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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
『小説新潮』で連載されていたエッセイをまとめたもので平成元年(1989年)発行なので話題は古くて分からないものもあるけれど、古さを補う新しさがある(?)…ような。
話題はテレビ・映画やら賭け事・古本・スポーツやら多岐に渡る。シンプルでサラッとした文章。お酒を片手に仲間とボソボソとゆったり語り合うようなリズム。押し付けるような説教じみたところはない。余韻を楽しむところが男性には心地良いのでは? 私には物足りず「それでそれで?」ともっとくわしく聞きたくなるところもある。電車の中で少し読むのにちょうどイイ。
もう少しで読み終わる。読んでて思うことは、文章上手いなーって。当足り前だけど。とても面白いエッセイだと思う。通勤電車内で読むのにうってつけ。
世の中にはエッセイ集というものが星の数ほどありますが、この本のように何度でも読みたくなるものは、そう多くはありません。1984年に発表された「バーボン・ストリート」は、第一回講談社エッセイ賞を受賞した沢木エッセイ集の代表作。とにかくカッコいい!
タイトルのとおりバーボンを傾けながらページをめくるのにふさわしいスタイリッシュな文章が、心に沁みわたってくるような一冊です。解説の山口瞳氏の言葉を借りれば沢木氏は「ノンフィクションをフィクションのように、エッセイを小説のように」書いていて、古書店の店主の話、テレビや映画の話など様々なテーマの15編は、年を経てもまた面白く読めます。
沢木耕太郎の1980年ごろのエッセイ。尖っていて、若いその文章は、村上春樹の風の歌を聴けほどではないが、若い人に何かメッセージを与え位という意味では大事な作品だ。若い頃の作品らしく、「奇妙なワシ」から始まる文章が、何とも攻撃的で辛辣な批判を込めている。文章のプロでありながら、文学ではなくノンフィクション作家として生きていく道のSTART地点のように感じた。やっぱりエッセイは、ウィットのある文体、感性を刺激する何かを期待してしまう。
かっこいい男といえば、沢木耕太郎である。切れのよい文章、渇いた感性、、、本当に素晴らしい。RPパーカーが好きだとは知らなかった。パーカーってけっこう古い人なんですね。
描かれているのは、著名人などとの個人的なやりとりなのに、見事にまとまって魅力的な文章になっている、斬新的なエッセイだ。
山の中で方向を知るにはどうしたらいいかという文章を読んだことがあった。星が出ていたら星で知る。星のないような夜だったらどうするか。木にさわってみればいい、肌のつるつるしている方が南で、苔が生えている方が北だから、というのだ。熊狩りをするアイヌの狩人の智恵であるらしく、同じく山で野宿をする時の焚き火には枯れ木を使わないといったことも記されていた。ヤチダモとかアオダモとかの生木を使っておくと燃え終わっ... 続きを読む »
沢木耕太郎は深夜特急を読んで一気に好きになった。
中古でバーボンストリートっていう題名をちらっと見て、沢木耕太郎だったので、こいつはおもしろそうだ。と、思い購入。
内容は彼の様々な日常の中で思ったことを書いたエッセイ集といった感じ。
平成生まれの僕には若干時代の差が感じることがあったものの、短編エッセイなのですらすらと読めた。
沢木耕太郎をもっと身近に感じることのできた本だった。
『バーボン』に惹かれ、パラッとめくったページに『経堂』とあったので購入。
沢木耕太郎さん、初めて読みました。直接会って話を聞いてみたい、魅力的な人です。
軽井沢の一つ先、佐久平というところへの出張の帰りに読了。長野新幹線と東海道新幹線の両新幹線の車両内で読み終わりました。いやー、旅の友に沢木耕太郎の文庫本 ってサイコーっすね。午前中に降り出した雪が、帰路につく午後の頃には軽井沢近辺を白い世界に変えていた。この冬は結構寒くて雪も沢山降るぞぉ〜 というわたしの予想は当たっているのかも、と少し思った。沢木耕太郎はめったにテレビには出ない。なんでも顔が広く... 続きを読む »
「チェーン・スモーキング」がエンターテイメント重視とするならば、「バーボン・ストリート」は、比較的書きたいものを好きに書いたような印象。
印象に残ったマラソンの話。
物事に一心不乱になることは難しいことじゃない。
しかし、あるとき、風が見えたとき、周りの景色が見えたとき、一心不乱には走れなくなる、と。
一心不乱になることすらすら少ない自分でも、風が見えたことはちょっとある。
そのあとは、確かに走るのを止めてしまった。
沢木耕太郎と言えば、真っ先に思い浮ぶのは【深夜特急】だろう。【深夜特急】シリーズはいまだにバックパッカーたちのバイブルであり続けているし、僕もいくつか読んだことがあるがその面白さは他の追随を許さないのではないだろうか。【深夜特急】を越える旅行記の登場に期待したいものである。 さて、そんな沢木耕太郎が書いたバーボン・ストリートは講談社エッセイ賞を受賞したエッセイ集だ。 文章を書くというこ... 続きを読む »
7月27日読了。沢木耕太郎によるエッセイ15編を収録した本。ルポルタージュの体裁をとりながら著者の物思い・個性を強く感じさせるというこの人のスタイル、登場した当初は相当に衝撃を持って迎えられたのだろう。対象に密着してその本質を捉えようとする努力を放棄して、悪く言うと自分の思い込み・勘違いを書きなぐる文章だが、男臭いような青臭いような抑制されたトーンが全編を覆っていて、つまらなくはない・・・内容にさほど深みはないが。
ポケットに詰まっているもの。気の抜けたサイダーのような顔。一節一節が、あぁーそんな感じ、て妙な納得をもって受け入れられる。
-そう思った瞬間、私はその頃の「本物の退屈」からどれほど遠ざかってしまったかということに気がついた-
沢木耕太郎のエッセイは、起承転結がしっかりしている。特に、最後の落としどころが予想外、というか洒落ているというか・・・。読後に爽快感が残る。この落としどころのうまさは星新一のよう。それに、自虐ネタを多用するのに、実際には自分の品位を落とさないあたりは林真理子的?タイトル通り、バーボン片手に読みたい。講談社エッセイ賞受賞作。
カッコイイ、男のエッセイって稀少ではないですか?
人肌恋しい夜に
強いお酒をくいっとあおって
深く息をはきだしながら
読みたいエッセイ。
大人酔いの夜のお供にどうぞ。
エッセイ集。タイトルに惹かれ購入。
どれも考察が深くておもしろい。
「深夜特急」みたいな放浪者のイメージを作者に持っていたが、すごく真面目な人。
「死んじまってうれしいぜ」、井上陽水、マラソンの話が面白かった。
マラソンランナー、風景が見える人、見えない人。
マラソンしたくなりました。

大事なことは、風景が眼に入らないことではなく、入るようになったあとで、もう1度、集中できるようになることではないか。
退屈で不安だから、人は何かを考え、作ろうとする。
どうして大きな退屈と向き...





