四国はどこまで入れ換え可能か (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年10月28日発売)
3.53
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本棚登録 : 1027
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101233413

作品紹介・あらすじ

「四国を入れ換える」とは、いったいどういうことなのか??Let's錯覚!とは?田中一郎って??-意表を衝く発想を独特のタッチで長閑に描く、マンガの枠に載せた新しい笑いの実験本。「ミニ象」や「忍者ちび丸」でほのぼのさせたかと思いきや、錯視図形・電気回路で急転ハッとさせる、破天荒かつインタレストな、油断のならないショート・コミック集。

感想・レビュー・書評

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  • この絵、なんか古の記憶が疼くぞ…と思ったら、だんご三兄弟だ~~~~!!!!!

  • 佐藤雅彦さんの可愛い漫画がぎっしりの楽しい本です。が、ほっこりするものばかりではありません。脱力したり、ブラックだったり、哲学的に考え込んでしまったり。文庫化の際にタイトルを変更されたそうですが、この本の只者でない感が出たいいタイトルだと私は思います。

  •  通信サービス事業者のコンテンツ「ねっとのおやつ」において2001年に配信されたアニメをもとに書籍化されたもので、約200ページにわたる、10コマ前後のマンガ作品群。  
     ゆるキャラやシュールという形容詞とはひと味違うハチャメチャのオンパレードで、擬人化された物品(一日ずつ賞味期限がずれている冷蔵庫のヨーグルトたちや納豆たちのおしゃべり、電池をケチケチする懐中電灯、テレビとリモコンの対決、ストップウォッチと砂時計の口論 等)などに、ハッと気付かされることマチガイナシ。
     そして、ところどころに、本書の題名(詳細な地図あり)や錯視図形、強引な三角形の証明問題、意味不明な野球のスコアなどのネタの数々に苦笑・・・。
     ココロやカラダが疲れてきたときに、お茶漬けのようにサラサラと食せば、ワサビのような風味を味わえること請け合いです。

  • 同作者の『プチ哲学』や『毎日新聞』、テレビ番組「ピタゴラスイッチ」などで見かけたネタやキャラクターがちらほら登場する。知っている人はクスリとするかも。

    意外な視点やオチの短編集としての面白さもあったが、一番心に残ったエピソードは意外なことに電気回路の話だった。難しい話は一つもないのに、目から鱗つづきのショート・コミック集

  • ピタゴラスイッチで有名な著者なので期待して購入。
    結果、期待したほど面白い視点や発想がなくて少々がっかり。

  • 佐藤さんの視点は面白い。
    1日ひとネタだったらしく、なんとかひねり出したんだろうなというのもある。

  • 素敵にゆる〜〜〜い本。ミニ象かわいい。

  • 古書で購入して読み。

    随分前に書評でチラ見して読んでみたかったのだ。
    本を開いてから、マンガだと気付いた。
    ピタゴラスイッチ的な内容で(フレーミーとかそうだものね)、同番組が好きなものとして、楽しくみられた。

  • タイトルにすごいインパクトがあるが、中身はちょっと拍子抜け。独自の世界観が形成されていて、ひたすらマンガが続くが、好きになるかどうかは人によると思われる。個人的にはあまりビビッとこなかった。ミニ象はかわいいけどね。

  • 入院中に職場の同僚の方々より借りて読んだ本。
    ゆるくておもしろかった。

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著者プロフィール

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

「2024年 『宇宙ビジネスのための宇宙法入門〔第3版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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