さよならソクラテス (新潮文庫)

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著者 : 池田晶子
  • 新潮社 (2004年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101206332

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さよならソクラテス (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「善い行いをしないで損をしている人のことなんかほっときゃいい、関係ないんだから。哀れみこそすれ、怒る理由はない」

    高級官僚の不祥事を話題にした章。

    「自分に関係のないことを妬むのは、やはり自分に関係あると思っているからだ。何かが自分に似ていると思うからだ。ひょっとしたら自分もあのようにあることができるのに・・。こういうときに人は人を妬むのだ。」

    連日、舛添都知事の公私混同問題が取り上げられているが、彼の品性に自分の似ているところを見出し、自分もそのような欲があるがしてないのに、彼がしていることに対する怒りがないか?

    前作・前々作に続き、各テーマごとにソクラテスとテーマの関係者の対話、またはソクラテスと彼の妻のクサンチッペとの対話を読むことで、読んだ人にそのテーマについて考えさせる。

  • ソクラテスとその妻のクサンチッペとの対話形式により哲学が語られる内容で、堅苦しいイメージの哲学をより身近なものとして描いていて、わかりやすい。
    また、世の中の課題を哲学的観点から架空の専門家との対話を通し語り、目から鱗の考え方、ヒント集。
    このソクラテスシリーズは全3冊あるようなのでおいおい読みたい。著者の池田晶子さんに非常に興味を持つ機会になった。

  • 第一弾よりは微妙。

  • 池田さんのソクラテスシリーズの3巻です。
    ソクラテスシリーズは、読みながら頭の中で
    ソクラテスに、反論したり、頷いたりと考え
    ながら読める面白い本です。

    「グノーティ・サウトン 汝自身を知れ」
    私は、私自身のどこまでを知っているのだろうか。
    自分自身の事を分かるまで、とことんこの自分を
    人生を考えていきたい。

  • 気に入っていた前作よりイマイチ
    どうしてか、読みながら飽きてしまった

  • クサンチッペとソクラテスの会話がおもしろすぎる。おもしろ対話を読みながら、気がつけばソクラテス哲学の片鱗に触れられるなんて素晴らしいじゃないの。

    (しかし哲学を学べる状況というのは幸せな世界に生きてるってことだよね。生きるか死ぬかの場面で「生とは」「己の存在とは」なんてぜったい考えないもんね)

  • 哲学には大学に入ってからものすごく興味があったんだけど、なんだかどこから入り込んだらいいのかわからなくて、授業ですすめられてた著者の本を読んでみました。
    さーっと読んだ感想は、「あげあしとり」。
    小さいころ母から「もう、人のあげあしばっかりとって!」と言われてたのを思い出しました。
    だから興味をそそられるのかもしれん。

    これはまたじっくり読みたい。

  • ソクラテスシリーズの完結篇、だそうです。

    帰ってきたソクラテスよりも、悪妻と名高いクサンチッペがたくさん登場します。
    彼女は彼女で分かりやすく到達しており、別の共感を生む。

    それにしても池田某はすごいね。
    ソクラテスもクサンチッペもプラトンもそこに居るわけだが、
    そのことでさえ客体化して「書くとは?」「書き言葉としての私とは?」
    人称にまで思索を巡らせ、対話法によって導いている。

  • 津本さん所有
    →10/05/23 キムさんレンタル
    →11/03/27返却(浦野預り)
    →11/06/11(竹谷預り)

  • 時折過激な論もあり。

  • 池田氏の本のなかでは、このソクラテス三部作がいちばん好きです。対話である、ってとこがいいんでしょうね。池田哲学の入門書にして、真髄です。

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