大密室

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  • 新潮社 (2002年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101204314

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有効な左矢印 無効な左矢印
恩田 陸
有栖川 有栖
有効な右矢印 無効な右矢印

大密室の感想・レビュー・書評

  •  面白かったです♪本格的なミステリーが読みたい、でも誰の作品を読もうかなと迷っていたので、選りすぐりのミステリー作家が書いた短編でできているこの本を選びました。
     火村先生、お久しぶりでワクワクしました。
     「密室」ってほんとに色々なタイプがあるなーと楽しめました。それぞれの作家さんのあとがきも面白かったです。
     西澤保彦さん。初めて読みましたが面白かったです。この方の本は何冊か持っていたので今度読んでみたいと思いました。怪獣シリーズがかなり気になりますが、これは持っていないので探したいです。

  • いろんな作家の密室をテーマとした短編集
    好きな作家さんが参加してて面白かった

  • おもしろかった。それぞれ最後に密室についてのエッセイ付き…というのが、読む前は「ハードル高い感あるな〜」と思ってたけど、あってよかった。色んなタイプの、でも全部密室的状況!の小説を読むには気分的区切りにちょうどよかったし…、知らない作家の開拓に「短編+短いエッセイ」は便利かも〜と思って。どれもそれぞれ風味は違えど密室。読んだことない風味でも、短編で気軽に楽しめた!

  • 有栖川有栖【壺中庵殺人事件】
    恩田陸【ある映画の記憶】
    北森鴻【不帰屋】
    倉知淳【揃いすぎ】
    西澤保彦【怪獣は密室に踊る】
    貫井徳郎【ミハスの落日】
    法月綸太郎【使用中】
    山口雅也【人形の館の館】
    全8編収録。

    かなり豪華なラインナップです。作品の後のエッセイでそれぞれの作者が密室に対し本音を語っていますが、やはり密室トリックは難しいんだなと感じました。
    正統な密室ネタがあまりなかったのはやや残念ですが、【不帰屋】と【使用中】は良作だと思いました。

  • 恩田 陸さんの短編が良かった!

  • よく、贅沢三昧なんて言葉を聞くけれど、これはなかなかの、三昧だったと思う。


    普通に考えて西澤保彦さんと恩田陸さん、貫井徳郎さんの作品が横グシに刺さるとは思えないもの(誰かに対して非常にシツレイ?)。でもこういた短編集では、何かのキーワードをフックに、もうまったく色の違う作品が並ぶから嬉しい。

    密室、というからやはりハードの部分がキーなのかと思いきや、さにあらず。そりゃそうかこの布陣だもんね、そんな単純な訳がない!

    地の部分にたっぷりと、いやーな情緒を絡ませる恩田作品と言い、地の部分の色合いの変わったことと言ったらもちろん、西澤作品!これはもう、ハードが別物になっているという噂すらある。

    ジャケ買いをしてもこれなら安心の一冊。ちょっとひまだな、という人に、好きな作家を決めあぐねている人に、おススメです!

  • 「密室もの」を集めたアンソロジー。ミステリで用いられるトリックでも抜きん出て人工的な故、最早出尽くした感すらある「密室」をめぐる、8本の短編+エッセイ。

  • 密室アンソロジー。作家ごとに持ち味を生かしたバリエーションに富んでいて、『密室』というキーワードでこれだけ楽しめるのか! と全体的に満足度高かった。
    1編ごとに、各作家さんの「密室」に関するエッセイが入っていて、こちらもまたバリエーションに富んでます。今回の短編についての後書き風に書く人もいれば、密室について語っている人もいたりと、これまた面白い。
    コストパフォーマンスの良い本でした。

  • 短いからわかるかな?と思ったけれど、分からなかった。

    一口に密室といっても、これだけのバリエーションがあるのを初めて知った。
    ぱっと読んでみると「これって密室?」と思うものも。

    貫井さんの作品は内容、文章ともに読み応えがあった。
    この短編集で初めて北森さんの小説を読んだけれど、亡くなっていらっしゃるのか。民俗学とミステリの組み合わせが個人的に大好物なので。

  • 緻密な論理で構築された密室という名の神聖なる魔空間。ミステリのトリックでも最も人工的であるが故に幻想性さえ帯びているこのジャンルに、手練れ8人が挑む。眩暈を誘う巧緻な仕掛けを施した8つの密室の扉をどれから開けるもお望み次第。さらに各作家が密室へのオマージュを綴ったエッセイと千街晶之氏による特別解説を擁し、密室をめぐる全ての謎に答えた究極のアンソロジー。(「BOOK」データベースより)

