十兵衛両断 (新潮文庫)

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著者 : 荒山徹
  • 新潮社 (2005年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101210414

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十兵衛両断 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 2016/11/15完讀

    隨意借來看,沒想到閱讀感居然這麼暢快!如解說所提到的,荒山的作品有山田風太郎的奇想天外和隆慶的雄大格局,確實感受到隆慶影子這點令我興奮不已(至少這本好像比閱讀量不多的安部的傳奇出色)。傳奇小說由於荒誕不經,忍術妖術輩出,要寫出說服力讓讀者進入該世界最為困難。一開始讀到柳生十兵衛中了面具妖術當時還覺得很離譜,不過作者開始引用煞有其事的史料(黃算哲~),編織朝鮮真實的國情與歷史進入故事後,故事一口氣格局大開,讓我完全陷進這個世界裡被說服了。朝鮮官員去秀吉廟凌遲云云的故事,根據中國朝鮮的儒學思想這完全是可以想像的,反倒讓我開始覺得這該不會真的發生過?!此外,五個故事雖然看似無關,都有柳生和朝鮮,但卻在最後一個又畫上一個整齊的句點,最出色的就是作者掌握節奏的能力,很快就把讀者帶進那個世界,但是又再恰到好處的地方收線,整個故事的行進全無冷場。雖然沒有隆慶的古典美意識,無關正邪,但柳生等劍客之間的交戰痛快淋漓,武打場面也不會太囉嗦,乾淨俐落令我相當有好感,而這種超強的感覺自從離開隆慶的書之後好久不見了,這種砍人或雜魚像切菜頭的豪快感,勁烈感是我相當喜愛的感覺。讀完之後對柳生一族深感興趣(柳三嚴柳四嚴等角色雖然一開始覺得很扯,不過完全被作者給收編了),十兵衛的故事令我最印象深刻,最後妖術師柳三嚴把十兵衛的腦袋給邪化,雖然覺得他很可憐,但也對於作者能夠編出這種三轉四轉真真假假的劇情深感佩服。柳生友景的陰陽師才能和超絕劍技也令我印象深刻。雖然我對韓國毫無興趣,但總之這本小說實在太有趣了,竟然這些部分也可以讓我讀得津津有味(而且深深反映該族的民族性,所有人或偉大事物都是從他們那裏來的?!)。作者的筆力是可以將讀者完全帶離現實世界的,而且娛樂性非常強可以輕鬆讀,這種久違的驚喜感實在令人歡喜,秀作秀作。

  • いやあ、すごいね!何というか、こんなのあり?って感じです。
    話は柳生一族と朝鮮妖術師の虚実乱れる戦いの物語で、その中心の柱は柳生十兵衛です。何と十兵衛が二人いたり、三度も死んだり、と、まぁ荒唐無稽もここまでいけば立派です。柳生なのに陰陽師である者が出てきたりと、まぁ何でもありですね。
    それも、引用文献(本当にあるの?)が引いてあったりして、いかにも本当らしく書いてあるんですね。作者は韓国留学経験があるので、さらにだまされやすくなって、めまいがしそうです。好き嫌いあるとは思いますが、エンターテイメントとしては読み応え有りますよ。

  • 「十兵衛両断」、「柳生外道剣」、「陰陽師・坂出出羽守」、「太閤呪殺人」、「剣法正宗遡源」の5編の伝奇小説、というかエンターテインメント小説。柳生石舟斎、宗矩、十兵衛などの剣術や奇想天外な呪術ノッカラノムのみならず、朝鮮通信使、降倭、など、朝鮮にまつわるストーリー展開に驚いた。秀吉末期から徳川初期にかけての李氏朝鮮の歴史にもふれられていて(史実かどうかは別にして)興味深い。

  • 韓国に留学し、朝鮮半島の歴史・文化を学んだ著者が、その知識を土台にとんでもない話を展開する伝奇小説。朝鮮の歴史に感心して読み進めていると、いきなり歴史から跳躍して伝奇の世界に移るという、その感じがたまらなく楽しい。
    出てくる剣豪も魅力的に描かれている。引用文にある十兵衛登場シーンは、これだけで十兵衛の強さと性格と魅力が伝わる名文。興奮する。
    歴史マンガ・小説を何作品か読んでいると、どうしても他の作品のキャラとして登場人物を思い描いてしまうオートクロスオーバーが起こるのが常だが、本作では朝鮮側の人、特に朝鮮王子がへうげものと混ざって大変なことになった。具志堅面の加藤清正に殴られながらも疋田文五郎に剣を習う朝鮮王子はヨン様面。
    (http://kill.g.hatena.ne.jp/xx-internet/20090726/p1)

    合わせて読みたい
    ・岩明均『雪の峠・剣の舞』(疋田景兼)
    ・山田芳裕『へうげもの』(朝鮮王子、沈惟敬、李舜臣)
    ・隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』(鍋島勝茂・知恵伊豆)

    荒山徹は全部読む。

  • 凄いなぁ、朝鮮と柳生のことだけで、 よくこんな面白い話を沢山書けるなぁ。面白すぎだよ。 純厳とか正景とか、無名の人物をヒーローに仕立てるのも上手い。

  • 十兵衛、三度死す―徳川家光の治世、兵法師範役・大和柳生家を朝鮮から到来した陰謀が襲う。韓人の呪術に陥れられ、強靱な肉体を失った一代の麒麟児。復讐の鬼と化した十兵衛は、流浪の末にもう一つの新陰流に遭遇する。太閤秀吉、さらには二代将軍の命さえ狙ってきた韓人たちとの間に、柳生一族は如何なる因縁を秘していたか。戦国の世からつづく怨念に、死闘が終止符を打つ。

    2009.12.23読了

  • 著者様大真面目なのかふざけてるのか分かりませんが、
    すみません、爆笑しました。
    「陰陽師坂崎出羽守」という宇喜多家がちょっと登場する
    凄まじい話が収録されてます。

  • 2006/8/28購入
    2007/7/1読了

  • 柳生家の剣士の生き様を、朝鮮史と絡めて描く短編集。ただし、朝鮮が絡むからといって物語が面白いわけではない。無理やりな感じ。

  • 柳生石舟斎、宗矩、十兵衛の三代が主人公となる短編五編が収められた伝奇小説。それぞれ時代が前後したりするが、見事につながった連作集となっている。歴史の狭間を伝奇的につなげて驚愕の小説に仕上げている。

    2007.3.26読了

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  • 柳生十兵衛は二人いた!? 朝鮮に新陰流が!? 山田風太郎も驚きの荒唐無稽な朝鮮妖術、朝鮮柳生に括目せよ。歴史の裏に朝鮮・妖術・柳生の異形の影を見出した伝奇作家、荒山徹の代表作。後の作品と比較しても奇想とエンタメのバランスが程よくとれた良質の短編集となっている。時代物に抵抗のある人も試しに読んで見ては? 

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