四度目の氷河期 (新潮文庫)

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著者 : 荻原浩
  • 新潮社 (2009年9月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (628ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101230351

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四度目の氷河期 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 1308 幼少期から始まるアイデンティティー探しの青春小説。このままずっと見守りたいくらい感情移入出来ました!最後駆け足気味だったけど終わりも良し。星4つ半って感じです。

  • 久々に荻原作品を読みました。
    どうおさまるのだろうとドキドキしていましたが、やっぱり面白かった。バウボ・ンバボ・ダム

  • 子供の頃・青春期、いわばまっさらであった時代。
    興味や好奇心の向く方角に於いては真っ直ぐに進む。
    大人や社会や周囲から耳に入って来る事柄を
    自分也に解釈して想像して妄想して…考える。

    子供の頃って思い込みは多い。
    でも、それが無くては追求も書き換えも出来ない。

    自分の中に出来上がったストーリーは結構大事で
    そういう物が、個性やその人の性質になって行く。
    そういう物かと思う。

    今思えば私自身も、人より成長が遅いと言うか
    (比較するのはどうかと思うが社会はそういう場所)、
    どうもずれているな、と思う子供時代では有った
    (ような気がする)。

    集団の中に居ると「そろうこと」が重要になって来るが
    生きている時間のおおよそはそうじゃない事が多い。
    見た目も考え方も「そろってない」のが事実だと思う。

    主人公少年の作り出した「世界」は
    「想像」かもしれないが
    想像によって彼の「芯」みたいなものが
    創造されて行ったんだろうなと思う。

    常識を知りわきまえるのが大切なのと同様
    常識外と思われる物にも一理あると受け入れる事も
    大切なんじゃないかなと思う。

  • ぼくの父はクロマニョン人。
    自分のアイデンティティと周囲との軋轢と、初恋と友情、思春期と破天荒の詰まった青春小説だった。

    ぼくの見たことない父親は、強くてかっこよくて優しくてぼくを傷つけるようなことはしない。
    そう思いたいけれど、実際は全然そんなことなくて、どちらかというとクズで「一生愛なんて囁くな」という気持ちになるのだけど、文章が潔くて潔白で孤独で、実際そうなっちゃうよね、というくらい主人公は冷静だったりする。

    他人と違うというだけで忌み嫌ったり、そんな人間、本当にいるの?と思うけれど、普通にいるのよね、となんとなく思う。

    初めて読んだとき、わたしは入院していて、外には雪が降っていて、年末も近くて誰もお見舞いには来なくて、「わたしこの本めっちゃ良い時期に読んでるじゃん」と思った本。

  • 父親がクロマニョン人、的な壮大なスケールの話

  • 最後まで父がクロマニョン人のような原始人であって欲しかった想い。実の父親に再開して失望した現れからなのだろうか。

  • 荻原 浩は本当に小説を書くのがうまい。この作者の小説も映画化やテレビ化される事はあるだろうが、決して映像化を見越して書かれた物ではなく、小説として楽しませる技術を持っている。好きな小説家の一人だ。

  • 最初の方の父親がクロマニョン人だという突飛な話ではなかったのであまり興味はそそられなかったし終わり方が気に入らなかった。

  • ワタルが成長していく過程の心理を巧みに描いていて、笑いあり、涙あり(ほんとに泣きました)、そしてバカバカしさ満載で、「あ~、小学生男子ってこんなんだよね。」って思わず納得してしまう、とてもおもしろい作品でした。
    ただ、最後がちょっとやり過ぎかな、っていう感じ。

  • 外見も考え方も周りとちがう少年ワタルの父親探しの旅。
    父親という存在が見えないだけに空想の世界に入り込んでしまったんだろうな。
    その上母親の死や自分自身の心身の成長に戸惑い、母を失う代わりに父親の存在を得る。
    何かを失わないと欲しているものを得ることができないのか?
    何もかも失っても欲しいものは手に入らないが、きちんと周りを見渡せば欲しいものは身近に転がっているということなのかもしれない。

  • 父親がクロマニョン人!?
    でも荻原さんなら書きかねない…、と期待しました。(笑)
    ふたを開けてみればそんな突飛な話ではなく、子供の頃誰もが一度は抱いたことある「自分は特別なんじゃないか」という、思春期特有の悩み(?)に翻弄させられる話。
    ただね、その思春期の描写が長い、そしてあまり興味をそそられなかったというのが本音…。
    男性の方が、性への目覚めとか共感しやすいかも?

