だから私は嫌われる (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1993年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101225135

だから私は嫌われる (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 政治家の顔が悪くなった。衆愚政治と言い切る。
    平和憲法と民主主義を幻想と言い切る。
    ガキやおばさんにこびる風潮を、切り捨てる。
    確かに 痛快である。
    昔はよかったが、
    豊かになった現在はなんと情けないのかという。
    時系列的にいえば 過去がよくて 現在がよくない 
    といって、
    未来までは 想いを寄せないところに うまさがある。
    現状を否定して、現在の不満をうまく 
    拾い上げるのである。
    日本のよかったのは 戦前までだと言うが 
    北野武は戦後生まれである。
    バブルの絶頂から崩壊の時期の時代を見る目は 
    確かである。
    日本の歴史や文化を 自分の言葉で とらえて 
    いいきる能力は 並外れている。
    ところが、バカヤロウ という言葉が なぜか むなしい。
    鬱憤をはらして、切り捨てるのは、
    タケシの芸のひとつかもしれない。
    何ものもおそれない というように見えて、
    小心さが垣間見える。
    結構 神経の細やかさが あるのだね。
    嫌われるのは、権威とおばさんであり 
    嫌われたくない 計算も働いている。
    そのあざとさが 頼もしいのだ。
    まぁ、これだけぺらぺら 書いてしまうと 
    中曽根がいった カンナクズに近いかもしれない。
    男らしく 振る舞いたいのに 
    やはり 芸人らしく 計算しながら、
    その 間合いを はかっているのが すばらしい。
    言葉に 毒をもたせる方法は 時系列をうまく使うことだ。

  • 平成初期の時代に社会の矛盾点などを色々指摘している本。
    視点が鋭くて、駄目なものは駄目としっかり書いてある。
    一億総中流社会というが皆言葉に騙されていて、貧乏なのにそう思っている
    政治家は今の状態(自分が辞めるまで)がよければそれでいい考えだが、未来像を全然見ていない。
    直木賞など、受賞されたらちやほやされ過ぎ。
    評論家が多すぎ。(センスもなく挫折したのに、批判だけはする簡単な仕事。)
    (出版されてから10年を経ていない本は、読む価値がない)という考え
    ミーハーが好きな日本人。
    欧米の人や欧米から持ってきたものをとりあえず有難がる。
    コントのようだけど、自分たちは気づいていない。

  • '95に同僚から借りて読了。
    週刊誌で連載されていたビートたけしの毒舌エッセイ。

  • たけしさんは大好きだけど、ひさびさに読み直したら正直面白くなかったなぁ・・・。社会批判ってずっと聞いてると疲れちゃうし、それにこれは僕の問題でもあるかもだけど、文章でユーモアやる難しさも感じた。

  • この本は今まで読んできた本とは違い小説というよりかは個人の価値観が描かれた作品になっていた。ビートたけしにはあまり興味はなかったが面白そうなのでよんでみたが、自分の価値観とはすこし違っていた。むしろ違っていたので、こういう価値観もあるなと勉強になった。タイトルのようにビートたけしは嫌われる理由も何となくわかった気がする。でも、こういう人と同じ考えの人も多くいるとおもう。

  • エッセイの類まで実際本人が筆を執ってるかどーかはわからないけど、でもやっぱおもしろい。
    たけしの本はもっと話題になったり評価されていいとおもうんだけどね。
    タレント本てイメージがついちゃって、ミーハーな感じで口に出すの恥ずかしいとかゆーオカシな見栄坊が多いんかな?
    TV、映画、執筆、色々やってるけど、俺的には今のたけしが一番才能を発揮できる舞台がこの手の『エッセイ』で最も面白いとおもうんだけどね。

  • いや〜世の中をココまでメッタ斬りしてもらうと、気持ちいいモンです。
    共感できるかできないかは読者次第でしょう。
    たけし節、オレは相当大好きです。

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