辰巳八景 (新潮文庫)

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著者 : 山本一力
  • 新潮社 (2007年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101213422

辰巳八景 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 辰巳を舞台にした短編集。短編集ではあるが、時代設定は1700年ごろから150年程を順々にくだっていく。
    時代が移り変わって同じ場所でも色々と変わっていく中でも、人々の生活や悩みはそうそう変わらないなあと思えた。

  • 2014年新年最初の本は、大切な人の影響を受けた山本一力さんにしました。深川が舞台で生き生きと生活している人。切ない恋。潔い女性がとてもステキでした。読んで良かったと思った短編集でした。

  • この方の本は結構好きなんだけど、
    やっぱり短編になると、状況や人の説明が文章のほとんどを占めてしまって、
    この人の特徴である気持ちの描写が減ってしまうのが難点。。

    まぁ長編だと気持ちの描写は長くて楽しめるんだけど、最後の終わり方がうやむやで消化不良。。という事も多いんだけど。。

    山本さんの作品はここしばらく読んで来たけど、ちょっとお休みしようかな~。って感じです。

  • 小笠原流の礼法が出てきて懐かしかった。乳通り。

  • 深川に実在したであろう場所を舞台にした8つの短編集。いずれも、登場人物の優しさや、心意気、無念さが描かれていて、心地よい読後であった。

  • 江戸深川を舞台にした市井時代小説です。「辰巳」とは江戸深川のこと。深川は江戸城の辰巳の方角(東南)にあたるからです。山本一力氏が長唄『巽(辰巳)八景』に材を得て紡いだ八篇の物語です。八編とも極上の物語です。それぞれ味わいが深く、私は一篇読み終えるごとにしばらく心地よい余韻に浸りました。中でも「永代寺晩鐘」と「やぐら下の夕照」が秀逸。

  • 人情にふれたくなったら、読みましょう。

  • 深川人情短編集
    先入観なしで、素直に読むといいと思います。
    佃町の晴嵐は、出来すぎた話ではあるけれど、でも本当にありそうないい話。
    ありそうなところが深川人情なんだなぁ

  • 長唄の「巽八景」にちなんだ心温まる8つの短編集。
    深川を舞台にした江戸庶民の生活が巧みに描写されている。
    どの話も新たな人情や自分の気持ちへの気付きで終わる。
    個人的に「佃島の晴嵐」,「洲崎の秋月」が良かった。
    特に辰巳芸者の心意気を描いた「洲崎の秋月」は良かった。

  • やっぱり永代橋好きです。
    いつも似た時代、題材、場所なのに、多彩な話を作り出すのはさすが!!

  • どこか明るさを含む情緒のある作品でした。
    ストーリーの作り方が、ほぼ同じパターンですね。導入でクライマックス直前を描き、次に逆戻りしてその背景やそこに至る過程を描いていく。そして最後に一気のクライマックス。この持ち上げ方が、なかなか見事です。時折、そう来るかと思わせるエンディングも混じっていますし。
    いかにも江戸の庶民を生き生き描く山本さんという感じで、なかなか良い作品です。

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