで3年
    ある時を境に、夫が変わり始める

    あれは本当に夫なのか
    それとも誰か別人なのか

    さぐるうちに恐ろしい事実が次々とわかってくる
    ただ世継ぎを産むため、お家のためだけの存在の嫁とは。

    一方、小者との道ならぬ恋の行方は
    やがて悲劇へと突き進む

  • 日本の時代小説だけれども、主人公を襲うミステリアスな展開に、あたかも海外小説を読んでいるかのような感がした。主人公瑞枝に降りかかる底知れぬ悪意、次から次へと犠牲になる主人公の味方たち、そして最後は、題名どおり心中となる重い物語であるが、最終頁での、奉行所同心大島とその妻との会話でほっと。読後感よく本を閉じることができた。

  • 今まで読んだこの作家の作品の中では一番良かったような気がする。
    それでも★は3つしか与えられないが。
    ミステリーというには少々粗っぽい、ただ純愛路線含めて生真面目に取り組んだ姿勢は評価。

  • ミステリー時代小説
    旗本に嫁いだ瑞枝とその旗本家の小者との道ならぬ恋の行方は・・・
    女流作家らしく、四季折々の草花がそこかしこに登場し、効果的に演出されている。
    表題のとおり、二人は山小屋に火をつけ心中してしまうのだが、その炎が満開の彼岸花を連想されるのだった。濡れ場の描写も生々しく、妖艶。

  • こんな映画があったなあ。と思いながら読んでました。ある日当然、夫が他人に思える。姿形は全く同じなのに・・・。でも、夫はもともと他人だからね(苦笑)

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