いっぽん桜 (新潮文庫)

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著者 : 山本一力
  • 新潮社 (2005年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101213415

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いっぽん桜 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 花にまつわる人情話短編4編の構成でしたが、どの作品も人情味にあふれた話で良かったですね!
    また今回は夫婦を交えた家族の絆というのも良かったです!
    山本一力作品は江戸時代の作者の生誕地の土佐と江戸深川を舞台にした人情作品が主ですが、さすがの作風で、どの作品も、主人公がまわりの人達に支えられながら成長していく粋な話にどんどんはまっていっております。

  • 桜の季節になると読み返したくなるかもしれない。
    「萩ゆれて」が明るいハッピーエンドなので、読者もハッピー!

  • 胃の腑から苦いものが込み上げて来そうだった にじみ出した涙が、高枕を濡らすにまかせていた 娘のためにしたことを、カネに置き換えられるのを心底から嫌っていた

  • 人情時代物…らしいが、くどくなくらず、さっと抜けていく涼しさがある。が、さっとしすぎていて、おそらく内容は忘れてしまうだろうなぁ。
    表題作のいっぽん桜が一番よかったかな。

  • つらい現実の生活にもほっと人の温かさを感じることがある。花にまつわる短編4つ。2016.2.3

  • 短編集である。ただ、著者の魅力は長編でこそ発揮されるように思う。

  • 家族の愛をしみじみと感じる短編集です。
    季節毎の花が、物語と共に心に染みてきます。

    すいかずらは、「忍冬」と書くそうです。
    真冬の雪に遭っても葉をしぼませないことで付けられたそうな。
    春の入口に出会って、気持ちを元気にさせてくれる花ですね…。

    個人的には、今年の夏は桔梗に囲まれていました。
    毎年忘れられない花になりそうです……。

  • この人の作品は、無理せずにサクサク読める感じ。でも話の終わりごろから どの話も 無理やり終わらせたような感じがあったけど。この短編集の話はどれも 無理がなかったような。一番好きな話は 「そこに すいかずら」かな。紀伊国屋文左衛門が登場して ちょっと リアリティもあったし。江戸の大商人の心意気と 商才をフルに活用して生きていく様が 面白かった。でも江戸の火事って この人の作品には 始終出てくるけど ほんとに こんなにしょっちゅう火事出してたのかねえ。

  • 江戸人情モノの短編集。

    本の雑誌10月号の特集でオススメされ(?)、はじめて山本一力さんの本に手を出してみました。
    江戸の様々な職業の描写にコダワリを持っておられるような気がします。

    個人的には、表題作と土佐の話の2編がオモシロかったです。

  • 短編集でした。この方の時代小説は今まで読んだ中で外れがなかったので古本屋で購入。自分が時代小説を買うのは珍しいのですが。

    表題の作品なんて現代の企業のようだなあ、なんて思いながら読みました。それを言ったら萩ゆれても武士社会を企業の縦割り社会に置き換えたらそうなのでしょうが。今も昔も人間のやることなんてそんな変わらないのかも知れない。そして人と人との間に通う人情も。現実はつらいけれどもこの世の中、そう捨てたものでもない。読んだ後ほっとするお話でした。

  • 桜、萩、忍冬、朝顔、と、花を主題にした4篇の短編集。多くの人がレビューに書いているとおり、『萩ゆれて』が実に良かった。電車内で読んでたのですが、人目を気にせず浸れる環境で読みたかった。

  • 花を題材にした4編の人情時代小説。
    どの話も温かみがあり読みやすい。
    「萩ゆれて」が好きだなぁ。

  • 四話の短編からなる一冊。
    それぞれ、人間の素直な気持ちが出ていたと思う。

    時として、人の「想い」は
     人の「喜び」「悲しみ」をつれてくる。

  • 山本一力3冊目。
    ところどころたるんでるところもあるけど、全体を通していいストーリーが詰まってる。
    ほっとしたい時にはオススメの一冊。

  • 私にとって初山本一力作品です。
    なんか、しみじみいいなぁ・・・・って感じですね。

  • 秀逸なのは「萩ゆれて」

    題名には「萩」、主人公の名は「兵庫」、物語の舞台となるのは「土佐」という作品。 (^o^)

    廻りの反対を押して武士の暮らしを捨て、見初めた漁師の娘と添い遂げる若者の姿を著したハートウォーミングな話です。私はこうしたハッピーエンドが大好きです。

  • 最近この人の小説を続けて読んでます(もらったからなんだけど)
    これも江戸もの。
    毎日の生活を必死に生きる庶民たち。
    こういう話書かせるとうまいねーー

  • 表題作を含む四季の花を題材にした4編からなる短編集。
    江戸に生きる人々の人情を生き生きと巧みに描いている。
    特に人が人を思いやる気持ちが中心に描かれ,
    その気持ちに感動させられる作品となっている。
    いつまでも変わらない人情を大切にしたいものである。
    個人的には「いっぽん桜」,「萩ゆれて」が良かった。

  • いっぽん桜・・・
    老舗の頭取番頭に登りつめ、7年がたつ
    その間、お店は隆盛を迎え、それに大きく貢献してきた長兵衛
    ある日、だんなさんが引退して、息子に店を任せるとの言葉
    その後の言葉を期待した長兵衛の耳を疑う言葉が・・・

    家庭では上手く言葉を掛けられないが、いつも気に掛けていた娘
    あまり構ってやれなかったこの娘と、自宅で桜の花見をしたく、50年の樹を植えたのだが
    突然言い渡された42年勤めたお家からの「引退」に戸惑う主人公

    ふと、力を抜いて見渡せば、自分が受け入れられている事に気がつくんですね

  • 短編が4つ入ってます。
    どれもこれも素敵な話ですが、私のお気に入りは雛人形の話。
    男同士の友情や、家族愛がてんこ盛りです。

  • 4つの短編。
    私は「そこに、すいかずら」が好き。お雛様のお話。

  • 心が温まる家族の話。泣けます。

  • 「花」にちなんだ、心温まる人情話が収録された短編集。結構胸に響くシーンもありましたが、話の展開等の印象は至って普通…な感じを受けました。今度は長編作品に触れてみたいと思った作家さんでしたね。

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