いっぽん桜 (新潮文庫)

  • 240人登録
  • 3.47評価
    • (12)
    • (30)
    • (55)
    • (6)
    • (0)
  • 31レビュー
著者 : 山本一力
  • 新潮社 (2005年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101213415

いっぽん桜 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 周五郎の後に読んだ所為だけではないと思います。やはり一力さんは少し悪い方向に進んでいるのかも知れません。
    花をテーマに入れた作品集ですが、その持ち込み方に無理にが有るように見えます。なんだか”こうやったら良い。面白い話になる”そんな事を頭の中でこねくり返して、書きたいと思うネタが無いのに、無理やり書いた。そんな感じがするのです。何だか初期の作品の方が”勢い”とか”深み”とかを感じるのです。
    じっくり腰をすえて、良い作品を書いて欲しいのですが。

  • 花にまつわる人情話短編4編の構成でしたが、どの作品も人情味にあふれた話で良かったですね!
    また今回は夫婦を交えた家族の絆というのも良かったです!
    山本一力作品は江戸時代の作者の生誕地の土佐と江戸深川を舞台にした人情作品が主ですが、さすがの作風で、どの作品も、主人公がまわりの人達に支えられながら成長していく粋な話にどんどんはまっていっております。

  • 桜の季節になると読み返したくなるかもしれない。
    「萩ゆれて」が明るいハッピーエンドなので、読者もハッピー!

  • 胃の腑から苦いものが込み上げて来そうだった にじみ出した涙が、高枕を濡らすにまかせていた 娘のためにしたことを、カネに置き換えられるのを心底から嫌っていた

  • 人情時代物…らしいが、くどくなくらず、さっと抜けていく涼しさがある。が、さっとしすぎていて、おそらく内容は忘れてしまうだろうなぁ。
    表題作のいっぽん桜が一番よかったかな。

  • つらい現実の生活にもほっと人の温かさを感じることがある。花にまつわる短編4つ。2016.2.3

  • 短編集である。ただ、著者の魅力は長編でこそ発揮されるように思う。

  • 家族の愛をしみじみと感じる短編集です。
    季節毎の花が、物語と共に心に染みてきます。

    すいかずらは、「忍冬」と書くそうです。
    真冬の雪に遭っても葉をしぼませないことで付けられたそうな。
    春の入口に出会って、気持ちを元気にさせてくれる花ですね…。

    個人的には、今年の夏は桔梗に囲まれていました。
    毎年忘れられない花になりそうです……。

  • この人の作品は、無理せずにサクサク読める感じ。でも話の終わりごろから どの話も 無理やり終わらせたような感じがあったけど。この短編集の話はどれも 無理がなかったような。一番好きな話は 「そこに すいかずら」かな。紀伊国屋文左衛門が登場して ちょっと リアリティもあったし。江戸の大商人の心意気と 商才をフルに活用して生きていく様が 面白かった。でも江戸の火事って この人の作品には 始終出てくるけど ほんとに こんなにしょっちゅう火事出してたのかねえ。

  • 江戸人情モノの短編集。

    本の雑誌10月号の特集でオススメされ(?)、はじめて山本一力さんの本に手を出してみました。
    江戸の様々な職業の描写にコダワリを持っておられるような気がします。

    個人的には、表題作と土佐の話の2編がオモシロかったです。

全31件中 1 - 10件を表示

山本一力の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

いっぽん桜 (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

いっぽん桜 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

いっぽん桜 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

いっぽん桜 (新潮文庫)の単行本

いっぽん桜 (新潮文庫)のAudible版

ツイートする