ピアニストに御用心 (新潮文庫 や 12-2)

著者 : 山下洋輔

• 新潮社 (1981年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[出雲一寸さんの感想 · 2013年12月7日]

読書録「ピアニストに御用心!」2

著者　山下洋輔
出版　新潮社

P49より引用
“その有様は大地にしっかりと両足どころか、下手すると中腰の
ままゴキブリホイホイにくっついたゴキとなりかねない。”

　目次から抜粋引用
“旅ときけば何処へでも
　新幹線タラコ旅
　ピットイン育ち
　葉山の風は街に向かって吹く
　洋輔のピアノ講座”

　日本を代表するジャズピアニストである著者による、ジャズや
その他の音楽や野球についてかかれたエッセイ集。
　バンド用語についてからピアノ講座まで、賑やかな雰囲気で書
かれています。

　上記の引用は、ドラマーについて書かれた項での一文。
イスに座って両手両足を使うのですから、成る程絶妙なたとえだ
と思いました。
　初版は昭和56年とのこと、今現在ブログやネット上でそのまま
書くと削除されてしまいそうな言葉も、多くがそのままのせられ
ており、当時のおおらかさを感じます。

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[すべからくさんの感想 · 2006年1月21日]

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著者プロフィール

柏まちなかカレッジ学長。柏市議会議員。
元高校教諭。学校教育だけでは解決できない課題に直面し、議会から地域から働きかけてきた。「教育のまち」を目指し奮闘中。
1978年4月生まれ。千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。同大学院修士課程修了後、土浦日大高校にて教諭。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程を単位取得後退学。一般社団法人　教育共創研究所　代表理事。学び合う場を作る教育コンサルタント。
【趣味・特技】歴史散策、剣道（三段）、絵画、カポエィラ、三線、バイク、JAZZ鑑賞

「2013年 『地域の力を引き出す学びの方程式』 で使われていた紹介文から引用しています。」