血の味 (新潮文庫)

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著者 : 沢木耕太郎
  • 新潮社 (2003年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101235141

血の味 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • どこかで読んだようなシーンが・・・・何かのパクリか?などと思いながら読んでいたら、何のことは無い、再読でした。もちろんダブル購入。

    読んだのは3年前。それを忘れてたのですから、まあ内容(結構きつい)の割りに記憶に残らない作品なのでしょうね。確かに下に書いたように”しっかりした小説”なのですが。。。

    テーマの扱い方など、重松さんに近いものがあります。でも何となくもう一つ抜けきれて無いようです。

    ==============

    03-017〜2003/03/27〜☆☆☆

    沢木耕太郎の「小説」です。

    ボクサーのシーンなど、ノンフィクション作家らしいと言うか、どこかで読んだような逸話も出てきます。でもしっかりした小説です。少年の苛立ちが上手く描かれています。大きな謎を残したままで終わったところも良かったように思えます。

    私にはこの人の作品には何かひきつけられるものがあります。文体が私に合うのでしょうか、読み始めると没頭してしまいます。

  • ナイフのひやりとした重みをポケットに忍ばせておきたい気持ちが分かってしまうから、なんとも危ない小説だった。きっとあらゆる物事には、なにか決定的な原因があるわけではなくてそこにはただ日々降り積もっていく感情があるだけなのだろう。

  • 2016.7.15
    気持ち悪いじいさん。無関心はあく。

  • 著者の沢木耕太郎さんは、自身の旅を綴った「深夜特急」シリーズを書いた人。
    その沢木さんが初めて書き下ろした長編小説ということで読んでみました。
    ちゃんとした小説でした。
    最後までどうなるのかわからない、そして結局不思議な要素を残したまま終わりました。
    もう一冊、新田次郎賞をとっている作品もあるので、読んでみようと思います。

  • 彼が見る夢は僕の夢にも大方通ずるものがあると感じた。人を殺してしまって、しかしバレないだろうと感じつつも不安になり、電車に飛び込む夢。
    そして静かな父、人間味のある母。
    父を亡くした6年前。病気だったが、どこかで自分が殺したのではと考えている。流れる血は親父と同じ血ではない。
    ノンフィクション作家として一番と言っていいほど尊敬している沢木耕太郎さん。そしてこの小説には、自分と通底するものがあると感じる。この不思議な感覚はなんなのだろう。

  • なかなか迫力があった

  • 少年が父を殺すに至る心の変遷が描かれていて
    一概に言葉で言えない少年の複雑な感情がよく描かれていた
    何か行動をするときの感情って、いくつも折り重なっていて
    単純なものではない
    それが少年であればあるほどそうだと思う
    むしろ、大人になってもそうなのかもしれない

  • スラスラっと読めたがやっぱり沢木さんにはノンフィクションを書いてもらいたいなあ。

  • 思春期のモヤモヤや葛藤を題材にする小説は好きだけど、その中でもこれは異彩を放っている。

    何故?

    と、わからないのが、思春期そのもの。

  • 「中学三年生の冬、私は人を殺した」。二十年後の私は、ふとしたきっかけからその事件を振り返ることになる。

    深夜特急が好きで、その他の作品もと手にとってみたのが本書。沢木耕太郎の初?の長編小説とのことだったけど、読んだ感想は「暗い」。全体的に陰鬱なトーンでひたすら自分の内面と向き合う物語だった気がします。今読んだらまた違った感想を持てるかもしれない。

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