その時、殺しの手が動く―引き寄せた災、必然の9事件 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.52
  • (15)
  • (35)
  • (65)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 309
感想 : 32
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101239156

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 巻末の中村うさぎさんの書いた解説が良かった。
    氏の本を読んだことはないが、読んでみてもいいかなと思った。
    本編はウィキペディアで見られるようなものなので普通。

  • おなじみ新潮45シリーズ。平成13~14年の事件。知らないものばかりだった。特に未解決のAV女優とその彼氏というか、男友達というかが殺された事件。ネットでも調べてしまった。AV嬢というのは何かと事件に巻き込まれるそうだ。まぁ暴力団とか裏社会とつながってそうだもんな。でもたいてい女の人側は騙されてんだろうなぁ。かわいそうに。しかし、心中とも思われてちゃんと捜査されたんだろうか。隣人トラブルも怖い。やっぱ家なんか買っちゃだめだよな。

  • さすがに4冊目になるとマヒしてくるな…

    AV女優「桃井望」変死事件は
    直撃世代の思春期ボーイたちなら
    記憶に新しい事件のはず。

    面白かった順(エグかった順)に並べると

    第四作

    第一作

    第二作

    第三作

    かな。

    背筋も凍るノンフィクション事件、
    夏の夜長にぜひどうぞ。

  • 「新潮45」編集部による殺人事件のオムニバス。

    前作「殺ったのはおまえだ」ほど有名な事件を集めていない。
    しかし、事件には考えさせられるところが多い。

  • 「事実は小説より奇なり」シリーズ第三弾。女の事件簿。マスコミ報道の裏にある事件の真実に迫る。どれも痛ましくやるせない。このような犯罪に犯人たちを駆り立てるまでに、何かしらの救いが無かったことが悔やまれ、嘆かわしい•••。

  • 4101239150  317p 2003・6・1 ?

  • 重大事件のドキュメンタリー。一連のシリーズの3冊目となる。

    サブタイトルに「引き寄せた災、必然の9事件」とあるように、動機やきっかけがはっきりしている事件が多く扱われており、自分が読んだ2冊ほどの不気味さは感じなかった。

    シリーズ中初めて児童の虐待事件が取り上げられている。育児放棄と虐待の連鎖は悲しい。

  • 03.8.13

  • 色んな事件のいきさつが書いてあるだけだけど、そういう事に興味のあるあたしには面白かった。
    家庭環境って大事だねえ。

  • 「殺戮者は二度わらう」に続き、こちらも「新潮45」の事件ルポ集。
    取り扱った事件の数も同じで9つ。
    小説とは違う、ノンフィクションに特有の生々しさが記事の中に散見し、何気ない語句の中にゾッとするほどの恐怖を呼び起こされる箇所がある。特に犯人の吐き出す言葉は、これといって飾っていない箇所ほど異様な心理状態が垣間見えてぞくりとする。

「新潮45」編集部の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×