【旧版】深夜特急6 ー南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101235103

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  • 「相手を自分の鏡とする」
    相手が困っていたり、落ち込んでいたら、その人を助け笑顔にすること。
    その人が笑顔になると、自分も笑顔になれる。

    「状況は常に変化し、経験は一面的」
    時間は流れ、流れている。過去の経験を生かそうと思っても、経験がそのまま生きるとは限らない。経験は過去の一面でしかない。
    経験から想像し、幾つもの可能性を生み出すきっかけとすることが大切。

    旅の終着で達成感のようなものが記載されていない。
    おそらくそうなんだろう。

    旅から何か得られるということを期待してはいけないんだろうなと勝手に思ってみたり。

  • 大学時代に初めて読んだ。私の旅の原点。

  • イタリア、フランス、スペイン、イギリス。
    やっぱり、5巻の終わりで感じたように、あまり楽しめなかった。

    なぜか。

    それは、著者自身が旅を楽しんでないように見えるのも一因かもしれないし
    いわゆる先進国に入った事によるかもしれない。

    先進国なんてお金さえ工面すれば自分で行けるもんね。
    途上国に行くにはお金に加えて勇気がいると思う。
    そういうところを貧乏旅行する著者の姿勢が
    自分にない姿勢だから羨ましくて、本を通じてその体験を分けてもらおうかと思ったのかも。
    後付けの理由ですが。

    まあとにかく、急速におもしろみがうせたわけです。
    最後の方はなんとなく義務感で読んでた気がします。

  • 06/03/14読了
    文章の密度が薄くなり、移動のスピードが速くなる。旅の終わりもイマイチ。喜望峰経由で帰ってきたほうがよかった?

  • 不満のラスト。

    旅の終わりについて書かれていない。

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

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