すばらしい数学者たち (新潮文庫 や 10-3)

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著者 : 矢野健太郎
  • 新潮社 (1980年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101219035

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すばらしい数学者たち (新潮文庫 や 10-3)の感想・レビュー・書評

  • 読んでて面白かったけど、数学や式の解説は理解せずに流し読みする部分も
    今度じっくり読んでみたい

  • 学生時代は、小中高を通じて算数・数学は苦手科目でありました。国語・社会は得意なのに、なぜ数学はだめなのか、毎年担任教師が代るたびに難詰されたものです。
    その当時、数学に対する苦手意識を少しでも払拭し、親しみが持てるやうにと手に取つたのが矢野健太郎著『すばらしい数学者たち』であります。
    学校で放課時間(授業と授業の間の休み時間のこと)に、本書を広げてゐますと、数学教師のW先生が「その本は先生も読んだ。あまり面白くなかつた」と言ひ放つたのであります。せつかく生徒が読んでゐるのに、水を差すやうな発言であることだなあ、と内心憤然としたことを覚えてゐます。

    さて本書では、アーメス、ターレス、ピタゴラスからガロア、カントル、ヒルベルトまで20人以上の数学者とその功績を紹介してゐます。
    示される計算式とかについていくのが大変で、メナイクモスやらアポロニュウスやらの円錐のところなんかは、恥づかしながら良く分かりませんでした。
    それでも、数学の歴史を偉人の功績とともに辿るのは、まことに興味深く、門外漢だからこそ愉しめる内容になつてゐます。読後には、それぞれの偉人たちについて、より詳しい評伝を読みたいと思ふやうになるでせう。

    おそらくW先生のレヴェルでは物足りない内容だつたのでせうね。

    http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-147.html

  • ハイパボラ、楕円、ケプラーの3法則など、「あぁーやったやった!」と懐かしくなる内容ばかり。
    文体も平易でサラサラ読めました。

    「Cが直角頂の直角三角形ABCがあるとき、ACを直径とする半円とBCを直径とする半円とを直角三角形ABCの外部に書き、斜辺ABを直径とする半円をCを通ってかけば、ここにできた月形ACと月形BCの面積を加えたものは、直角三角形ABCの面積に等しい」
    「楕円にたいしては、焦点とよばれる二つの定点があり、楕円上の任意の点Pからこれらの二定点に至る距離の和は一定である」

  • 数学好きな私にとっては、学び終わった数学をちょっと懐かしみつつ、聞き覚えのある数学者たちの楽しい話を知り、数学の歴史を感じていける本でした。最後の方になると、高度な数学のため、ほとんど数学としての説明がなくなって歴史ばっかりになってしまったのが、すこし寂しかった。でも、だからこそ、ちょっと苦手な人でも、読みきれるのかな?とは思った。いい本です。

  • もし、学校で習う算数や数学を面白くないと思う人があれば、それは数学をある一つの面だけから眺めているからだと私は思います。…中略
    したがって算数や数学に対して興味を持つための一つの方法は、それを作り上げていった数学者の生涯や逸話を知って数学者に親しみをもち、さらに、大筋のまわりにある興味ある事実に目を向けることにあると私は考えます。(まえがきより)

    パピルスに残された昔のエジプトの数学者たちの、分数の取り扱いに対する苦心の跡。
    銭湯で入浴中に原理を発見、感動のあまり裸のまま走って家に帰ったアルキメデス。
    思索に耽ってご町内を歩いてたら溝に落ちたターレス。
    自分の書いた論文の校正を頼まれ、しっかり校正をした後編集者に「面白い論文だね。誰が書いたの?」と訊ねたヒルベルト。

    決して教科書には載らない、数学にまつわるユーモラスなエピソードを通して数学の歴史と魅力を伝える天才数学者たちの偉人伝。

  •  世界各国、古今東西の著名な数学者達を紹介しています。
     彼らの業績も多少紹介していますが、数学者向けの本ではないので、その内容は割と優しく書かれています。しかし、数学の嫌いな人にとってはそれも苦痛でしょうから、そういう場合はその部分は飛ばして(そんなに多くないです)、天才数学者達の様々なエピソードを堪能しましょう。天才数学者の意外な一面が紹介されていて、面白いです。
     また、一見何のためなんだと思われることも、その時代にはそういう業績が実際的な面で役に立ったものもいあるのだということもわかります。

     なお、本書は以前に発行されたものを改版したものです。初版発行時にはまだ証明されていなかったが、現在では証明されている定理は、解説としてその旨記載があります。

     数学嫌いな人も、一度読んでみるといいかもしれません。

  • 面白い内容でした。とくに三平方の発見には感嘆しました。中学数学レベルでも読めます。理解するのに役立ちそうですね。

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