- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101217215
感想・レビュー・書評
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面白いのは面白かったのだけど、経済成分が足りない感じ。Suspenseだけだと、ちょっと物足りないかな。
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少し前の時代なのかな。
女性を取り巻く状況は少し古いのかも。
まだまだいろいろあるけど、でも、この頃よりはマシかな。
この小説は、、面白いけど、なんていうか、熱い(笑)。
友達を
助けるのに命かけられますか、っていうところを思ったり。 -
読むとニューヨークに行きたくなります。
ニューヨークでバリバリ働く自信はありませんが、1年くらい暮らしてみたいな。 -
偽造証券を使ったサギの手口と、それにまつわる人々の話。面白くて一気に読んだ。さりげなく振決の解説が挟まってたのも、個人的には良かった。
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NYでのキャリア、女が働くということ、日本の金融の問題などいろいろ考えさせられる、金融サスペンス。銀行の元同僚同士であった女性3人が10年後にNYで再会する。その内1人は偽造証券という大きな事件に巻き込まれており、それを解決しようと奮闘。
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金融サスペンス
日本を飛び出しビジネスの拠点をNYに移した女性達の取材をするために渡米した祥子は相次ぐ不祥事に大揺れの邦銀に飛び込んでしまう。銀行内部の不正調査専門家と偶然同宿になった彼女は銀行時代の元同僚たちと協力して巨悪と戦う(裏書きより)
幸田真音の初期の作品。
好きな作家だが他の作品と比べると稚筆というか…そんな印象でした。やっぱり初期の作品だからか(?) -
幸田真音の小説は、
何ともいえず、「芯」があっておもしろい。
会社という生き物が、そこで働く人間の希望を
つぶしているのかもしれない。
違った方向に進んだ会社で働く、人間は、かわいそうだ。
三輪葵(祥子)、優子、美都
同じ職場にいた三人の女性の10年後という設定で、話がはじまる。
美都の旦那純一が、わけもなく、失踪する。
作家となった葵を中心に、その追跡劇がはじまる。
なぜ巨額の損失を作り出したのか?
というような銀行の問題は、誰も責任をとることなく、
そのまま、公的資金を投入して、銀行を救済する。
銀行を救済しないと産業が冷え込む
という何かわからない論理で。
しかし、日本の銀行は、危機管理ができていない。
「役人に弱い。」
アメリカという国は、なぜ強いのか?
ディック・オーエンが、
パソコンに丁寧に、作業日誌をつけていた。
そのことについて、
「よっぽどのナルシストか孤独の人間だね。」 -
ミステリーなのか経済小説なのかかなりぼんやりしてた気がします。
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ニューヨークに住む日本人ビジネスピープル、しかも、成功している部類の人々をよく表現している。また、マンハッタンのレストラン、マーケット、町の様子など、詳細にわたって記述されている。作者のリサーチ力は大したものです。10年弱住んだニューヨークが舞台なので、心も入り込み楽しく読めた。
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読書完了日2009年09月13日。最後のシーンはなくてもいいのでは?