ゴールドラッシュ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 865
感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101229225

感想・レビュー・書評

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  • 私は子どもに、全てを与えて全てを尽くしてあげたいと思ってるよ。

  • ラストがひどい

  • 49/100
    『家族シネマ』が大変面白かったので、こちらを読んでみましたー

    残念ながらちょっとがっかりさせられました。

    地を這うような展開の乏しいお話、『家族シネマ』では暗さにも笑いがあったのになー



    それに登場人物がなぜだかぶつ切りであらわれて消え・・

    読みずらく、面白みのないお話でした(>_<)

    『家族シネマ』では才能感じたのに残念。

  • 某書評サイトではだいぶ高い評価で、「一種の時代小説」として扱われてました。
    私は、くすみ書房でオヤジのオススメとされていたのと、内容量のわりに安価だということで購入。

    いわゆるエログロの描写があまりに鮮やかなのが目立って、朝読書には向いてなかったかもと途中で後悔。
    あと、入り込んでいくと間違いなく鬱になります。それだけ描写が迫って来るということです。

    主人公と同い年のときに読むべき本じゃなかったかもしれない。
    でも、金本が好き。

  • 物質には恵まれているが
    心は全く満たされず狂乱する14歳。
    自分の中に潜む得体の知れない何かが悪さをする。
    矛盾とか弱さとかそういうものは認められない。
    もはや矯正不能。

    作者は、その思春期特有のドロドロとした感じを表現しようとしたのかもしれないが
    それにしたって、下品で、残忍で、ドス黒い世界観。
    全体的に暗くて重苦しい雰囲気。
    読んでいると、確実に頭がおかしくなっていくこと請け合いですのでご注意を。

    人間の価値は、生きている時に何人から哀しまれ、
    何人を哀しむことができるかで決まるらしい。

  • 友達の読書感想文のお手伝いで読みました。

  • 大変面白く一気読みできる作品だった。

  • 何度読んでも苦しくなる。まっすぐに生きることの難しさが歯がゆい。

  • 読むのに一ヶ月以上かかった。
    内容はともかく私的には物凄く読みづらかたす。

  • 苦しい。そしてせつない。見てはいけないものを見てしまった。触れてはいけない他人の闇を覗いてしまった。そんな後悔が残る。けれどどうしようもない。
    同年代の少年たちが抱くさまざまな夢の代わりに、14歳の彼は、切実に、力と智恵を必要とした。その姿は不気味だし滑稽だ。彼の不幸は、周りのオトナがあまりにもヤワだったことだ。
    何度読んでもうまくいえないけれど、背表紙の解説に違和感を感じる。「生きることはゲームだと思っていた少年が、信じるという心を取り戻すまでを描く感動的長編。」果たして彼は信じる心を取り戻したのか?

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著者プロフィール

柳美里(ゆう・みり) 小説家・劇作家。1968年、神奈川県出身。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」に入団。女優、演出助手を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、『魚の祭』で、第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1994年、初の小説作品「石に泳ぐ魚」を「新潮」に発表。1996年、『フルハウス』で、第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。1997年、「家族シネマ」で、第116回芥川賞を受賞。著書多数。2015年から福島県南相馬市に居住。2018年4月、南相馬市小高区の自宅で本屋「フルハウス」をオープン。同年9月には、自宅敷地内の「La MaMa ODAKA」で「青春五月党」の復活公演を実施。

「2020年 『南相馬メドレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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