日傘のお兄さん (新潮文庫 と 17-2)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 703
感想 : 112
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101199429

感想・レビュー・書評

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  • 文章が簡単で読み易いからか、
    妄想しちゃって。キュンとする短編集。
    「あわになる」お勧め。
    「日傘のお兄さん」お兄さん素敵。

  • *あわになる*
    死んだ女の子のお話。
    読み進めていくうちに、物語の状況がはっきりしてくる書き方が好き
    ふっと回想場面になるのもいい
    豊島ミホの書き方が好きなんだと思う

    *日傘のお兄さん*
    ロリコンっていう名の寂しがり屋っていうイメージ
    最初の主人公にはただ感じ方が違うだけで似てる部分があった
    たんたんと進んでいって読みやすかった

    *すこやかだから*
    小学生だからリアル感がない気が…

    *ハローラジオスター*
    これが1番好きな話だった
    まさにリアルタイムだ
    1回でもいいから声に惹かれてみたい


  • とても良いロリコン話でした…!
    表題作が一番好き!
    変態好きですいませんでもお兄さんホント良かった…!なっちゃんがんばれー
    20090624

  • 著者には珍しいタイプの話が集まった短編集。

    表題作「日傘のお兄さん」はテンポが良く、疾走感に溢れていた。
    「ロリコン・引きこもり・ニート」のお兄さんの描写が過剰過ぎない分、逆に現実味を帯びていて怖かった。
    主人公のなっちゃんは、本当に健気で真直ぐな子。そんな彼女の目線で語られるからか、こちらもいつの間にはお兄さんに好感を持ってしまった。

    今の中学生って、携帯の所持も、SNSやBBSに書き込みをするのも当たり前なのかな…。

    ちゃんと光が見える終わり方で良かった。

  • <メモ>
    好み。
    ナイフはやっぱり土の中だなあ、と思う。

  • ロリ誘拐、成功例。

  • 短篇集。
    表題作の「日傘のお兄さん」は、日傘のお兄さんことロリコン男と主人公(中学生)の逃避行の話。
    って書くと引くわーって感じですが
    大丈夫、そんなことはない。
    コミカルだし、結構素敵でした。
    そして何よりも、お兄さんに萌え〜(´∀`)
    最近読んだ話の中でもかなり気に入りました。

    他、あわになる、すこやかだから、ハローラジオスター

    豊島ミホ好きだ!
    けど、自分の年齢的にそれでいいのかと思ってしまう・・・

  • 2009/03/11

  • 「日傘のお兄さん」を読むたびに
    あたしの大好きな、
    俳優兼モデル兼服屋さん(今もやってるのかな?)の
    ARATAがお兄さんとして頭の中の映像に現れる。
    お兄さんとARATAは
    佇まいがすごく似てるよ。
    「ハローラジオスター」も好き。
    あたしは手フェチだけど
    同じくらい声フェチなのだ。

  • どうなってしまうんだろう、とドキドキする展開。お兄さんの魅力も丁寧に書かれていて、やさしい雰囲気の小説です。
    中学生の女の子と20歳くらいの男の子(血縁関係なし)のお話です。
    素敵な、やさしい部分だけではありませんが、とても魅力のある、何度も読みたくなる本です。

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著者プロフィール

2002年、新潮社「女による女のための『R-18』文学賞」で読者賞を受賞し、同年『青空チェリー』刊行でデビュー。著作に『檸檬のころ』『夜の朝顔』『リテイク・シックスティーン』などがある。

「2010年 『神田川デイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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