鼓動―警察小説競作 (新潮文庫)

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制作 : 新潮社 
  • 新潮社 (2006年1月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101208459

鼓動―警察小説競作 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 久しぶりの警察小説は、やっぱり落ち着くわぁ。
    アンソロジー本。未読な作家さんが2名も入っているので、楽しみ。

    【読間……一篇ごとレビュー】

    ●雷鳴●
    …安定の“鮫”。キャラが確立してる分、短くてもしっかり味わえた。反面、“鮫”を知らない読者にはあまり意味が分からなかったのでは??

    ●刑事調査官●
    …今野敏は、安心して読めるね。ただ、“心理捜査官”の登場は必要あったのか??
    …筆者の別シリーズのスピンオフ的な位置付けなのだとしたら納得もできそうだけど。。

    ●誰がために●
    …白川道の初読み。少年犯罪と少年法、遺族の憤り……題材としてはよくある内容だが、そこに込められた“想い”はひしひしと感じられた。
    …重く暗い物語だが、読みやすい文体には好印象。機会があれば、長篇も読んでみよう。

    2015.10.14.書。

    ●ロシアン・トラップ●
    …永瀬隼介も、初読み。
    女性目線の、ハードボイルド(笑)。

    硬質な文体は、嫌いではない。長篇も、手頃そうなのを見かけたら読んでみよう。

    ※しかし、イリヤも撃たれたか。。。明るい未来なはずは無くとも、とりあえずハッピーエンド(?)にしてあげても良かろうに。。。


    ●とどろきセブン●
    …連作短編集「駆け込み交番」にて既読の一篇。その一冊の中で一番面白かったのが「とどろきセブン」だった記憶があるが、詳細までは失念。

    よほど気に入った1~2冊を除くと、普段は一度読んだ小説を読み返すことはないのだけど……“面白かったという記憶”を頼りに再読開始♪

    読間。2015.10.15.書。

    読了。
    ↑の記述に、一部訂正。『駆け込み交番』内で一番好きだったのは、本著ではなく『人生の放課後』だった(苦笑)。

    もちろん本著「とどろきセブン」も面白かったよ♪

    「人生の放課後」……謎に元気な老人グループ“とどろきセブン”の、裏の顔(真の顔?)が判明する一篇で……本書を読んで気に入ったなら、ぜひともそちらも読んでほしいと自信をもって勧められる。



    一冊トータルでは……
    ★3つ、7ポイント。
    2015.10.17.了。古。

  • 好きな警察ものばかりのアンソロジー。
    大沢在昌さんは初読だったが、
    是非「新宿鮫」を読んでみようと思った。

  • 「雷鳴」いいねぇ!これはいい!

  • 警察ものの短篇集
    あんまり好きじゃない

  • 【雷鳴 大沢在昌】
    最後の文章に釘付けでした。まさかそんなラストとは全く考えていませんでした!さすが!

    【刑事調査官 今野敏】
    警察小説って組織、とくに上とは対立する事が多い中、この作品の人物は温かみを持った、血の通った刑事だった。
    今野敏、これから数々の作品を読ませていただきます。お付き合いよろしくお願いします。

    【ロシアン・トラップ 永瀬隼介】
    少し…描写が目に余る所もあるが警察の黒い一面が想像し易く、実際にあるように錯覚させられました。

    【とどろきセブン 乃南アサ】
    人柄を買われ老婆に可愛がられる新米警察官。
    クラブの仲間が齎した情報の真偽のほどは?

  • 大沢先生の「雷鳴」はお見事!の一言に尽きる。
    すっごいな~あの短さであの満足度。

    乃南先生の「とどろきセブン」はタイトルからして秀逸。
    で、内容が「あれ?伏線ばらまきっぱなし?」と思っていたら、ちゃんと続編があるのですね。
    設定がナイスではありませんか。超現代っ子新米警察官と、ちょっと謎のお年寄り七人組。面白い!!

    永瀬先生の「ロシアン・トラップ」も短編(中編?)にしては素材てんこ盛り。大したものです。
    ほか二編も味わい深い。

  • (収録作品)雷鳴(大沢在昌)/刑事調査官(今野敏)/誰がために(白川道)/ロシアン・トラップ(永瀬隼介)/とどろきセブン(乃南アサ)

  • 『新宿鮫』読んだことがなかったけど、それの番外編みたいな掌編『雷鳴』はなかなかよかった。

  • 雷鳴→元を知らなかったけどあのメチャ短い短編で詰まった内容、最後興奮してしまいました!

    刑事調査官→2番って感じでよかったです。淡々と若手達を育てるおっちゃん。

    誰がために→おも〜〜い。世の中が考えないようにしていることを考えされられました。被害者の人権ってなんだろう。

    ロシアン・トラップ→少しエロティックでロシアンマフィアが格好良かったです。惚れた。

    とどろきセブン→一番軽い内容でしたがやはり〆。スッキリと本を閉じれました。年寄りは年期が入っていますね。バカにしちゃいけない。


    わたしは雷鳴と誰がためにとロシアン・トラップが好みでした。

    ただどれもガッツリ濃厚警察モノを期待していた人はガッカリな感じだったでしょうね。全体的にあっさりとした仕上がりでしたから。

    「決断」の方に☆4つで、内容トントンなのでこちらも☆4つ。

  • 警察小説の新規開拓に、と思って手に取ってみた。大沢在昌さんの『雷鳴』はラストに驚かされた。あんなにも少ないページ数で、本当に見事としか言いようがない作品。白川道さんの『誰がために』はものすごく悲しい話で、そして胸にくるものがあった。乃南アサさんの『とどろきセブン』は若き巡査の奮闘っぷりが読んでいて清々しかった。

  • 警察小説というよりも、かなり叙情的な色合いが強かった。しかしどれも胸にくるお話ばかり。
    特に『誰がために』がよかったです(*´ー`)

  • 「決断」同様に警察小説のアンソロジーである。白川道の「誰がために」は胸が熱くなった。大沢在昌の「雷鳴」は短編であるが秀逸。「新宿鮫」シリーズの鮫島が登場するのにはビックリ。乃南アサの「とどろきセブン」は、彼女の「ボクの町」という作品に登場する交番勤務の聖大が登場する。こういった作家ごとのそれぞれのシリーズものにリンクしているのが面白い。

  • 警察小説てんこ盛り

  • 読んだ日 2007.1 (借:熊本市東部図書館)(9) 

  • 警察小説のアンソロジー。5篇収録されてます。面白かったです。白川 道『誰がために』が良かったです。

  • 私が好きな作家さんばかりの一冊、この豪華感!それだけで十分すぎるほどおつりが出ます。

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