- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101214344
感想・レビュー・書評
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ミトコンドリアが宿主を乗っ取る、パラサイト淫夢。後半はギャグ小説だった。
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そういえば 昨年の夏のいまごろ
「生物と無生物のあいだ」を読んでいました
古本屋さんに立ち寄って
何気なく手にした一冊でした
こんなふうに
「科学」を「小説」に料理できるのは
たいしたものだなぁ
と ただただ 感心しました -
福岡伸一先生が動的平衡の中で挙げていた作品で気になったので読んでみました。また単独でも有名な作品でもありましたので教養がてらも込みで。
科学的なことは一切わからないのでそういう説明の部分はよくわからず斜めに読み飛ばしてました。
ミトコンドリアがエネルギーを作り出しているということはようやく理解できたような;;生命ってあらためて面白い。
作者の文庫化にあたり書いた後書きという名の批判についての反論がすごいw流石、学者さんは反駁が理詰めですごいや。 -
現役の科学者が書く小説だからリアリティがありそうに思えるのですが、今イチそんな風にも思えない内容でした。ホラー小説ということになってますが、そんなに怖いシーンがあるわけでもなく空想科学小説といった感じでしょうか。ミトコンドリアが寄生虫(みたいなもの)だっていうのを初めて知って勉強になりました。あとがきが異常に長くて少々うんざりしましたが、著者の熱意はビンビン感じました。
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高校生の頃読んでドキドキしたのを覚えています。生物の授業がたのしくなりました。フィクションが現実のフィクションのようなものと科学反応するとこういう作品ができるのだ。
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2011.7
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登場人物の設定や視点の多さが活かされていないような気がした。(eveに操作されてたから?)主人公の感情の推移が分かりにくい。けどそれがこの小説の型にハマらない部分であるのかな。ホラー小説ってこんなもん?あまりよんだことがないからわからないや。小説自体はとてもよみやすかったので星3です。
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売れた理由もよく分かるよね。 クリスクロス、ブレインバレー、パラサイトイブ・・ 一気に瀬名秀明の小説を読みまくった高校時代でした。 知的好奇心を満たしつつSFを楽しめる。 そのリアルと虚構の境目がいいんですよね・・
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ミトコンドリアが意志を持って動き出しちゃうバイオホラー。
らじは生物学が好きなので、専門用語やその実験なども含めて、かなり楽しませてもらいました。
1994年当時の法律と医療および科学で書かれているので、今は違うところもあるだろうけどね。
やっぱり理系の知識は必要だなぁ♪
しかし、これを書いた当時の瀬名さんは20代。
同じく20代で書かれた平野啓一郎さんの『日蝕』でも思ったんだけど、これくらいの年頃の男性って両性具有に興味があるの?