オイアウエ漂流記 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (684ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101230368

感想・レビュー・書評

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  • その後の日常生活にかえって再会とかを期待してしまった。
    漂流しても上司は上司ってゆうのが解せない。

  • 久々の荻原浩。飛行機の遭難で孤島にたどり着いた、凸凹10人のサバイバル記。おちゃらけた筆運びで、シリアスな感じはない。タイトル、「アイウエオ漂流記」だと思ってた。

  • 長かった。そして確かにラストがあっさり過ぎて、
    ここまでひっぱるなら最後まで書かんかい‼︎
    って感じだった。
    しかし、8月から翌年四月までもったじいちゃんがなんだかんだ凄い。

  • 生きる力がすごい!
    ちょっとヘビーに感じた。

  • 飛行機が墜落し、漂流して無人島にいるというのに、
    お気楽というか、さすがにそこまでアホな上司はいないんじゃないのかなぁ、
    と、若干イライラ?しながら読み続けましたが、
    色々な想いや人間関係が絡み合った結果、
    段々と結束していく感じが後半にいきていくので、
    ああ、このためのブラフだったのかな、とか思いました。

    もう少し早く救出されるのかと思いきや、案外時間がかかったのは意外だったかな。
    後日談、みたいなのもちょっとあればよかったかな~とか思いましたが、
    それはご想像に~って感じなのかな(笑)

  • 漂流ものは面白い。実際に起きたらこうしようと登場人物に重ね合わせて読んでるが、きっと現実は厳しいだろう。キャラクターが際立っていて楽しくあっと言う間に読んでしまった。

  • よくある漂流ものだがわりと楽しめた。
    仁太の日記による後日談的なものがもうちょっとあってもよかったかな。
    昌人どんまい。

  • 漂流サバイバルものですが、悲壮感を感じさせないつくり。ドタバタコメディのようでもある。
    意図的にイラッとするキャラクターばかり配置されている中で、主任さんと犬のカーゴがいい。
    ボロいセスナ機と職場メンバーとのサバイバルは勘弁だなあ。ラストに「?」となったけど、まあこんなところでしょう。

  • ばらばらで自分勝手なことを言いまくっている割には、すごい、と思った。
    彼らは人種も性別も価値観も違う、でも誰一人として「生きたくない」とは言わない。
    あくまでも「生きて、戻る」ことだけを考えて生きている。

    その点においては、芯の強い人達だと感じた。

    相変わらず釈然としない終わり方ではあったが。

  • 笑って笑って笑った

著者プロフィール

1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞。14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞。16年『海の見える理髪店』で直木賞。著作は多数。近著に『楽園の真下』『それでも空は青い』『海馬の尻尾』『ストロベリーライフ』『ギブ・ミー・ア・チャンス』『金魚姫』など。18年『人生がそんなにも美しいのなら』で漫画家デビュー。

「2022年 『ワンダーランド急行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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