ブルボンの封印 上巻 (新潮文庫 ふ 20-6)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101236162

感想・レビュー・書評

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  • 必読書。

  • 知人が貸してくれた一冊。
    一行目から入り込めて、久しぶりに次が気になって止まらない!

  • 小学校時の社会の先生を嫌うあまり、社会科そのものを食わず嫌いになり早やン十年。それでもなんとか世界史で大学受験できたのは、ひとえにベルばらのおかげであるよ。アントワネットの夫はルイ16世、この話はその祖父である太陽王ルイ14世にまつわる物語。合ってる? 王侯貴族も百合の紋章も好物だけど、出生の秘密や錬金術、媚薬・毒薬は更なり。悪臭を放つ白髪まじりのエギディオに純潔を捧げてまで毒の作り方を知ろうとするマノンの執念が凄まじい。その原動力がアムールとは信じられませんが。

  • 17世紀フランス、イギリスを舞台に繰り広げられる歴史ロマン。
    フランス、イギリス両王家と政治家、各々の陰謀が絡んでくるので、なかなか興味深い。
    人間関係が複雑なので、世界史の資料集や、王家の家系図があると、より一層楽しめると思います。
    上巻を読み終わった後、下巻も一気に読みたくなってしまう本なので、徹夜には要注意です(笑)

    夜中に読んでいて、あまりに男性陣が素敵過ぎるので「きゃーん」と黄色い声をあげたら親に怒られた作品(関係ない)
    貴公子、貴公子、貴公子、貴公子、なんつったって貴公子。
    みんな背がすらーっと高くて、肩幅があって、イケメン。
    もちろんお金持ちで、教養があって愉快。
    下巻でも引き続き繰り広げられるであろうラブロマンスにも注目です。

  • フランスの鉄仮面伝説。
    劇を見てるみたいな話だった。

著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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