写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)

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著者 : 北森鴻
  • 新潮社 (2008年1月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101207230

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写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 俄然面白くなってきた!続き読みたいのに~~!!!って思ったら出てた!さっそく予約!!!

  • いろいろなつながりの見えてくる刊。
    もう続きが読めないというのが悲しいですね。

  • 表紙はオドロオドロしいし、各話のタイトルも同様の民俗学ミステリーなのだけど、読んでる感じは割と爽やかというかスッキリ読めてオススメ。

    殺人事件が起こりそれを民俗学の知識と推測を用いて解決するという推理物ではあるけども、殺人事件そのものよりも触媒となる民俗学の知識や推論、仮説の方がとても面白い。
    「写楽•考」などは都市伝説みたいなオチ。(こういうの好きです。)
    この感じは、、ダヴィンチコードに似てるなぁ。(と、解説を読む前に思いました。)

  • 蓮杖那智シリーズ:第3弾
    「憑代忌」「湖底祀」「棄神祭」「写楽・考」の
    4篇の連絡短編集です。
    今回もいつものごとくミクニ・・・の一言で無抵抗に
    奴隷と化してしまったが、那智先生との絡みは少な目で
    ちょっと残念だったけど、内容的には面白かったです。
    何が正解かわからない世界で、どういうアプローチから
    新説が導き出されるのかワクワクします。
    封印されるべき記憶は、同時に記録されるべき記憶
    なるほどぉ~

  • ちょうど御柱祭と同時期に読んだので妙に面白さ倍増。相変わらず短かすぎてモヤモヤするが、前2冊にくらべて読み応えは出てきた。フェルメールの話はかなり見え見えすぎてナニだったが、狐2人のキャラが良い。

  • 短編集
    『憑代忌ヨリシロキ』
    『湖底祀ミナソコノマツリ』
    『棄神祭キジンサイ』
    『写楽・考シャラク・コウ』

  • 憑代忌
    ミクニのヒロイン度がますますあがってるw
    肝心の事件の方は、まあ、ありがちな動機ではありますが、あまり突飛なのより、こっちの方が良いかも。

    湖底祀
    鳥居の話。
    うーん。なんかあまりいい感じしなかった。
    こじつけ臭がする。
    ミクニまたしても不幸w

    棄神祭
    殺されるための神。 って発送はすごく良かったけど、メインの事件の方が面白かった。

    写楽・考
    こーれーはー。
    私はこのパターンが嫌いなので、長かった割につまらんかった。
    って感想しかない。
    最後の結論が激しく蛇足。

  • 那智シリーズの短編連作
    新しい助手も増えて、キツネ目の事務方まで仲間みたくなって、なんだか賑やか
    ちょっとだけ冬狐堂もでてくる

  • シリーズ3冊目。さてこの後どうしよう。『邪馬台』再読か、他か。

    それにしても民俗学という分野をもっと知っておけば、触れておけばよかった。こんなにも面白そうなのに。
    でも自分だったら、いつでも不可しかもらえなさそうだなーw

  • 20140906 シリーズ物なので約束のパターンがあるが今回は変化している。一度主役が消えるパターンというのは有りなのか?次がどうなるか。

  •  民俗学ミステリ集、蓮丈那智シリーズ第三弾。
     憑代の変換、破壊されるための神、鳥居の意義と信仰、そして、カメラ・オブスキュラと謎の絵師。
     時代に埋没する謎を解く那智の手腕は相変わらずだが、彼女の理解者にして盟友の男のクローズアップが光り、その論文を読んでみたい思いに駆られる。

  • 蓮丈那智シリーズ第三弾。すっかり助手として定着した佐江由美子とついに名前の出てきた教務課の狐目氏、そして冬狐堂のインパクトが強すぎて、すっかり内藤さんの影が薄くなってきた気がしてちょっと寂しい…。そして題名の写楽がいったいいつ出てくるのかとすごく待たされました(笑)

  • 蓮丈那智シリーズ第三作。

    ①憑代忌◆都市伝説 人形 陰陽五行 
    ②湖底祀◆神社 鳥居 遺跡
    ③棄神祭◆保食神 数え歌 シャーマン
    ④写楽・考◆仮想民俗学 異端 絵画 骨董 

  • 蓮丈那智シリーズ第三弾。
    自分は民俗学に対する造詣がないため本書で展開される考察がオリジナルか定説かの区別がつかないのですが、オリジナルだと勝手に判断しています。その前提に立って読んでいるため、考察と現世の事件の融合の上手さに、ただただ脱帽するばかり。

  • シリーズも3冊目でやっとなんとか形になってきたのかしらん。ただ連城那智はますます星野「神南火」シリーズの人にしか見えない(笑)

