悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 (新潮文庫)

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制作 : 「新潮45」編集部 
  • 新潮社 (2008年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101239170

悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 14つの犯罪が書かれています。

    みーんなとっても残虐で悲惨な事件。
    これはみんな本当にあったことなんです。
    信じられない。

    こういうのを読んでるとき、「なんで犯人はこういう行為を行ったのか?」「この事件の裏には何があるのか?」と心理学的な立場からの好奇心で読んでしまうんだけど、やっぱり読んでるとつらい。。

    犯人は加害者であるのは確かだけど、実は過去にいろんな辛い経験をした被害者でもあって、それをひきづって事件を起こした風がします。
    もちろん殺人をしたのだから、これは罪を償わなければいけないんだけど、その加害者を育てた環境も責めなくてはいけないんではないか?と思う。

    こういうノンフィクションを読むと、うちの家庭は大丈夫だろうか?と思うけど、子供には常識をちゃんと植え付け、そして伸び伸びと育ってもらいたい。
    そう感じます。

    被害者のご家族や、加害者の家族などの心情を察するとはかりしれないけど、こういう事件が多い昨今、いろんなことに気をつけなければいけませんね。

    無残に殺されていった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

  • 世間を震撼した凶悪かつ残忍な殺人事件の真相を暴いたノンフィクション。どの事件も一度はニュースや新聞で見聞きしたことのある有名なものばかり。読んでいてズバリ、「事実は小説より奇なり」なんだなぁと思った。

  • 現実味がない現実。ホラー以上

  • もう、ほんとこんなんで殺されたら、
    やりきれない、という事件ばかり。

    人間は死んでいるか、生きているかの二択だとはいえ、
    こんなきっかけでは最悪の部類。

  • 『第四章』の三件が印象的。

  • 実際にあった14もの凶悪事件の真相。
    血の繋がった家族を始め、非道な殺人を犯した犯人たち。
    中には本当にそんなことが人間に出来るものなのか?と思うほど、残虐なものもあり、読んでいると気分が悪くなる。
    そんな犯行に及んだと思われる生い立ちや本性に迫ってはいるが、とても納得出来るものでもなく、理解に苦しむばかりだ。

    2014.8.29

  • これが現実に起こっているのかと思うと本当にこわい。
    人によって怒りのスイッチは違うといっても・・・理解できない。
    こういう人と出会ってしまったことが運命という言葉では片づけたくない。
    読んでいてかなりつらくなった。

  • ・木更津「年下夫」刺殺事件
    ・愛知「連続女性バラバラ」事件
    ・町田「新婚妻」絞殺事件
    ・中津川「一家五人」絞殺・刺殺事件
    ・土浦「両親・姉」撲殺事件
    ・大阪「母子」放火殺人事件
    ・渋谷「夫バラバラ」殺人
    ・名古屋「絞殺」事件
    ・福岡「連続夫殺し」
    ・名古屋「通り魔」連続殺傷事件
    ・滋賀「幼稚園二児」刺殺事件
    ・堺「三人連続」殺人
    ・熊谷「男女四人」拉致殺傷事件
    ・大阪「三角関係」猟奇殺人

  • 正直よくわからなかったですがとても良い本だと思います。

  • シリーズ第5弾。自殺サイトを悪用し、己の欲望を満たした事件と、2つの一家惨殺事件がとくに印象に残る。掲載された事件はいずれも、いつ我が身に降りかかってもおかしくないものばかり。ちょっとした行き違いや、人との縁で、取り返しの付かない事件に巻き込まれる。まさに人生「運しだい」・そんな実感を強くした。

  • 世間を騒がせた殺人事件を扱ったルポルタージュ。
    「新潮45」に掲載されたものをまとめたもので、本書以前に同様の本が4冊ある。

    掲載された14事件は記憶に新しいものが多い。
    犯人が逮捕されたときは大きく報道されたものの、その後は扱いも小さくなり、記憶の片隅に押しやられてしまった事件について、その真相や背景を知ることができた。

    シリーズ5冊、各巻の解説を読み比べると面白い。
    自分の心の中に犯人と同じ闇を見る者、裁判・司法制度に疑問をぶつける者、犯人に対する怒りをぶちまける者と切り口が様々である。

    自分は、これ程多くの事件のルポルタージュを読んで、死刑について考えてしまった。
    重大事件の犯人で、自ら死刑を望み、一審の死刑判決に対して控訴せず、死刑が確定するものがいるそうだ。解説には女児誘拐殺害事件の犯人の「無期懲役なら二十年ぐらいで仮釈放になって、また同じことをすると思う」との言葉が載っている。
    そんな犯人を死刑にすることは、はたして「自殺の代行」として望ましくないことなのだろうか。

