- Amazon.co.jp ・本 (538ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101236223
感想・レビュー・書評
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娼婦のほうはともかく聖女ジャンヌの描写がつまらない
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聖女「ジャンヌ・ダルク」の物語を、娼婦「ジャンヌ」の視点から語った物語。
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ジャンヌ・ダルクの史実を軸に架空の同姓な娼婦を絡め、信仰の強靭な信念がもたらすものとは、を強靭に描いた。ジャンヌ・ダルクを熱狂的な信者と設定し、現実主義と信仰を対比し人生への目的意識とは何か、痛烈に綴った。平易な文章で一気に読ませる。
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ジャンヌ・ダルクともう1人のジャンヌの物語。
娼婦ジャンヌがとっても好き。 -
「女って…」とひしひしと考えさせられる作品。やはりこの人、歴史物書かせたら凄い。
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中世の闇が色濃い15世紀、国土の半分をイングランドに奪われ荒廃を極めるフランスに、二人のジャンヌがいた。一方は神の声を聞き、ひたすら国を救おうとする敬虔な聖処女、他方は自分だけを信じて激動の時代を乗り切ろうとする娼婦……二人の間に生まれた奇妙な信頼関係、気弱な王太子の周囲に渦巻く権謀術数、果たして神の加護はどちらの上に?
『ジャンヌ・ダルク暗殺』改題。 -
聖女伝説は娼婦が自らの利益のために作り上げたものだった。
信仰心が厚いだけの普通の女の子をめぐる策略、陰謀、罠。
面白いんですが、登場人物の名前が長い。
覚えられない
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ジャンヌ・ダルクのファンだから買ってみて読んでみた。何か女って苦しいと思ったけど、それだから美しいもんでもあるのかなと思った。ちょっとエロ。
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遠藤周作の「王妃マリー・アントワネット」と物語の構成が似ている気がする。