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- Amazon.co.jp ・本 (562ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101233062
作品紹介・あらすじ
門を作った張本人、その名は山下啓次郎。おーまいごっど、オレのじいさんが建築家だと。ルーツ探しに旅行けば、出るぞ鹿児島、やっぱり西郷。山下清も乱入し、時空を越えた大騒ぎ。官軍、逆賊を叩っ斬れば、洋輔、ピアノを叩っ弾く。門を壊しちゃならねえと、反対門前コンサート。住民一気に盛り上がり、かつぎ出されたピアニスト-。日本文壇をしゃばどびと震撼させた奇著を読め。
感想・レビュー・書評
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<音>
“ミュージシャン” が書いた本は数多に有って,僕はそれらを結構読んだつもりだ。高田渡さんの『バーボンストリートブルース』を皮切りに,五郎さんの翻訳本,まさじさんや,ぺけさんのエッセイ等も読んだ。が,本書のような小説作品は多分初めてである。
本書のあちこちには筒井康隆の,どしゃめちゃ文章に似ている部分がある。巻末にある筒井康隆による解説を読むと,ズバリ「この小説は俺が書かせたんだ!」と言い切っている。加えて,間違いなく司馬遼太郎の文体も混じっている。作者はこの二人の超有名作家の大ファンなのだろうなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鹿児島などを舞台とした作品です。
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山下洋輔さんの祖父啓次郎は監獄の建築家だった。
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