たけしの死ぬための生き方 (新潮文庫 ひ 11-10)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101225203

感想・レビュー・書評

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  • 人の考え、意見とかを知るのんって楽しい。
    十人十色で読み進めてるうちにこんな考えもあるのかってわかって気持ちが新鮮なまま読めた。
    物事に対して自分の中で吸収して、自信を持ってこんな考えを持ってるって言える人間になろう。

  • 古いたけしのエッセイ

  • 時間があれば

  •  第1部は、大事故に遭ったことで変わった
     筆者の死生観がわかりやすい言葉で述べられていて、非常に興味深い。
     いろいろ考えさせられた。


     しかし第2部は、筆者が事故前に書いた世間に対する毒舌話で、
     タイトルとは関係のない内容。

     憶測だが、前半部分だけでは本にするには枚数が足りず、
     無理矢理一緒に掲載したのではないか。


     ちょっとタイトル詐欺じゃないかな、と思ったが
     第1部が面白かったから別にいいか。

  • 1998.9.13~ 14 読了

  • やはりこの方は天才なんじゃないか、とまで思わせてくれる本。
    たけし本ではもはやおなじみの口語体で、死生観、生きるとはといった重い話題を、ばっさばっさと機っていく。

    元来「人間は死ぬために生きる」という考えを持っていた私には、本書に何ら批判するところなんぞなかった。
    文句なしの☆5です。

  • たけしがバイク事故起こした後の述懐を綴った第一部がすごくガツンときてこのためだけの本であるといいと思う。生きることを問い続けることは解けないパズルを解き続けることだ、というが響いた。ホントにそういうことしか言えないんだな、生きるって。

  •  第1部は、大事故に遭ったことで変わった筆者の死生観がわかりやすい言葉で述べられていて、非常に興味深い。いろいろ考えさせられた。

     しかし第2部は、筆者が事故前に書いた世間に対する毒舌話で、タイトルとは関係のない内容。憶測だが、前半部分だけでは本にするには枚数が足りず、無理矢理一緒に掲載したのではないか。

     第2部が余計に感じたので、星ひとつマイナス。

  • ビートたけしがバイクの自損事故で死にかけた時の手記。思ったことを徒然なるままに文字に起こしたというだけあって、文体は総て軽い語り口調。
    読みやすい一冊ではあるが、テーマは普遍的で重厚なもの。人間の死生観が如何にして変化するかが、鋭くユニークな視点から生々しく語られるのは圧巻だった。
    死が誰にでも平等にやってくる以上、如何に生きて準備を重ねるかが大事だとたけしは語っている。実体験に基づいた反省から生まれたコトバなので、説教臭さはない。至って素直に書かれているだけに、ゾワゾワとくるものがある。

  • この本を読むとね

    たけしも

    以外とフツーの人なんだなぁって思いますよ。

    人なんてそんなもんよ

    カリスマなんて言われてても

    中身はフツーの人と大して変わらないのよ

    ちょっとした才能があるかないかだけで

    後はたいして人間なんて変わらないものなんだよ

    そう思います。

    だから

    偉い人とか

    社長さんとか

    政治家とか

    何をそんなに偉いんだって思うんだよね

    ふつーだよ

    セックスもするだろうし

    オナニーもするだろうし

    朝は納豆ご飯だろうし

    まぁなんでもいいんだけど

    人間みんな大体一緒

    悩みもあるし

    苦しんでるし

    でも、笑う

    それだけ

    あっでもね

    事故直後のたけしの話はおもしろいな

    生きるって何

    どうして生き残ったのか?

    など

    多少考えさせられますわい。

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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