BRAIN VALLEY 上巻 (新潮文庫 せ 9-1)

著者 :
  • 新潮社
3.36
  • (25)
  • (47)
  • (98)
  • (13)
  • (8)
本棚登録 : 457
感想 : 53
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101214313

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 脳みそー!!
    私は脳の働き、とか進化、とか遺伝子、とかを詳しく説明してくれる本が大好きです。(でもあんまり難しくないやつ)
    でもってストーリーも面白くてなおかつ真実みがあれば言うことなし、かな。
    そしてパラサイトイヴの時も思ったのですが、作者はクライマックスで理科系から文科系に頭を切りかえるくせがあるのか、表現を誇張するあまり真実みが薄くなっている気がします。まあ好みなんですが。
    ハナのシーンでは文科脳で感動しました。本気で。

  • 非常に科学的で、難しく読みづらい。が、内容はとても興味深く、この手の話題に興味のある人はハマるかと。
    文系の人にはあまりお薦めできない。

  • 脳医学、脳の構造についての資料。小説としてもなかなか
    宗教、性について分解してくれた

  •  作品の題材は脳。脳に関する徹底的な取材から作成された物語で、随所に脳科学に関する記載がちりばめられています。それも結構専門的。頭の中でそうした情報を集約するのにちょっと時間がかかりますが、それでも読み始めると先が気になって、一気に読み進めてしまいます。<br>
     エイリアンアブダクションや臨死体験、そして神の存在を脳の観点から見据えつつ、多数のキャラクター達の抱える闇を浮き彫りにし、謎が謎を呼ぶ展開を実にテンポ良くつないでいっていますので、読んでいて引き込まれてしまいます。

  • 死とは何か。人間とは何者なのかを考えさせられます。

  • 脳と哲学に興味を持っている人向け。SF作品の中でもかなりマニアックな部類に入るのではないかと思う。かなり好き嫌いが分かれるはず。

  • 科学が進歩してとはいえ、未だ解明されていない人間の脳を巡るサスペンスホラー。
    <p>
    「人間のすべての感覚は、脳の信号でしかなく、ココロとは心臓のことではなく、脳のコト」っていうのが、わかってはいたけど、ショックでした。<P>
    では今私が見ているのは、現実?それとも、脳が見せているただの幻想?

  • NHKの「脳と心」全開です。あれ見てれば、少なくとも脳に関する薀蓄部分は読む必要がないですね。瀬名作品は、科学的な説明が長くていけない。

  • 瀬名英明のバイオサスペンスホラー。パラサイト・イブが良かったと思った方、こちらも必ず楽しめます。やっぱりSFホラーは科学の描写が詳細でなければ面白くない。科学の中での人間という存在について考えさせられます。

  • 脳みそが疲れた。

全53件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1968年、静岡県生まれ。東北大学大学院薬学研究科(博士課程)在学中の95年『パラサイト・イヴ』で日本ホラー小説大賞を受賞し、作家デビュー。
小説の著作に、第19回日本SF大賞受賞作『BRAIN VALLEY』、『八月の博物館』『デカルトの密室』などがある。
他の著書に『大空の夢と大地の旅』、『パンデミックとたたかう』(押谷仁との共著)、『インフルエンザ21世紀』(鈴木康夫監修)など多数ある。

「2010年 『未来への周遊券』 で使われていた紹介文から引用しています。」

瀬名秀明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×