  • 個人的にはとっても好きなお話でした。
    みんながどこかに持っている「自分が異質に感じられてしまうこと」が描かれているので
    共感できる人、多いんじゃないかなぁ。

  • 面白かったですよ。
    男の子の成長と女の子の成長、そして恋。
    まさに青春って感じですね。

    ただ、後半の彼女のお父さんとの衝突や父の謎、博物館での出来事など、リアリティに欠ける場面が続き今一つ盛り上がれなくなってしまったのが残念でした。

    でも、子供に読ませてあげたい本の一つです。

  • 主人公の成長はうまく書かれてるけど、
    最初のクロマニヨン人が父親で期待した奇想天外な話じゃなくてちょっとガッカリ。

  • まぁ普通の小説でしょうか。
    特に印象深いと感じるものはなかったですな。
    締め方には疑問はあるものの、そもそも全体的に色が薄いため、それが大きな欠点とも思えない。
    明日には「クロマニヨン人の息子と思い込む主人公」くらいの記憶しか残らなさそうです。

  • 読了2013年8月 水

  • 小さい頃、自分は人とは違う特別な才能を持ってここにいるんだと思うことが必ずある。この主人公もその意識をひょんなきっかけで高く持った少年だった。歳を重ねるにつれ、自分の特別が周りに埋もれていき、特別なんかではないと気づかされる。そんなごく普通の少年から青年の話。

    作者らしい作品だった。他の作品よりウィットは少なめだったかな。

  • 最初は主人公が中2病過ぎて読んでて気持ち悪かったです。
    しかし、徐々に主人公が大人になるにつれそのようなおかしな考え方は少なくなり、周りの人間同様の考え方になっていきます。

    まあはじめの方は主人公の頭がおかしいようにしか感じなかったので、読むペースが遅くなってしまいました。
    後半では、主人公が成長したこともあって感情移入しやすくなり、すいすい読めました。

  • 思い込み激しい少年が
    アイデンティティを確立させるべく奮闘する話。

    <青春小説>なのかは疑問だが。

    最後がイマイチ好きじゃない。

  • とにかく泣けました。ラストはタオル抱えて泣きながら読んだ。久しぶりに顔が腫れるくらい泣いた本です。
    もちろん笑いもあるし、青春小説なんだろうけれど…気持ちは最早お婆ちゃん。もう私の家の近所に住んでたら、抱っこしてかいぐりしてたな。煮物とかとどけながら、様子見に行ってたな…ってくらい、可愛くて、健気で、
    愛おしい主人公でした。
    博物館での呼びかけも、あらすじと冒頭で想像していたけれど、後半での呼びかけは深い意味をふくんでいて、切なくてまらなくなる。
    サチちゃんがいて本当に良かったねぇ。深い部分で通じ合える二人だから、いつまでも幸せにね。
    …って思ったのも、やっぱりお婆ちゃんだぁね。

  • 少年の創造力は偉大である。そして尋常ではない思い込みも兼ね備える。
    自分の父親はクロマニヨン人だと思い込んだ少年の壮大な青春記。周囲から疎外されつづけながらも、心をひとつにできる恋人と友人の存在が、そして苦楽をともにした母親が彼を支え、夢を叶えさせてくれる。
    少年よ、大志を抱け!

  • 王道の青春小説でした。
    明るくて面白かった。

  • これまで読んだ小説の中で1、2を争うほど好きな本。男子なら少しは共感できるはず!さくさく読めて、ほんとうに面白かった!

  • 初・萩原浩。読みやすい。青春小説だけど、恋人の存在で家族小説にもなっている。萩原さんの他の作品も読みたい。

  • 笑っちゃいけないけど、誰にでも自分の外見に悩む時期はあるはず。。ただ、ここまでの思い込みってすごいかも。そして、ワタルの行動力もすごすぎる!おもしろかった!

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