ブラック・ジャックは遠かった: 阪大医学生ふらふら青春記 (新潮文庫)

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著者 : 久坂部羊
  • 新潮社 (2016年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101203416

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ブラック・ジャックは遠かった: 阪大医学生ふらふら青春記 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 先日、新書を読んで今回、エッセイを読んだ。
    さすが関西人というべきか、面白い!

    医学部生が目の当たりにする現実も垣間見えて、
    やっぱり最初の手術はそんな風に思うのね、とか。
    自分たちの診断を指導医にひっくり返されて、
    親族が希望から絶望に変わる様子とか。
    人をきちんと書いているように思えて、良かった。

    最後の対談で、森鷗外はアカン、と。
    でも、勉強は出来たようですと、と合いの手が入ると。
    「ドイツから女性が追っかけてくるようなんはアカン」
    ええー。そこですか!と思って、笑ってしまいました。

  • ただ勉強が出来るから医者になる今の学生たち。
    それに比べ、やっとこ阪大医学部に入学するも授業をさぼり旅行三昧。カンニング、カンニングで何とか進級し、奇跡の国家試験合格。
    こんな医者がいてもいいんじゃない?
    楽しく読めました!

  • 購入後にエッセイと気づきました。表紙とタイトルで購入。

    身近に医師がいる環境ではありますが、先生もちゃんと人間なんだもんねと改めて思いました。
    学生~研修医~就職以外のお話も盛りだくさんで、話の引き出しというか、ストックの量がすごい。
    研修医時代が患者立場に近いけども医師としての立場もわかる板挟みっていうところが、ほんとうに経験からにじみ出るお言葉なんだなあとおもいました。
    自分も自分の領域でできる範囲おしごと頑張ろうと思いました。

  • ブラック・ジャックになれなくて、それはそれで良かったのかも。真面目で真面目な医者ばかりではないことに、不安を感じたり安心したりでした。

  • 非医師から医療を見たときに感じる点を,医師としての視点も含めた多角的な面から表現することで,医療行為が割り切れるものではなく,また医師も一人の人間であることをまざまざと感じさせる.とても感受性が豊かで好奇心も旺盛な筆致でのめり込める.ただのエッセイでは終わらないテーゼを世の中の大半を占める非医師に投げかける.

  • 作者の「昭和の医大生」時代のエッセイ集。
    世の中全体が大らかだったんだなあというのが随所から伝わってきて、どこかほっこりする。

  • 難関医学部生の話が珍しいという本。大学病院では死人が出ない、見込みがなければ転院させるからというのは、考えたら当たり前かも知れないが悍ましい話だ。2016.7.3

  • 昭和の医学生のエッセイ。
    今度は、久坂部羊さんの小説に挑戦

  • 2016.2.18読了
    仲野徹先生と同級生だったとは驚き。

  • 「無痛」「破裂」「廃用身」の久坂部羊さんの医学生時代の青春エッセイ。
    解剖実習現場で血管の走り方を観察する前に、すべての遺体のそれぞれの人生に思いを馳せてしまう久坂部氏だからこそ小説家になったのだろうか。
    ご本人は勉強したくなかっただけと書いている。
    美術にも造詣が深くて、絵もうまい。
    密度が濃い方だなぁ。

  • 数々の傑作医療ミステリーやサスペンス小説を描いている久坂部羊の意外な一面が垣間見える面白いエッセイ。

    久坂部羊が高校時代から小説家志望だったにも関わらず、大阪大学医学部を目指したこと、大学時代の破茶滅茶ぶりなどが描かれる。

    読んでいて、学生時代の遠い記憶が蘇り、懐かしさを感じた。

    大阪のフリーペーパー『月刊島民』に連載されたエッセイを文庫化。

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ブラック・ジャックは遠かった: 阪大医学生ふらふら青春記 (新潮文庫)の作品紹介

手塚治虫の母校、『白い巨塔』の舞台でも知られる大阪大学医学部。アホな医学生にとってそこは「青い巨塔」だった。個性的すぎる級友たち、さまざまな初体験、しょうもない悩み。やがて解剖実習を体験し、研修医として手術に立ち会うことに。若き日に命の尊厳と医療について悩み、考えたことが作家・久坂部羊の原点となった。笑いと深みが絶妙にブレンドされた青春エッセイ!

ブラック・ジャックは遠かった: 阪大医学生ふらふら青春記 (新潮文庫)はこんな本です

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