  • 蓮丈那智フィールドファイルⅢ
    3つの短篇と、中篇が1つ。

    ■収録作品
    「憑代忌」……卒論提出シーズン真っ盛りの大学内では、内藤の写真を持っていると落第しないという噂が何故か学生達の間で流れていた。そんな折、内藤は蓮丈に命じられて調査に出掛けることに。そこで起きた村を守る「御守り様」と呼ばれる人形の破壊と、その持ち主である当主の殺害は関連しているのか? 【憑代の変換】に焦点を当てた話。

    「湖底祀」……講演出張中の蓮丈から、急遽F県栄村に呼び出された内藤と佐江。しかし到着してみると、蓮丈は「後はよろしく」と一筆残して消えてしまった。栄村では「円湖」という湖から鳥居遺跡が発見されており、熱心な在野の研究者がいるというのだが……。湖の名前の由来は? そして、そこで起こった殺人事件との関係は? 【鳥居】がキーとなる話。

    「棄神祭」……S県の御厨家で3年に一度行われる「御柱祭」を調査しに訪れた蓮丈研究室一行。この御柱祭、昔蓮丈と教務部の狐目が大学院生時代にも調査対象として現地を訪れていたのだが、なんとその時殺人事件に遭遇したのだという。そして、まるで当時を再現するかのように再び事件が起こり……。【保食神】にまつわる話。

    「写楽・考」(中篇)……式直男という人物が発表した論文「仮想民俗学序説」は、とある業界を揺るがすような内容だった。そしてその文体は蓮丈那智のものとそっくりなのだが、蓮丈が別名で論文を投稿することなど考え難く、内藤は不審に思う。しかしその直後、論文の投稿者「式直男」が行方不明になり、更には式直男に関わった骨董商が殺害されるという事件が起こる。失踪した蓮丈に骨董商殺害の容疑がかかり、それを晴らすために内藤・由美子・狐目が奔走する、というストーリー。【武家文書】がポイント。

    ***

    個人的にはシリーズ初の中篇より、短篇の「棄神祭」が面白く感じました。
    中篇も面白いんですが、エンタテイメント性が高いところやラストのロマンチックな写楽に関するオチは、このシリーズにはなくてもいいかな~と。
    短篇の、必要最低限のことだけを追っていくような描写が好きです。
    悪く言えば地味ということになるかもしれませんが、淡々とした話の運びが那智の性格にマッチしてひとつの雰囲気を作り上げていたように思うので……。
    まあ、これはあくまで好みの問題ですね。

  • 表紙が怖い。
    ストーリーの中で披露される神話等についての新説・新解釈はなかなかよくできていて、エンターテインメントとしてはおもしろい。よく考えたものだと思う。文章はあまり好みではなかった。

  • 4+ 

    “カメラ・オブスキュラ”←声に出すとちょっと気持ちいい。

    シリーズ3作目。佐江由美子が新レギュラーとして加わり、増々道化の役回りが板についてきた“語り手”内藤三國。同時に連丈那智との関係性も明確化、言わば、魔女と使い魔、女王様と奴隷、ジャイアンとのび太、いやスネ夫か。いやそんなにひどくはないか。徐々に存在感を増す狐目の教務部主任のフルネームがついに明らかになり、冬弧堂も再登場。なんとなく精神的に四面楚歌な内藤三國の受難は続く。心の中で軽口叩いて頑張れミクニ。…と言っても、知的好奇心を大いに刺激するこのシリーズもあと一作を残すのみとは実に寂しい限り。

  • 前2冊に比べると、なんとなく物足りないかな。特に表題作は何か芯の部分がぼやぼやのままストーリーが進んでいく感じ。サービスはいいのだけれど。

  • 北森鴻は好きな作家。
    民俗学の話はわかりにくいし、ストーリーの辻褄が合っているのかどうかよくわからない所もあるけれども、作者の作品に向かう誠実な姿勢が感じられます。
    海外の有名な画家と日本の浮世絵師を繋げた表題作の発想力・想像力に驚かされました。

  • 那智シリーズ3
    面白いが、難しいので読むのに時間がかかる。

  • 狐目の名前が明らかに!そしてあの旗師も登場する表題作

  • 民俗学+ミステリ。
    面白くないはずがない、と意気込んで読んでみた。

    それほどでもなかった。
    シリーズ物なのにいきなりⅢを読んだからか…。

    どこで“写楽”が出てくるのか…、なるほどね。
    でも、昔、どっかで同じような話を読んだ気が…する。

  • 凶笑面や触身仏を読んだときは、頭のなかに読んでるシーンの映像が強烈に浮かんできたのですが、今回はそこまでは映像が浮かんでこなかった。まだまだ僕も未熟なのか。またいつか読み返したら、そのときは浮かんでくるかなー。

  • さまざまな世界を堪能できるミステリー、
    なのではありますが事件の構成が
    少々甘いのです。
    ただし、最後の「写楽・考」に関しては除外です。

    お勧めはもちろん最後の作品です。
    才女の那智が凶悪な仕立て人に
    堂々と向っていく点は必読。
    しかし人の欲と言うのは…

    もし読むのであれば「表題作」目当てで
    読んでください。
    他の作品はパンチが弱いです。

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