蛍の行方―お鳥見女房 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101194257

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代に産まれたかったなあと思う。

  • お鳥見女房の第二弾です。
    主人公の女性の心持ちを見習いたいです。

    Feb, 2012

  • O 2 お鳥見女房

  • 意外にハマってしまった~。
    連作スタイル好きです。
    長編ほど疲れないし眠る前に読むのに最適。

  • 珠世さんも相変わらず素敵なのだが、今回は次女の君江が良かった。想い人に誘われてウキウキ出かけた菊見である事件に巻き込まれてしまい、髪を振り乱して必死で人助けをしてる姿を彼に見られ落ち込む・・・。けど、珠世さんに「綺麗になりました」って言われて、「菊見より大事なものを体験させてもらった」と気付く・・・・。良い娘に育ったのだな、と目頭が熱くなってしまった。

  • 主人公の珠世さんいい女房ですね。

    笑うと笑窪ができる。ほのぼのとした中にもしっかりとした芯がある。よく気が利き、察することができる。

    抜かりなく江戸情緒もきちんと書き込んでいるところも読んでいてうれしい。

    「・・・男は戦わなければならない・・・」

    と書かれているところにはドキッとしました。

    女性の書く時代物は食べ物や風情が書き込まれていていいですね。また、女性の目から見る男の世界がどんなふうに描写されるか楽しみです。

  • シリーズ2作目

  • 娘として、妻として、母として色んな不安と戦いながらも
    笑みを絶やさず、人との出会いを大切にする。
    そんな珠世の人としてのありかたのようなものが
    とても心を癒してくれると同時に強さも示してくれます。

    わくわくどきどきではないけれど、
    こういうじんわり系もいい。

  • シリーズ2作目

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著者プロフィール

諸田玲子
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。一九九六年『眩惑』でデビュー。二〇〇三年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、〇七年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、一八年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『きりきり舞い』シリーズのほか、『四十八人目の忠臣』『波止場浪漫』『帰蝶』『女だてら』『尼子姫十勇士』『しのぶ恋』など多数。

「2023年 『其の一日 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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