恋に焦がれて吉田の上京 (新潮文庫 あ 85-1)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101201313

感想・レビュー・書評

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  • 23歳にして人生初の恋に落ちた吉田苑美は、ストーカーの如く40男のエノマタさんに張りついていく。
    異端な恋愛ものなら朝倉さん。本人の気持ちは純愛だが、端から見ると恐怖しかない。でも何故か応援したくなるのが不思議だ。主人公の吉田以上に興味が湧くのは親友の前田。二人の会話は漫才のように面白い。「吉田前田」ってコンビでいけそう。

  • 2019.11.11
    会話も面白いし、文章も面白いし、性格も気持ち良いし。
    一気読みでした。最高の初恋だと思います。
    やってる事ははちゃめちゃだけど笑
    こんな子絶対気の合う男見つかるわー!
    朝倉かすみさんエッセイとかもあるなら読みたいなぁ

  • 最初はただのストーカーだけど(笑)
    やっぱり行動しないとダメだなと思いました(笑)

  • 出てくる女の子がなんか、かっこいい。
    それに比べて、エノマタさん、ちょっとイライラする。

  • 出てくるひとたちと関係性が絶妙。
    うざすぎず、かわいすぎず。
    あざとくない。いい。

    言わないとわかんないことは、言ってもわかんないんだよね。
    っていうことばを思い出した。

著者プロフィール

1960 年生まれ。北海道出身。04 年「肝、焼ける」で第72 回小説現代新人賞、09 年「田村はまだか」で第30 回吉川英治文学新人賞、19 年「平場の月」で第35 回山本周五郎賞受賞。

「2021年 『ぼくは朝日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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