深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

  • 8845人登録
  • 3.94評価
    • (1311)
    • (1099)
    • (1338)
    • (65)
    • (21)
  • 1097レビュー
著者 : 沢木耕太郎
  • 新潮社 (1994年3月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101235059

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  •  1980年代から90年代にかけて、多くの若者を海外へと向かわせた「紀行小説」です。主人公は本人。初めて手にした本の印税で海外旅行を計画します。香港からインドのデリーへと向かい、そこからバスを乗り継いでロンドンを目指すという、壮大な旅の記録。旅の途中で起きた感動から恥ずかしい出来事までを克明に、飾ることなく綴った文は「バックパッカーのバイブル」とまで言われ、その後のテレビ番組「進め!電波少年」にも影響を与えたのだと言われています。

     文庫は1から6までに分かれていて、それぞれ香港・マカオ、マレー半島・シンガポール、インド・ネパール、シルクロード、トルコ・ギリシャ・地中海、南仏からロンドンまでとエリアごとにまとめられています。各巻に収められたエピソードは非常に個人的な出来事ばかりですが、その土地の気質や人々の性格がとてもよくわかります。観光ではない旅。なかなかできることではありませんが、観光旅行にもこうした冒険やハプニングと出会うきっかけがきっとあります。

     1970年代には五木寛之の「青年は荒野を目指す」が旅人のバイブルでした。それ以前には開高健や胡桃沢耕史のような作家が鮮烈な体験を小説にし、旅心をいざないました。いま、旅先の情報はネットでいくらでも手に入れることができますが、こうした体験談以上に旅への憧れをかきたてるものは、なかなか見当たりません。

  • 友人に勧められて読みました。香港・マカオの退廃的な雰囲気とカオス(混沌)。古き良き時代の香港の町並みと、そこに暮らす人々が生き生きと描かれいて、しばし非日常空間にトリップしたような感覚になりました。
    旅紀行の本はいいですね。読んでいて自分が旅しているような錯覚に陥ります。2巻以降も是非読みたいと思います。

  • なぜもっと早くに読んでいなかったんだろう。描写されている香港の情景が、目の前に鮮明に浮かび上がってきて、ぐいぐいと引き込まれて行く。ギラギラとした、雑多な香港の街並が恋しい。

  • 最初に読んだのはたしか18才の時なので、もうだいぶ昔。 この本に影響を受けて旅に出たという人がたくさんいると思うけど、自分もその一人。
     21才の時に、大学を一年休学してヨーロッパ、アジアを旅しました。 この本に出会ってなければそういう旅には行かなかっただろうし、その旅が自分の人生観や考え方に与えた影響力は計り知れない。 そういう意味では、読んだ本の中で一番大きな影響を受けた作品と言えるかもしれない。 旅行のスタイルは色々あるけども、旅のバイブルと言って良い本だと思う。
     

  • 一巻から六巻まで。これをみてあこがれて学生時代に中国へバックパッカーもどき旅行をした。ドミトリーの二段ベットも悪くなかった。

  • 前半のアジア辺りがとても面白かった。
    文章が読みやすいので他の作品も読んでみようと思う。

  • バックパッカーのバイブル。読むと旅にでたくなる一冊。
    インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合バスで行けるかどうかを確かめるためにノープランで旅立ちます。ですが、一巻ではまだインドにすら行きません。
    今の仕事とか国際情勢とか言語とか、色々と考えてしまって自分は行動できないので、作者の行動力がうらやましい。「今日一日、予定は一切なかった。せねばならぬ仕事もなければ、人に会う約束もない。全てが自由だった。」バックパッカーとまではいかずとも、どこか遠くへ旅行に出かけたくなった。

  • マカオで博打やりすぎ。笑
    2巻以降が楽しみ。

  • 本巻の醍醐味はなんと言ってもマカオでの博奕、大小。色々な人々の思惑が交錯するその卓では、数々の事件が起きる。

  • 人生を変えられた本

全1097件中 1 - 10件を表示

沢木耕太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
ヘミングウェイ
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)に関連する談話室の質問

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)に関連するまとめ

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)の作品紹介

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く-。ある日そう思い立った26歳のは、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや…。1年以上にわたるユーラシア放浪が、今始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)のKindle版

ツイートする