いのちの砂時計―終末期医療はいま (新潮文庫)

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制作 : 共同通信社社会部 
  • 新潮社 (2012年5月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101224237

いのちの砂時計―終末期医療はいま (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • どのように最期を迎えるか。
    どのように「生きる」のか。

    延命がかならずしも患者にとって良いわけではない。その人らしく、生きる。その人生を支えぬく機関が少ないことが驚きだった。

    2012年3月。日本老年医学会は胃ろうに関するガイドラインを発表した。その中では、延命治療の中止・差し控えも選択肢になりうることが示されている。

    どのように最期を迎えるか。
    どのように「生きる」か。

    身近な人、家族、自分。
    どう支えたいのか。どう生きたいのか。
    今、改めて考える時期に来ていると感じた。

  • 10年前の本であるが、終末期医療をめぐる医師と家族の戸惑いと混迷はあまり変わらないと思われる。患者本人が意思表示出来なくなった時、残された家族が延命処置についてどう考えるか。

  • どのような死に方を選ぶか、どのように死と向き合うか。考えさせられる大きなテーマだ。14.7.8

  • 選択ひとつで変わり得るいのち。涙でなかなか前に進めなかった

  • 死にゆく者、残される者、医療従事者、それぞれの立場に迫り、終末医療の現在を描き出す。
    どのケースも胸がつまるものばかりだった。
    自分だったらどうだろうか…尊厳ある死を選べれば一番いいような気もするが、やはり生にしがみついてしまいそうだ。
    ひとりひとりが自分の最期についてしっかりと考えをまとめ、様々な選択肢を選べるような体制づくりをしていくことが求められるのだろう。
    毎日生きていられること、大切な人達が生きていることに感謝。

  • 患者の家族の感想は良くわかったが、やはり感情に流されすぎている。

  • 共同通信社社会部の終末期医療に関わるいのちの記録。
    老年期の終末、そして、小児(新生児)の、難病の、ドヤ街の、がんの・・・それぞれの終末を本人とその家族や周囲の方(家族や施設スタッフ、医療重視者)のインタビューから素直に綴った終末期の記録。

    ページをめくるのが重くなるところもあるし、非常に考えさせられる話が多く、他人事ではなくて僕自身がどう考えていくか示唆に富んだ内容だった。
    また、識者からのメッセージや問題提起やなどもあり勉強になった。

  • この本は2007年1月から1年間共同通信社社会部の連載企画をまとめたものである。
    電車の中で読んでいてのだが、目的地に着いた時には目が赤くなってしまって困った。

    どう死んでいくのか、漠然と考えても実際にその時が来るとしたら、じたばたして、結局心の準備ができないまま死んでいくのかもしれないが、だからこそ、今からよく考える必要がある。

    といっても正しい答えがある訳ではなく、どうであれ、受け入れるだけなのかもしれないが、いまの医療や社会のあり方が本当に人間らしく、自分の望むような最期を迎えられるようにあってほしいと切実に望む。

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いのちの砂時計―終末期医療はいま (新潮文庫)の作品紹介

突然告げられた余命。チューブに繋がれた我が子を見て「生きて、との願いは親のエゴか」と葛藤する母。妻に余命を告げられず、自責の念に苛まれる夫。一切の延命治療を中止すると決断したとき、ニコッと笑ったように見えた父-。どの道が正解で、何が幸せかは誰にも分からない。それでも砂時計の最後の一粒が落ちるその日まで。死の恐怖と闘い、燦然と輝き続けたいのちの記録。

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