    壷中庵殺人事件(有栖川有栖)
    ある映画の記憶(恩田陸)
    不帰屋(かえらずのや)(北森鴻)
    揃いすぎ(倉知淳)
    怪獣は密室に踊る(西沢保彦)
    ミハスの落日(貫井徳郎)
    使用中(法月綸太郎)
    人形の館の館(山口雅也)
    神は密室(千街晶之)

    正統派あり、大技あり、ええ?ってのもあり、バラエティに富んだ数々の密室が楽しかった。
    読むほうは楽しめばいいのですが、作る方はさぞ大変なことだろうと思います。
    作品のあとに作者さんのエッセイがあり、それもとても楽しかったです。

  • 密室、をテーマにした短編集。
    よくまたこれだけ考えられたな、というよりは
    よくこのページで書きあげられるな、という感心でした。

    どう考えても密室ではないのでは? と思うものもありますが
    確かに状況を考えると『密室』になっています。
    前ふりがあり、そして落ちがある。
    その『落ち』に至る話を『前ふり』でされているというのに
    さっぱり気がつかなくて、あぁ…と最後に気がついたものもw

    リドルストーリー、考え込まない、非現実的な状況のものが
    読む分にはいいかと。
    そう深く考えずに済みますからw

  • 密室アンソロジー。
    著者は有栖川有栖,恩田陸,北森鴻,倉知淳,西澤保彦,貫井徳郎,法月綸太郎,山口雅也。

    機械トリックで感服、というのではないです。
    本格推理モノの一大ポイントである密室がテーマなのに、そんなに推理ものぽくなく多彩な揃いになっているのが興味深い。
    読み物としては西澤保彦がおもしろかったです。結構ハラハラできて笑。
    倉知淳が相変わらずほのぼのしてて好き。

  • いわゆる「密室」ものではなくバリエーションにとんだ作品で短いながらも楽しめた。
    もっとじっくり読みたいなーと欲がでるね。

  • おもしろかった。
    密室ばっかりで飽きるかな、と思ったけど、全然そんなことはありませんでした。
    密室を作るトリックが色々出てくるのだと思いきや、密室にからむというだけで、トリックの話に終わりません。
    ストーリー重視だったり、確かに密室ではある!とかいうのとか、笑えるのとか。

    密室が出てくるという点が同じなだけで、何というか、重心を置いているところが様々で、飽きません。

    個人的には恩田陸がよかったです。
    “隠された記憶”的なものが好きなので。

  • この本は短編集です。八編が入っていて、有栖川有栖の「壷中庵殺人事件」と、恩田陸の「ある映画の記憶」と、北森さんの「不帰屋」と、倉知淳の「揃いすぎ」と、西沢保彦の「怪獣は密室に踊る」と、貫井徳郎の「ミハスの落日」と、法月綸太郎の「使用中」と、山口雅也の「人形の館の館」と、千街晶之の「神は密室」が入っている。どの話も密室をテーマにしているお話です。どれも面白いですが、お勧めは、北森さんの「不帰屋」です。

  •  密室をテーマにしたアンソロジー。うむ、元々邦人のミステリーをあまり読まないので、シリーズものをもってこられるとなんか戸惑う。でもって、終りに作家のエッセイがついてるのだけど、それがなんか興ざめ。てか、だいたい邦人に多い「本格派とは云々」みたいな探偵論が嫌いなんだよ、私は。
     本自体は、結構面白かった。しかし、どれもトリックって点で見ると某少年探偵(でも中身は高校生)と大差ないよな。

  • 密室アンソロジー。
    それぞれの短編の後に、作者によるエッセイがついている。
    出来は様々だが、どの作品も密室への愛にあふれている(ように思われる)。
    西澤保彦の作品が一番面白かった。

  • 有栖川有栖、恩田陸、北森鴻、倉知淳、西澤保彦、貫井徳郎、法月綸太郎、山口雅也の密室をテーマにした短編が読めます。それとともに、それぞれの作家の、密室に対についてを語ったエッセイも。既にトリックは出尽くした、とも言われる密室に対してのそれぞれの作家さんの考えがわかります。

  • 恩田陸さんの作品は★5!
    (071010)

  • 有栖川有栖、恩田陸、法月倫太郎、<br>貫井徳郎、北森鴻、倉知淳、山口雅也。<br>8人の作家が生み出す『密室』をテーマにした短編集。
    <br>恩田陸の『ある映画の記憶』が収録されてます

  • ・密室がテーマのアンソロ。恩田さんと北森さんが目当てでしたがどっちも読んだ事あった…。でもやっぱり面白かった。法月綸太郎「使用中」と、山口雅也「人形の館の館」が好みです。

  • 期待していた恩田陸作品は、何処かですでに読んだものでした。残念。それでも『不帰屋』が面白かったのでよしとします。各作家さんたちのコラムを読んで、密室を作るのって難しいんだなぁ、と実感しました。

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