八月の博物館

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著者 : 瀬名秀明
  • 新潮社 (2006年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (666ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101214337

八月の博物館の感想・レビュー・書評

  • 【あらすじ】
    小学生最後の夏休み。少年トオルは、偶然に見つけた不思議な建物「THE MUSEUM」で、謎の美少女・美宇に出会う。あらゆる時代と場所へ、時空を超えて移動することが可能なこの建物の中で、過去のエジプトへ飛んだ二人。しかしその冒険は、長く封印されていた邪悪な力を召喚し、大人になった未来の自分自身さえも呼び寄せてゆく。壮大なスケールで展開する、物語のワンダーランド。

  • 久しぶりに中身の濃い冒険小説に出会った。面白かったけど、何故だか読むのに時間かかりました。

  • カバーがまた、実に良い

  • アカデミック+SF+ファンタジー。
    読むのは2回目です。
    ここ2か月くらいのあいだに、国立科学博物館に行ったり、トリノ・エジプト展に行ったりして、なんとなくこの本のことを思い出し、本棚から取り出した次第です。

    小学6年生のトオルが足を踏み入たのは、博物館の博物館、「The Museum」。
    そこから始まる冒険は、理系作家・SF作家として活躍する瀬名さんならではの世界で繰り広げられます。

    博物館の責任者である満月博士の言葉が印象に残りました。

    ―そう、この世にあるすべての物語は、いってみればミュージアムなんだ。

  • こういう手順を踏めば、ああいう奇跡が起こせるんじゃないかという、現実感のある夢みたいな物語。

  • こんなミュージアム行きたいよ!!本当に!!行きたいと願った美術館博物館図書館・・・などなど、自分の行きたいところを心に浮かべるだけで行ける。時間を遡ることも出来るから、劣化していないそのものを見ることが出来るし、ただ見るだけでなく、手にとって触って…五感をフルに使って鑑賞することができるなんて素晴らしすぎるよ…!羨ましい。亨くん、わたしも連れてって。。。


    このお話はトオルと美宇の冒険パートとそれを書く小説家となった亨くんパートと2つの視点で話は進められており、前者はとても面白かった。

    だけど、この本を入れ子式にする必要はあったのかな?2人の冒険の物語にして最後は蛇足だったんじゃないかと思ってしまった。

    解説を読むと瀬名さんが描きたいことの1つであるようなので、大切何だろうけれど、ま、個人的な考えです。


    最後変なこと書きましたが、めちゃくちゃ面白かったです(^^)
    わたしの博物館に行く意義や楽しさを文章に表してくださったのもあり、スッキリしました。

  • 話の素材が面白かったし、展開も嫌いじゃないんだけど、いかんせん長すぎた…。
    遅読の自分としては、話が長い上に歴史や博物館のシステムに関する説明が多すぎて読み進めるのがつらかった。

    大枠のストーリーは好き。

  •   *****  図書館抄録  ***** 20年前の夏の午後、ふと足を踏み入れた洋館で出会った不思議な少女・美宇。黒猫、博識の英国人紳士。その奇妙な洋館の扉からトオルは時空を超えて、「物語」の謎をひも解く壮大な冒険へと走り出した−。   *******************現代の世界・作家自身、20年前の世界・小学6年生の少年亨(トオル)、1859年エジプトの世界・オーギュスト・マリエット。>なぜ物語には始まりと終わりがあるのだろう。3つの時代を行きつ戻りつしながら、物語はながれていゆく。小学生最後の夏休みの午後。友達と過ごす時間、宿題、登校日、教室、プール、図書室。エラリー・クイーン、映画「ナイル殺人事件」、ドラえもん。なにもかもが、私にとっても懐かしい世界。思わず私も、瀬名氏と「同調」してしまいそう。ノスタルジックな部分だけではなく、アカデミックでSFでファンタジーで冒険もあり、てんこ盛りに楽しめた。現代の作家自身の部分で、盛り上がった気持ちがダレテしまったり、場面転換が急で、気持ちが繋がらなかったりする箇所が多かったのはちょっと残念。些か物語が複雑だったので、暑い夏の日にまたゆっくり読み返してみたいと思った。たなぞう「すずめ」さんのご紹介本。ありがとうございました。

  • 冒険小説なのかどうかよくわからないけど、帯の文句で冒険小説にカテゴライズしました。

    時空を超えて移動することができる不思議な建物「THE MUSEUM」から始まる、壮大なスケールのストーリーです。

  • 2010 1/24 読了。友人に借りて読んだ。

    中盤、Museumに関しての蘊蓄や描写、「見せ方」の話のあたりや啓太との確執部分が非常に面白かった。
    アピスが出てきてからはあまり物語に入り込めなくなった・・・なんでだろう?

  • 1001 こんな博物館があったら行ってみたいランキングNo.1!

  • 瀬名氏って、こういう本も書くのか〜
    なかなか面白かった。

  • 失礼ながら脱理系作家を目指す足掻きを感じた。
    前半、まったく面白さを感じられず、なかなか読み勧められなかった。「お?」と思ったのは100ページを過ぎてからだった。
    最初はバラバラだった物語が、後半絡まりあっていく様は、なかなか面白い展開だった。物語は「見せ方」が大切とは、この人の心の叫びのようでもあり興味深かった。
    でも私は、いつもの理系物語が好き。

  • とても良い。感動や揺さぶられるような感情とは違っても、只単に子供の冒険小説というようなものじゃない。
    難しいだろうが、映像化されたら良いのになぁ

  • 途中、行方を見失いかけたけど、なんとか楽しめた。
    博物館行きたくなっちゃった

  • パラサイト・イブの作者が放つどちらかというと青春モノ。こういうのをボーイミーツガールというのであろうか。
    科学者である筆者が、フィクションつまり嘘を書くことに苦悩してるのがよくわかる。
    そんなメタな話を抜きにしても十分面白かったのに。

  •  瀬名秀明の長編第三作です。<br>
     PEやBVのような圧倒的なスケールを感じさせるSF小説ではなく、藤子・F・不二雄的、少し不思議な物語でした。実際、本作は藤子先生に捧げられています。ドラファンの私は満月博士とミウにはちょっとにやりとしてしまいました。<br>
     ジュヴナイルものとしてもほのぼのとしたところがあって、なかなか面白かったです。<br>
     終盤の怒濤の展開もメタ的で面白かったのですね。<br>

  • 2006/10/10購入。未読。瀬名秀明は、ブレイン・バレー(上)を鞄に入れっぱなしのママ半年くらい経ってしまってしますが、つい購入。

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八月の博物館の作品紹介

小学生最後の夏休み。少年トオルは、偶然に見つけた不思議な建物「THE MUSEUM」で、謎の美少女・美宇に出会う。あらゆる時代と場所へ、時空を超えて移動することが可能なこの建物の中で、過去のエジプトへ飛んだ二人。しかしその冒険は、長く封印されていた邪悪な力を召喚し、大人になった未来の自分自身さえも呼び寄せてゆく。壮大なスケールで展開する、物語のワンダーランド。

八月の博物館はこんな本です

八月の博物館のKindle版

八月の博物館の単行本

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