tamasa85さんの感想
2017年12月15日
そこまでして岡崎家と結婚させたいかな? そうでなくてもあんな差別的なお姑さんがいるのに…。 隠しておいたところで、万が一真奈美もそうで発症したら 身近なお姑さんから差別され 真也が子供の頃に受けたような思いをすることになるんじゃないかな。 真也は、あの姑に、自分の故郷のあの人たちと似ていると思ったわけだよね? それに自分が真奈美なら、「あのこと」はちゃんと教えてほしいけどな。 知った上で子供を産むかや結婚するかを決めたいと思うけど。
1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。