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- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101194219
感想・レビュー・書評
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旗本の家に嫁いで3年
ある時を境に、夫が変わり始める
あれは本当に夫なのか
それとも誰か別人なのか
さぐるうちに恐ろしい事実が次々とわかってくる
ただ世継ぎを産むため、お家のためだけの存在の嫁とは。
一方、小者との道ならぬ恋の行方は
やがて悲劇へと突き進む -
今まで読んだこの作家の作品の中では一番良かったような気がする。
それでも★は3つしか与えられないが。
ミステリーというには少々粗っぽい、ただ純愛路線含めて生真面目に取り組んだ姿勢は評価。 -
ミステリー時代小説
旗本に嫁いだ瑞枝とその旗本家の小者との道ならぬ恋の行方は・・・
女流作家らしく、四季折々の草花がそこかしこに登場し、効果的に演出されている。
表題のとおり、二人は山小屋に火をつけ心中してしまうのだが、その炎が満開の彼岸花を連想されるのだった。濡れ場の描写も生々しく、妖艶。 -
こんな映画があったなあ。と思いながら読んでました。ある日当然、夫が他人に思える。姿形は全く同じなのに・・・。でも、夫はもともと他人だからね(苦笑)