ワニはいかにして愛を語り合うか (新潮文庫 た 49-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101238111

感想・レビュー・書評

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  • 著者の初作品とのこと。動物学教室の大学院生だった時に日高先生から依頼があったらしい。日高先生の眼力もたいしたものだ。さて、動物の生態の比較から人間の行動の不思議を仮定する。真実でないかもしれないが、男女関係の話なので一般受けする。2018.3.13

  • 「理屈で話し合えばわかる、というのは幻想に近い。人間は要するにワニなのである。」
    タイトルが素敵

  • 購入済み

    内容(「BOOK」データベースより)
    オスガエルは必死に鳴いて思いの丈を伝えます。何千羽も同時に出産するコウモリには、親子の合言葉があります。ご馳走を見つけたチンパンジーは、叫び声で仲間に知らせます。動物たちは結構うまく意思を伝えているようなのに、すごく頭がいいはずの人間はなぜ、自分の気持が分ってもらえないと悩むのでしょう。それば昔ワニだったことを、私たち人間が忘れてしまったからなのです。

  • 動物行動学に興味を覚えた頃、手に取った。その後、竹内久美子さんの本を読みまくり。人間も、偉そうな顔してるけど動物なんだよなあ、と妙に安心したりする。

著者プロフィール

竹内久美子
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部を卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。著書に『そんなバカな! 遺伝子と神について』『シンメトリーな男』(ともに文藝春秋刊)、『女は男の指を見る』(新潮社刊)、『ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話』(小社刊)、『女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ』(ワック刊)など。

「2022年 『66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹内久美子の作品

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