  • 被害者になるも、犯罪者になるも、極々薄い紙一重のようにも思える事件についてのルポ。

  • 読んだ感想は、自分が知らない事件がこんなにあると改めて恐怖を感じました。
    またかなり残虐な事件を取り扱っているからですが、加害者に救いは必要無いと思いました。
    家庭環境の問題等があるにしても、同じ人間の出来ることでは無いと思います。
    非常に考えさせられる一冊でした。

  • 評価通り良かったです。

  • 人は、なぜ人を殺すのか。
    人が殺人者になる瞬間、そこにおとずれる感情とは。

    毎回読むたびにこころにずしんとくるシリーズ。

  •  新潮45」による、渾身の殺人事件ルポルタージュ第5集。
      今回も目を覆いたくなるような悲惨極まり無い事件のオンパレード。
      だったら読むなよと言われそうですが、こういったルポを読むことで、事
      件に対する怒り沸騰。
      以下、本書掲載の14事件。
      
      木更津「年下夫」刺殺事件
      愛知「連続女性バラバラ」事件
      町田「新婚妻」絞殺事件
      中津川「一家五人」絞殺・刺殺事件
      土浦「両親・姉」撲殺事件
      大阪「母子」放火殺人事件
      渋谷「夫バラバラ」殺人
      名古屋「絞殺」事件
      福岡「連続夫殺し」
      名古屋「通り魔」連続殺傷事件
      滋賀「幼稚園二児」刺殺事件
      堺「三人連続」殺人
      熊谷「男女四人」拉致殺傷事件
      大阪「三角関係」猟奇殺人
     人間も所詮動物だなと感じました。

  • 図書館で借りてみた。たいがいの事件は知ってたけど、やっぱ女性が
    サイコキラーのものはおもしろいね。
    いちばん最後の「十六歳少女が開けた地獄の扉」みたいなやつ、とりあえず
    監禁した男を睡眠薬や向精神薬で弱らせて、ひたすらカミソリで
    切り刻む女の話なんだけど、結局殺しちゃうんだけど、
    父親に性的虐待を受けてて、愛読書が法廷に証拠品で出されたのだが
    「世界殺人鬼ファイル」とか「残虐の世界史」とか「怪奇事件ファイル」
    みたいので、精神鑑定をはかるんですよ。
    もうね、周りにいっぱいいるっつーの。肉体精神問わず親から虐待
    受けてる友だちも、そんな本しか本棚にない友だちも(私もだけど)
    いっぱいいる。どうしてそういう連中が犯罪に実際走らないか、それは
    「まだ犯してないだけ」なのかもしんない、とは思う。それくらい、心の傷って平気で人を殺すよな、とはいつも思ってる。助かる方法はひとつだけ、自分から心を開くことのみ。

  • 「怖い」の一言につきます。
    14件の殺人事件にせまります。
    ぞっとします。
    鳥肌たちました。
    特に私が怖かったのは、

    断末魔の声に昂奮した「自殺サイトの死神」
    堺「三人連続」殺人

    です。
    人が苦しみながら死ぬのを見ると昂奮するという性癖を持つ男の犯罪。
    被害者の両手足をしばり、拘束した状態で、
    窒息と失神を繰り返し、じわじわなぶり殺した異常な犯人。
    しかもその殺す様子を録音・録画していました。
    こんな人間が生きて、街を歩いてるんだから、
    世の中って本当に怖いです。

  • 自分を含め、「人」が怖くなる。
    何をきっかけに殺人が起きるかわからない。
    自分も犯罪者側になる可能性はある訳で、それと同時に被害者になる可能性もある。

  • 2003年以降マスコミを騒がしたセレブ妻の夫殺害事件や、中国人妻の園児殺害事件など、いくつかの血なまぐさい事件とその背景を描いたノンフィクション集。信じられない虚飾の中から当然のように殺人に至るケースや、犯人の全く身勝手で理解不能な思考経路により殺人が起こるケースなど、病める社会といった印象が強いがしかし、過去にもこのような事件は起こっており、人間の深い業のようなものを感じる。

  • 実際に起きた殺人事件を扱ったルポ集の第5弾。
    グ〜タラな日常を過ごしているときなどに「おまえ、ちょっとまてよ」と自分を戒め、生活に緊張感を持たせるために、よく読みます。
    このシリーズは淡々とした冷静な語り口なのが良い。

    ここに取り上げられているような事件に巻き込まれる可能性って、やっぱりものすごく低いのだろうけど、この本を読み進めていくと、その低い可能性の中での自分が被害者、加害者になる割合っていうのは、ほとんど同じなんじゃないかと思えてきて、自分という存在が少し、怖くなります。
    ほんと、どっちになるかなんて、ちょっとの差なんだろうな、きっと。やだな。

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