カエルの楽園 (新潮文庫)

  • 457人登録
  • 3.70評価
    • (20)
    • (55)
    • (38)
    • (8)
    • (1)
  • 48レビュー
著者 : 百田尚樹
  • 新潮社 (2017年8月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101201924

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印

カエルの楽園 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 読了。
    表紙を見て、イギリスの児童文学のThe Wind in the Willowsみたいな本かなと思い手にとって読み始めたら、何が何がさらに風刺が効きすぎて、良い意味で期待を裏切られた。
    政治的なことはさて置き、物語としても面白く最後は少し背筋がゾッとする。今だからこそ、この本は日本という国について考えるキッカケになると思う。今一度、平和について考える機会を与えてくれる本。
    なにより解説を櫻井よしこ氏が多くの頁を執筆されている。百田氏が織りなす寓話の謎解きがここに書かれてあるわけですが、本文を読んで分からなかった人は解説を読んだ後、再度本文を読み直すとよい。気づかなかったことが見えてくるかもしれない。
    おそるべし百田尚樹。

  • この本は3つの理由でヤバイ。
    1.話の展開が分かるのに小さく現実感ある意外性で飽きずに読めるヤバイくらい面白い小説である事。2.日本の現実を適切に捉えてる一方読後の感想として逆に軍国主義に流れるのが救いになりそうと思わせる事。3.結構流行っているが仮にこれを読んで世の中の人が反応しなかったらどこまで理解のない国民なんだと絶望してしまいそうな事。
    すっげぇ面白い。だからこそ禁書にしても良いんじゃないかって思える毒を孕んでて、それで世の中に問いかけてるこの問いかけ、すごくゾクゾクする。道徳の時間で取り上げてみんなで色々考えられると良いなぁ。

  • 百田尚樹 カエルの楽園(文庫)

    昨年読んだハードカバーから物語としては2度目の読了。

    一年の時が過ぎて、この本に書いてあることが日本で今現実に起こっています。

    予言の書として気をつけなければ結末まで行くと…
    この次読みたくなるのが、スイスの民間防衛で自分の身は自分で守る知識が欲しくなります。

    今ならまだ間に合うかもしれません。
    少数の大きな声や、大手マスコミの報道になんとなく流されてはいけません。
    おかしいな?と思ったら放置せず、発信者の意図や誰が得をするか?

    それが偏った一部の人だけにメリットがある内容であったり、理想的過ぎる内容だったり、平和や人権をやけに表に出して裏は暴力が横行する団体であったりします。

    これらを判断するために知識を得る必要があります。
    大手マスコミからは知識は得られません。
    カエルの楽園の著者である百田尚樹さんの本は知識を得ることが出来る作品もあります。

    この本に出会った多くの方が、危機意識を持ち、自らおかしい事におかしいと判断できる知識をどんどんつけて、この本の通りにならない未来を切り開いていけることを願ってます。

  • 政治や国際情勢にうとい自分にもわかりやすく、日本の状況を教えてくれた。寓話という形になっていることで、シンプルに考えることができる。面白いだけでなくとてもためになった。

  • 多くの示唆が含まれているが、大事なことは自分自身が判断する、という姿勢ではないだろうか。耳に快い言葉だけを受け入れる思考停止人間は、最後は国を滅ぼしてしまう。その時、果たしてそれでも愛するこの国に残るか、あるいは新天地を目指すか。この時になってみないとわからない

  • 寓話。   
    ここまであからさまだと少し萎えるが、内容は笑えない。   
    だってそのまんまだもんそのまんま。   
    あまりにもそのまんますぎて空恐ろしい。   
    人(仮)はここまで愚かになれるのか。   


    「理想を抱いて溺死しろ」         



    思考を止めるな。

  • こんなに衝撃的な本に出会ったのは久しぶり。今までの考え方を180度変えてしまった。
    面白く、そして恐ろしい。

  • 戦後70年、戦争に巻き込まれることなく、今に至る日本。平和は、何もせずに得られるものなのか?はたまたアメリカに頼りきったままで良いのかどうか?拉致されても救出することもままならない日本。ミサイルが上空を通過しても、国連会議にかけることしかできない日本。一方、隣国中国の動きは、さらに強靭・強硬になってくるばかり。そして、韓国との関係も。
    さて、どうする?どう考える?カエルの楽園。

ツイートする